13Jun
[最終更新日]2021/08/10
こんにちは、伊庭和高です。
今日はヒューマンセンサーについて取り上げます。
私自身も半月前までは、
ヒューマンセンサーという言葉すら知りませんでした。
たまたま久々に電話で話した大阪の友人から、
「伊庭さんはヒューマンセンサー受けた方が良い」
「私は受けたことないけどね」
という謎の言葉をもらったので…(笑)
「何か面白そうだし受けてみるか!」
と事前情報一切なしで受けることにしたのです。
事前にホームページを調べると、
脳の動きの診断をして、
その人が生まれながらに持っている行動特性を調べるというもの。
ただ受診料が21000円と、若干高い…
ただ、私はyahooで検索したのですが、
サイトの下に表示される文章が面白すぎて、
ノリで受けることを決めました!
=====
わ. わた. わたし. わたし の. わたしの. わたしの能. わたしの能力. わたしの能力は. わたしの能力は何. わたしの能力は何? ど. どう. どうす. どうすれ. どうすれば. どうすれば活. どうすれば活か. どうすれば活かせ. どうすれば活かせる. どうすれば 活かせるの.
=====
いや、何かの心霊現象かと思いました(笑)
トップページに表示される画像。
ここに表示される文字がなぜか1文字ずつ表示されています。
ということでさっそく、
ヒューマンセンサーを受けて来ました!
ちなみに、それまでは銀座で行われていたものの、
半年前から会場が虎ノ門に変わっていました。

ヒューマンセンサーを受けて来た!
会場に時間ギリギリで入ると、
既に30名近くの参加者でびっしり。
簡易的な机とイスを用意され、
最後尾で聞くハメになりました。
基本的には紹介や口コミで広がっているとのこと。
これはすごいなと思いました。
日曜日に参加したとはいえ、
子供から大人、高齢の方まで、
本当に幅広い方がいらっしゃっていました。
内容を簡単にまとめると、
午前中に指に装置をつけて、
脳の動きをリサーチします。
その後、午後からは脳のタイプが診断され、
それに基づいた説明が行われるというもの。
ガッツリ1日かけての診断&セミナーというものでしょう。
その後、会場外のカフェに移動して、
希望者は質疑応答の時間があります。
私は一番最初に隣に行き、
かなり長い時間話し込んでいました。
事前情報なしで行った方が良いので、
細かい脳のタイプについては伏せますが、
かなり面白いですよ!
何が面白いかって、
解説して下さった副島さんという方が、
「本当に好きでやってるんだな…」
というエネルギーに満ちていて、
診断結果そっちのけで聞き入ってしまいました。
ちなみに診断を受けると、
1人ずつに診断結果シートがもらえます!
正直言ってヒューマンセンサーの様に、
自分の性格・特徴を診断するツールは、
日本中にあふれかえっています。
脳から自分の特徴を読み解いているので、
おそらくかなり精度は高いと思いますし、
自分も納得させられる部分が多々ありました。
ただ、こうした診断ツールについては、
「どう受け止め、どう活かすか」ありきだと思います。
私も学生時代には、
こうした自己分析ツールに一時期ハマっていました。
ただ、ツールによって微妙に違う部分もあります。
「このツールではこう言われていたのに、
今の現状とはまったく当てはまっていない!」
「別のツールを使ってみよう!」
こうして様々なツールに手を出しながら、
結局は日常生活につなげようとしない。
せっかく高いお金を払ったのに、
単に診断結果を見て一喜一憂するだけになってしまうのです。
まるで占いを次から次に受けるかの様に…
私は現在、ぬいぐるみ心理学を提供しながら、
「自分の心に素直に振る舞う」
「ありのままの自分を取り戻す」ことを伝えています。
どんなツールよりも、
結局は自分がどうしたいか。
人間はその時の状況によって感じ方も変わるので、
まずは感じるままに振る舞うことが第一だと考えています。
ありのままの自分で振る舞える様になった、
自分の心に正直に振る舞える様になった、
このタイミングでヒューマンセンサーの様なツールに触れれば、
かなり良い気づきが得られます。
自分らしさという変わらない感覚をベースに、
生まれ持った脳の特性を把握し日常に活かせます。
ツールに振り回されずに、
ツールを効果的に活かすには、
まず自分らしく振る舞えることに意識を向ける必要があります。
まず自分の心に素直に振る舞う。
この前提を意識できて、初めてヒューマンセンサーは効果がある。
少なくとも、私はそう感じました。
もちろんヒューマンセンサーは良いツールですし、
個人的にはかなり惹き込まれる部分がありました。
「受けて損はないな」と心から感じています。
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で4000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では850以上の記事があり、月に11万以上のアクセスがある。
受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年4月、ついに1冊目の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版(増刷)。Amazonおよび全国書店にて販売中。