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【お客様の声】周りから認めて欲しいと思う自分から卒業できました

[最終更新日]2023/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

ふと最近、お客様の変化を振り返っていました。

 

お客様の変化を振り返りながら、

変化を起こすお客様の共通点を見つけること。

私にとって楽しいことの1つです。

 

例えばこれまでのお客様には、

長年の夢だったフランス留学を実現させたりと、

変化を起こされたお客様がいました。

 

こうして次々に変化が起こるのは私も本当に幸せです。

 

周りから認めて欲しいと思っていました

さて、今日はあるお客様の声を紹介します。

 

東京在住の戸田さん(仮名)は、もう2年近く前のお客様。

 

仕事で周りの反応を気にして、

自己犠牲をしながら振る舞う自分から卒業したく、

ぬいぐるみ心理学にたどり着きました。

 

「正直、もう自分を抑えて働きたくない」

「もっと自然体の自分で、居心地良く働きたい。」

 

何度もこの言葉を発していましたし、

強い想いを感じました。

何でも戸田さんは学生時代から少しずつ、

周りの反応を気にする様になったとのこと。

 

就職活動をするときも、

「社会的には」「一般的には」といった言葉に気をつられ、

また両親からの「こうした方が良いよ」という言葉につられ、

そこまで思い入れのない会社へと入社。

 

一般的な知名度こそ高い会社だったものの、

「ここで働きたい!」という想いは弱く、

案の定、入社3年で転職。

 

「仕事を変えれば自分らしく働けるはず」

こんな思い込みがあったのですが、

仕事を変えても上司やお客様の反応を気にしてしまい、

どこか窮屈な毎日を過ごしていました。

 

その後何度か転職を重ねたものの、

「仕事ではなく、自分が根本から変わる必要があるのでは…」と感じ、

ぬいぐるみ心理学に出会われました。

 

悩みは形を変えて何度も繰り返す

戸田さんも気づいていらっしゃいましたが、

悩みは形を変えて何度も繰り返されます。

 

戸田さんの場合は自分の気持ちを抑えながら、

そして周りの目を気にしながら働いていました。

 

意見を言いたい場面でも、

「この意見を伝えたら気を悪くするかな…」と感じ、

意見を飲み込んだり、遠回しに伝えたり…

 

その結果、「戸田さんの考えを聞かせて欲しい」と

何度か上司から個別に呼び出されたこともあったのです。

 

仕事を変えても、

そして職場の人間関係が変わっても、

周りの目を気にしながら働く状況が変わらない限り、

同じ悩みは何度も繰り返されます。

また戸田さんは怒りっぽい人が苦手であり、

新卒入社した会社にも厳しい口調で叱りつける上司がいました。

 

「転職したらもうあの上司とは関わらなくて済む」

この様に思っていたのですが、

転職先にも似た様な上司はいました。

 

まさに「悩みは何度も形を変えて繰り返される」です。

根本から変わりたい。

自分の意思で行動して前に進みたい。

 

最初は不安や怖さも混ざっていましたが、

こうした想いを強く感じたので、

ぬいぐるみ心理学を通して自信のない自分から卒業するための一歩を踏み出し始めました

 

怒りっぽい上司が本音を受け止めてくれた

戸田さんにぬいぐるみ心理学の内容を伝えながら、

実践状況をメールで確認し、

まずは職場で自分の気持ちを素直に表現できることを目指しました。

 

また自分の意見を抑えてしまった瞬間に、

そのまま溜め込まずに意見を伝える方法についてもお伝えし、

上司やお客様と関わる場面で実践いただきました。

 

実践当初は自分の意見を抑えてしまうこともありましたが、

「本当はどうしたかったのか?」と振り返ることで、

次第に言いたい時に意見を言え、

聞きたい時に意見を聞ける様になりました。

何より戸田さんが嬉しかったのは、

怒りっぽい上司が自分の本音を受け止めてくれたこと。

 

上司に本音を伝えることについて、

「絶対に無理です!」と始めは戸惑っていたものの、

一歩ずつ実践を積み重ねるうちに、

「やっぱり自分の気持ちを伝えたい」と気づき、実際に伝えることができた。

 

普段は怒りっぽい上司も、

自分が本音を伝えたら素直に受け止めてくれ、

良い点と改善点を伝えて下さったとのこと。

 

これが本当に嬉しかったと喜んでいました。

 

そして怒りっぽい上司に意見を伝える程、

なぜ上司を怒りっぽいと感じていたのかにも気づける様になり、

今では自然とコミュニケーションが取れる様になっているとのことです。

悩みが形を変えて繰り返されるなら、

向き合うと決め、一歩ずつ行動する。

そして行動の積み重ねが、やがては自信につながる。

 

戸田さんの実践を振り返って、

私自身も改めて感じます。

 

あなたが自信がない自分から卒業し、

自信を生み出しながら本当に望む毎日を実現することを、

私も背中を押し続けたいと思います。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。