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なぜスヌーピーの大きいぬいぐるみを買うのか?心理背景を解説

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日はスヌーピーのぬいぐるみを取り上げます。

 

 

六本木に誕生したスヌーピーミュージアム。

先日初めて行って来ました。

 

グッズ売り場やカフェにも長蛇の列。

事前にチケットを予約しないと入れない程の混雑状況でした。

 

個人的には谷川俊太郎さんの

「虹をつかむ犬」という詩が特に印象に残っています。

 

詳しくは今後取り上げるとして、

今回はグッズショップで気になったことを取り上げます。

 

ぬいぐるみ 飽きる 理由 画像

ショップには値段も様々に、

スヌーピーグッズが取り揃えられていました。

 

そこでひときわ目を引いたのが、

スヌーピーの特大のぬいぐるみ。

 

大きさによって値段は異なるものの、

1万円するものから最大で5万円のものまで!

 

さすがの私でも躊躇してしまう値段・・・

 

ところが、5万円はさすがに少ないものの、

1万円のぬいぐるみを抱えた人があちこちに・・・

 

女性はもちろん男性まで、

嬉しそうにぬいぐるみを抱えているのです。

 

 

「どうしてスヌーピーのぬいぐるみが欲しいのか?」

「どうして大きなぬいぐるみが欲しいのか?」

 

ぬいぐるみ心理学の知識も使いながら、

理由を私なりに整理してみました。

 

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なぜスヌーピーの大きいぬいぐるみを買うのか?

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まずは大きなぬいぐるみを買う理由。

どうして大きい方が良いのでしょうか?

 

 

理由は様々考えられるのですが、

スヌーピーミュージアムへ来ていた人を見る限り、

安心感や包容力を求めている様に感じました。

 

大きいということは、寄りかかることができる。

自分が弱っていても、不安な気持ちがあっても、

すべてを委ねてもたれかかれる様な存在です。

 

その背景には不安な気持ちがあるかもしれないし、

あるいは一時的に仕事で困難を抱えているかもしれない。

 

どんな背景があるかはわからないものの、

安心して自分をさらけ出せる存在がぬいぐるみです。

 

特にクマのぬいぐるみについては、

これがよく当てはまりますね。

⇒くまのぬいぐるみが好きな人の心理を大解剖!

 

 

一概に男性だからと決めつけるわけではないものの、

大きなぬいぐるみを買うのに抵抗があってもおかしくないもの。

 

スヌーピーミュージアムという非日常の空間が、

周りの目を気にせず素の自分をさらけ出させてくれたのかもしれません。

ぬいぐるみ心理学 恋 画像

そして次に、どうしてスヌーピーなのか。

 

もちろんスヌーピーが好きということもありますが、

スヌーピーの瞳に個人的には注目しています。

 

ぬいぐるみにされるスヌーピーは、

丸い目をしているか優しい目をしている。

癒し系キャラの様な雰囲気を出しています。

 

そばにいるだけで、つい心を許してしまう。

これも安心感や居心地の良さにつながって来ますね。

 

 

同様のケースはクマのプーさんにも言えます。

 

プーさんもクマにも関わらず、

どこか全てを包み込んでくれそうな瞳をしていますからね。

 

 

もちろん真相は買った当人に聞かないとわかりません。

 

ただ、全体的な傾向としては、

心理背景に「安心感」や「包容力」といったキーワードがありそうですね。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。