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恩着せがましい人の3つの口癖!してあげる・して欲しい・してくれない

[最終更新日]2025/03/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

「恩着せがましいと言われた」

「恩着せがましいのを治したい」

 

年齢や性別を問わず、

私の元によく寄せられる相談です。

 

いかにも恩恵を与えたことを、

相手にありがたく思わせようとする態度や心境

 

これが恩着せがましさです。

 

相手にありがたく思わせようとしていたり、

思った通りの反応でないとイライラもやもやすることもあります。

 

これでは感情も乱れやすくなりますし、

人間関係が悪化することもあります。

 

恩着せがましくなってしまうのは、

すぐにでも改善する必要があるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恩着せがましい人の口癖を解説します。

 

恩着せがましい人の3つの口癖

「してあげる」

「して欲しい」

「してくれない」

 

これが恩着せがましい人の3つの口癖です。

 

恩着せがましい人は、

見返りを求めています。

 

「してあげたんだからしてほしい」

「してあげたのにしてくれない」

 

こうした心理背景があるのです。

 

まさに見返りを求めていると言えます。

 

相手がどう感じるかは相手次第であり、

自分にはコントロールできません。

 

それなのに見返りを求める気持ちがあるので、

恩着せがましい態度をとってしまいます。

 

承認欲求が強い

心理学には承認欲求という言葉があります。

 

認めてほしい

褒めてもらいたい

評価されたい

 

これらも承認欲求ですが、

承認欲求が強い人は恩着せがましくなります。

 

恩着せがましい態度をとることで、

自分を承認してほしいと思っているのです。

 

先に恩を売っておくことで、

認められたり褒められることを狙っています。

 

自分で自分を認めるのではなく、

誰かに認めてもらおうとする姿勢があります。

 

先ほど紹介した3つの口癖も、

承認欲求の強さが背景にあると言えます。

 

何がやりたいかわからない

やりたいことがわからない人ほど、

誰かに何かをしてあげようとします。

 

仕事でもプライベートでも、

やりたいことをやっていれば自分で自分を満たせます。

 

ですがやりたいことがわからないので、

誰かに何かをしてあげることで自分を満たそうとするのです。

 

相手に何かをしてあげることで自分を満たすので、

恩着せがましい態度をとりやすくなります。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恩着せがましい態度をとってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば恩着せがましい言動をとりません。

 

見返りを求めることもなく、

心穏やかに接することができます。

 

その一方で自分に自信が持てないと、

恩着せがましい言動をとる様になります。

 

承認欲求が強くなったり、

やりたいことがわからないのも、

自信のなさが背景にあります。

 

先ほど紹介した3つの口癖も、

自信のなさが出ている状態なのです。

 

恩着せがましい人の末路とは?

仕事でもプライベートでも、

恩着せがましいままでは幸せな未来は待っていません。

 

人間関係がギクシャクしたり、

信頼を失ってしまうこともあります。

 

恩着せがましい態度をとっていると、

どこかで必ず壁に直面するのです。

 

異動や転職や引っ越しなどで環境を変えても、

自分が変わらないと同じ悩みを繰り返します。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分自身が変わる必要があります。

 

恩着せがましいのを治す2つの方法

 

次に現状を好転する方法を、

独自の視点から解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

恩着せがましいのは改善できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組む方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

恩着せがましい人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず頭の中で考える癖があるのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

ネガティブに考えてしまうほど、

承認欲求が強くなったり、

見返りを求めてしまったり、

自分の気持ちがわからなくなります。

 

恩着せがましい言動をとる時は、

頭の中で考えがちなのです。

 

どんな言葉でも大丈夫ですので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を改善するための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみを意識して活用することで、

人に注意できない悩みも早く改善できます。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

恩着せがましい人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「してほしい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分を主語に問いかけていない状態です。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっているのです。

 

他人軸になっているから、

恩着せがましい態度をとってしまいます。

 

「どうしたい?」を習慣化することが、

恩着せがましいのを変えるためには不可欠です。

恩着せがましいのを改善できれば、

悩みも解決し穏やかに毎日を過ごせる様になります。

 

より良い人間関係を築けますし、

自分で自分を認めることもできる様になります。

 

恩着せがましくなる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を今から変えていきましょう。

 

「してあげる」

「して欲しい」

「してくれない」

 

これらの言葉が浮かんだ時に、

語尾を「したい」に置き換えていけるかどうかが、

現状を好転するポイントになります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。