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偽善者の末路は3つ!特徴をぬいぐるみ心理学で解説

[最終更新日]2024/09/10

こんにちは、伊庭和高です。

 

「偽善者な性格に悩んでいる」

「偽善者ぶるのをやめたい」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談は定期的に寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

偽善者の一面が出るほど上手くいきません。

 

自分でも無意識に偽善者ぶってしまい、

周りから嫌がられることもあるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

偽善者になる原因と改善策をお伝えします。

 

偽善者の末路

 

偽善者の末路は3つで、

どれも幸せなものではありません。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの信頼を失う

偽善者ぶって振る舞えば、

次第に周りの信頼を失うでしょう。

 

「あの人は信用できない」

「距離を置いた方がいい」

 

この様に思われるのです。

 

最初は信用してくれても、

偽善者ぶれば態度がコロコロ変わるので、

次第に不信感を与えてしまうのです。

 

自分の気持ちがわからなくなる

偽善者の一面が出るほど、

周りにどう思われるかを気にします。

 

そもそも周りに人がいなければ、

偽善者ぶって振る舞う必要はありません。

 

周りのことを先に考えてしまい、

結果的に自分の気持ちがわからなくなります。

 

流されるまま生きていく

何より偽善者の一面が改善されないと、

自分の人生を主体的に生きていけません。

 

もちろん偽善者を続けていても、

暮らしていくことはできるでしょう。

 

ですが自分の気持ちがわからず、

人間関係も上手くいかなくなるので、

次第に流されるまま生きる様になります。

 

「何のために生きているのか?」と、

虚無感を抱くことも出てくるでしょう。

 

偽善者になってしまうのはなぜ?

そもそも冷静に考えてみれば、

生まれた時から偽善者な人はいません。

 

偽善者な赤ちゃんなど、

どう考えてもいないのです。

 

つまり偽善者とは生まれ持った性格ではなく、

成長する中で後天的に身についたものです。

 

「では一体なぜ、偽善者になってしまうのか?」

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

偽善者になってしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば偽善者ぶることはありません。

 

自分の気持ちを偽らずに振る舞えるのです。

 

周りにどう思われるか気にしている

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

 

偽善者の人ほど、周りの反応や評価を気にしています。

 

「どう思われるのか…」

「嫌われない様にしないと…」

「評価される様に振る舞った方がいい…」

 

この様に他人軸で行動しているのです。

 

自分の気持ちを抑え込んだり、

周りに何でも合わせたりするのも、

偽善者の人の特徴です。

 

自分に自信がないから、

周りにどう思われるか気にしてしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う相手を変えれば気も楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも偽善者の一面が出てしまいます。

 

環境を変えてリセットボタンを押しても、

自分が変わらないと同じ悩みに直面するのです。

 

つまり偽善者になってしまうのは、

時間が解決してはくれません。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分が変わる必要があるのです。

 

偽善者の一面を改善する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

偽善者の一面を改善する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を今から変えていけます。

 

自分の気持ちを声に出すこと

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

偽善者になってしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りにどう思われるかが気になり、

自信のなさが出てしまいます。

 

その結果、偽善者ぶって振る舞うのです。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

友達や同僚や家族など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

偽善者を改善する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

偽善者になってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えているので、

偽善者ぶった振る舞いをしてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

偽善者をやめるために不可欠です。

 

お客様のエピソードを紹介します

 

ここからはお客様のエピソードを紹介します。

 

大分県在住の広田さん(女性・仮名)は、

偽善者ではないかと悩む中で、

私のことを知りました。

===ここから===

 

仕事でもプライベートでも、

どこか良い人ぶって接してしまうのが癖になっていました。

 

「偽善者みたいだよね」

「心がこもっていないよ」

 

同僚や恋人からこの様に言われることがあり、

「私は偽善者なのか?」と悩む様になりました。

 

「偽善者の原因は自信のなさ」

伊庭さんの言葉を聞いて思わず納得しました。

 

昔から自分に自信がなく、

周りの顔色を伺うのが癖になっていました。

 

怒られない様に、嫌われない様にと考え、

他人軸で振る舞っていた気がしました。

 

だから交友関係もそこまで深くならず、

気疲れでストレスを感じることもありました。

 

===ここまで===

 

広田さんに起こった変化

 

私は広田さんのお話を聞きながら、

先ほど紹介した2つの方法をお伝えしました。

 

また広田さんの現状を踏まえ、

個別に意識するポイントをお伝えしました。

 

ぬいぐるみ心理学を実践し始め数週間で、

広田さんは手ごたえを感じました。

===ここから===

 

自分の気持ちを声に出すことは、

それまで全くしてきませんでした。

 

声に出す前に頭で考え、

ますます周りの顔色を伺っていました。

 

ブツブツと気持ちを声に出すことで、

ネガティブ思考も落ち着きますし、

現状を冷静に受け止められる様になりました。

 

そして「どうしたい?」の問いかけも、

毎日の様に意識して過ごしました。

 

周りを気にするのが癖になっており、

つい偽善者ぶってしまいそうになるので、

「違う、私はどうしたい?」と立ち止まる様にしました。

 

今までなら自分を抑えたり、

周りに合わせてしまう場面でも、

言いたいことを言える様になりました。

 

おかげで人間関係の悩みもなくなり、

偽善者と言われることもなくなりました。

 

===ここまで===

仕事でもプライベートでも、

偽善者のままでは幸せな未来は待っていません。

 

人間関係の悩みに直面したり、

自己嫌悪の気持ちも強まります。

 

偽善者になってしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。