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気持ちの切り替えができない時は「声に出すこと」ですぐ解決!

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日はぬいぐるみ心理学のお客様からも

よく話を受けるテーマを取り上げます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座
 

気持ちの切り替えができない

 

 

 

仕事でミスをして上司に怒られた時・・・

出かける前に旦那さんとケンカをした時・・・

相手に自分の意見が言えず落ち込んでいる時・・・

 

 

すぐに気持ちの切り替えができず、

引きずってしまうことはよくあります。

 

ただ、引きずり過ぎると、

その後の活動にも悪影響が出ます。

 

 

まさに過去の私もこのタイプ。

一度ミスをして引きずると、

次から次にミスを繰り返し、

自暴自棄になったこともあります。

 

気持ちの切り替えが早くできれば、

それだけその後に引きずらないことにもなります。

 

1日を気分良く過ごすことができますね。

 

 

気持ちの切り替えができない原因

 

 

ではどうして気持ちの切り替えができないのか。

 

その原因は簡単。

ショックを声に出していないからです。

 

 

頭の中にとどめればとどめるほど、

ショックな感情が増長し続け、

気づけば収集がつかなくなってしまいます。

 

 

「今感じているショックな気持ちを声に出してください」

 

お客様に時折この様に質問しますが、

たいてい出て来るのは3〜5つ。

 

頭の中で考え込んでいると、

何百ものショックな感情が渦巻いている様にも感じますが、

実際に声に出して見るとそこまで多くはないのです。

 

 

前半と後半で別のチームになる理由

 

 

私は中高とサッカーをしていましたが、

前半にものすごく出来が悪くても、

後半になると別のチームの様に変貌を遂げる、

そんなチームがいました。

 

前半と後半にはハーフタイムといって、

10分程の休憩時間があるのですが、

そこでどんどん声に出すのです。

 

上手くいかなかった点や

後半に向けての改善策を、

それこそ声が枯れるくらい伝え合うのです。

 

こうすると、何より前半のショックな気持ちが吹き飛び、

後半に向けて気持ちが切り替えられるのです。

 

逆にダメだった出来を頭の中で振り返ってしまうと、

結局後半になっても引きずってしまうのです。

 

 

とにかく声に出すこと。

これを続ければ、早く気持ちを切り替えることができます。

 

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。