menu

【意外】作り笑いをする人の心理背景を解説

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日は「作り笑い」についてお伝えします。

 

作り笑いを意図的にしている人もいれば、

「何か無理して笑ってるみたいだね」と、

自覚がないのに周りから指摘されてしまう人もいるでしょう。

 

前者の場合は意図的に行っているので良いのですが、

後者の場合は自分でも理由がわからず、

悩みが深まるばかりです。

 

過去の私も周りから、

「何か心から笑ってないみたいだね」等、

作り笑いであることを指摘されたことが何度もあります。

 

「何でだろう…」

「笑ってるはずなのに…」

と悩みは深まるばかりでした。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

作り笑いをする人の心理背景

 

 

ではなぜ作り笑いをしてしまうのか。

 

作り笑いをしてしまう背景には、

「周りの反応を気にする自信のなさ」があります。

 

そもそも周りの目を気にしていなければ、

笑いたい時に笑いたい様に笑えるはずです。

 

作り笑いになっているということは、

心から笑えていないということ。

どこかぎこちなさが残っている状態とも言えます。

 

「自分の感情を表現してはいけない」

「周りに合わせて笑っておいた方が良い」

 

こうした心理背景から、

何となく笑ってその場をやり過ごす様になり始めました。

 

もちろん最初は自覚があります。

「何で笑ってるんだろう…」という様に、

自分で作り笑いに疑問を感じていたかもしれません。

 

ですが作り笑いをすればする程、

もはやそれが当たり前の様になってしまったのです。

 

「心から笑ってないみたいだね」等、

作り笑いであることを指摘されても、

もはや自分自身がそれに気づいていない状態なのです。

 

心から笑える様になる方法

 

 

「これからも作り笑いをし続けたいか」

まずは自分に問いかけてください。

 

作り笑いが習慣になればなる程、

笑いたい時に心から笑うこともできなくなります。

 

作り笑いをする自分から卒業したいなら…

そして心から笑える様になりたいなら…

まずは自分で自分の気持ちに気づくことです。

 

その時その瞬間に何を感じているのか。

これをまず自分で声に出してみてください。

 

頭の中で考えるのではなく、

実際に声に出すのがポイントです。

 

作り笑いをしている状態とは、

自分で自分の感情に鍵をかけている様な状態。

 

何を感じているのか、

自分で気づきにくくなっています。

 

感情に鍵をかけていれば、

当然ですが笑うことはできないですよね。

 

だからこそ、まずは自分の感情に気づくこと。

この練習をしていく必要があります。

 

この練習を飛ばして、

いきなり自然に笑える様になることはありません。

 

一歩ずつ、自分の感情に向き合うこと。

無料講座でもお伝えしている内容ですが、

ここが第一歩であり、一番大切なポイントであると言えます。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。