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カフェは儲かるのか?人気店を見極める3つの目

[最終更新日]2018/10/15

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

 

さて、私はぬいぐるみ心理学を提供する時に、

たいていカフェを利用しています。

 

私自身がカフェ好きだということも大きいのですが、

落ち着いた空間でじっくり向き合うのに最適な場所なんですよね。

 

もちろんチェーン店ではガヤガヤして集中できないので、

個人経営のお店や隠れ家的お店を狙って行きます。

 

そんな中、この前カフェでの個人面談を終えた後、

ふとこんな疑問が湧いてきました。

 

 

「カフェって儲かるの?」

 

それこそ、コーヒー1杯頼んで何時間も居座る人もいます。

1時間にお客さんが1ケタということもあります。

ビジネス的に見たら、大赤字ではないか・・・

 

もちろん大手チェーン店の様に、

値段を安くしてもお客さんの回転を上げていければ、

利益は出ていくでしょう。

 

ですが個人経営のカフェは仕入れ値だったり提供スピードだったり、

あらゆる面で大手には勝てません。

 

 

よく「カフェを開きたい」と語る人はいますが、

このままの状態で経営が成り立たないのではないか。

 

こんな疑問が浮かんで来たのです。

 

私自身がカフェのヘビーユーザーということもあり、

せっかくなので、今回はこのテーマについて考えてみます。

 

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儲かるカフェを見極める3つの視点

 

 

では、カフェを経営する上でどうすれば儲かるのか。

 

本やネット、店主への聞き込みなどを行い、

見えて来た3つの視点をお伝えします。

 

 

その1:値段と回転率

 

 

これは鉄則でしょう。

 

カフェで提供するメニューの値段をどうするか。

 

安くするのか高くするのかによって、

当然売上は変わってきます。

 

 

また、値段と密接に関わってくるのが回転率です。

値段を安くしてお客さんに長居されたら大赤字です。

その逆で、値段を高くしたのにすぐに帰らされたら不満が残ります。

 

例えばマクドナルドは値段が安い分、回転率を大事にしています。

 

100円でコーヒーを提供している一方で、

長居はさせないという姿勢がにじみ出ています。

 

それこそ、壁の色を赤めで統一しているのも、

赤という色が長居を防ぐのに効果的だからです。

 

値段設定と回転率をどうするか。

これが上手くはまっていれば、利益が出ていると言えるでしょう。

 

その2:セットメニュー

 

 

どんなに素敵なカフェでも、単品で頼まれ続けたら経営が持ちません。

 

ランチセットやケーキセットなど、

セットメニューを売っていくことで利益を出していきます。

 

「コーヒー1杯だけを頼もうとするお客さんに、

いかについで買いをしてもらうか」

これがポイントです。

 

だからこそ、セットドリンクを+100円で頼めたりお得感を出しています。

 

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その3:パーティープラン

 

 

カフェとはいえども、一度に多くのお客さんが入ってくれれば、

当然のことながら儲けにつながります。

 

そのためには、結婚式の2次会や飲み会といった、

パーティープランに対応できた方が良いでしょう。

 

1人3000円はとれますし、一気に収入が入ってきます。

 

見方を変えれば、貸切になっているカフェは儲かっているということです。

 

 

また、会議室や個室を用意しているカフェも強いです。

1時間いくらで部屋を貸し、ドリンクを注文してもらう。

一度に多くの人を入店させられますし、願ったり叶ったりです。

 

私が過去に行ったカフェで面白い取り組みをしていたのが、

合計で10人近くが座れるソファー席を用意していることです。

 

これなら何人もの人を連れて来れますし、

ソファー席でゆったりしてもらえればついで買いも期待できます。

 

最後に

 

居心地が良い相手 画像

 

ここまでは、「カフェが儲かる視点」について伝えました。

 

ですが、何もカフェが儲からなくても存続している。

「道楽」の様なケースもあります。

 

自宅を改築して、年金で暮らしながらカフェをやるケース。

他に収入を得る仕事があり、副業的にカフェを始めるケース。

旦那さんが高収入のため、カフェの赤字を気にしなくて良いケース(笑)

 

オシャレな雰囲気を見て「私もカフェを開きたい」と思う前に、

カフェを開いて経営を成り立たせることができるのか。

 

まず考える必要があります。

 

 

実はカフェって難易度の高い職業なんじゃないか…

この記事を書いていて、ものすごく痛感しています。

 

「ぬいぐるみカフェを開いてください」という謎のリクエストを、

私はこれまでもらったことがあります(笑)

 

ですがこうした背景を見ると、簡単には進出できなそうですね。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で4000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では850以上の記事があり、月に11万以上のアクセスがある。
受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年4月、ついに1冊目の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版(増刷)。Amazonおよび全国書店にて販売中。