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「人の目が気になるのは自意識過剰ではないか?」と悩む人へ

[最終更新日]2024/08/27

こんにちは、伊庭和高です。

 

「人の目が気になる」という相談は、

毎日の様に私の元へ寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

人の目を気にするほど悩みも深まります。

 

「人の目が気になるのは自意識過剰ではないか?」

 

こうした思いを抱く人もいて、

ネガティブ思考ばかりしてしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人の目が気になる深層心理を解説します。

 

その上で人の目を気にせず生きる方法を、

独自の切り口からお伝えします。

 

人の目が気になるのはなぜ?

まず結論からお伝えすると、

人の目が気になるのは自意識過剰ではなく、

別の理由があるのです。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人の目が気になってしまうのも、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば人の目を気にしません。

 

人目を気にせず堂々と振る舞えたり、

あれこれ頭の中で考えすぎることもないのです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

人の目が気になる自信のなさを3つ紹介します。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「嫌われてしまったら…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

人の目が気になる様になります。

 

人の目を気にするほど、

失敗を怖がって行動に移せなくなります。

 

確かに失敗はしないでしょうが、

同時に成功することもありません。

 

その意味では失敗を恐れているのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

周りの評価を気にしている

「評価が下がらない様にしないと…」

「あの人よりも劣っているかも…」

 

仕事でもプライベートでも、

周りの評価を気にして悩む人は多いです。

 

周りからどう見られているかが気になり、

常に気が抜けないのです。

 

ただしどれだけ周りのことを考えても、

周りの気持ちはコントロールできません。

 

評価もその時々で変わってしまうので、

いつまでも周りの評価を気にして悩むのです。

 

やりたいことがわからない

「何がやりたいかわからない」

「自分の感情がわからない」

 

こうした気持ちを抱いている人は、

人の目を気にしがちです。

 

自分の気持ちがわからないから、

周りにどう見られているか気にするのです。

 

言われたことはこなせたり、

生きていくことはできるでしょうが、

どこか物足りなさを感じることもあります。

 

悩みは形を変えて繰り返される

人の目が気になる状況は、

時間が解決してはくれません。

 

異動や転職や引っ越しなど、

付き合う人や環境を変えても、

同じ様に人の目を気にするのです。

 

自分自身が変わらなければ、

相手を変えても人目を気にしてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分が変わることに集中することで、

人の目を気にせず生きていける様になります。

 

人の目を気にせず生きる2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

人の目を気にせず生きれる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

人の目が気になる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの評価が気になったり、

失敗を怖がってしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

人の目が気になる人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

相手のことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ず悩んでしまいます。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

人の目を気にする人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」と考え、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも自分の気持ちがわからないのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

人の目を気にせず生きるために不可欠です。

人の目を気にしていると、

ストレスや疲れも感じやすくなります。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

周りにどう思われるかを考え続けてしまうのです。

 

これでは幸せな毎日は送れません。

 

人間関係で悩みに直面したりと、

生きづらさを感じるでしょう。

 

人の目が気になる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。