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恵まれているのに満たされないと思う3つの心理と解決策とは?

[最終更新日]2023/10/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

恵まれた境遇だと感じるのに、

何だか満たされない気持ちを感じることはあります。

 

「恵まれているはずなのに…」

「どうして心は満たされないのか…」

 

答えにたどり着けず、

悩みを深めてしまう人も多いのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恵まれているのに満たされないと感じる心理背景を解説します。

 

その上でどうすれば現状を好転できるか、

独自の切り口からお伝えします。

 

恵まれているのに満たされないと感じる心理

 

恵まれているのに満たされないと感じるのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

他人軸で生きているから

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸で生きていると満たされない気持ちが増大します。

 

常に周りを気にしたり、

周りが求めることばかりしていると、

心が満たされなくなってしまうのです。

 

親が望む進路を選択したり…

会社が望む働き方をしたり…

パートナーが望む自分を演じたり…

 

評価されたり豊かな生活ができても、

自分の気持ちを犠牲にしてしまうので、

どこか満たされなさを抱き続けてしまいます。

 

やりたいことがわからないから

何がしたいかわからないと、

心は満たされません。

 

たとえ十分に恵まれた境遇でも、

自分がしたいことがわからなければ、

「これでいいのかな…」と疑問を抱くでしょう。

 

先ほどもお伝えした様に、

やりたいことがわからなくても生きていけます。

 

それなりに良い生活が送れても、

自分の気持ちがわからないので、

心にポッカリ穴が開いた様な感覚に襲われるのです。

 

自分で自分を認められないから

どれだけ恵まれた生活をしても、

そんな自分を認められない人がいます。

 

「まだ十分ではない…」

「あの人の方がすごい…」

「こんなことで喜んではいけない…」

 

こうした気持ちを抱くほど、

自分で自分を認められなくなります。

 

結果的に満たされなさを感じ、

悩みが深まるのです。

 

満たされなさの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恵まれているのに満たされないのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば満たされなさは感じません。

 

今の状況に満足しながら、

穏やかに過ごすことができるのです。

 

他人軸で生きていたり、

やりたいことがわからなかったり、

自分を認められないのも、

自信のなさに直面している状況です。

 

悩みは形を変えて繰り返される

私はよく、悩みは形を変えて繰り返されるとお伝えします。

 

異動や転職や引っ越しなど、

環境を変えても根本的な変化につながりません。

 

周りが変わっても自分が変わらないと、

満たされなさに襲われてしまうのです。

 

つまり満たされなさを感じる状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

現状を好転する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

満たされなさを感じる状況を抜け出せます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

満たされなさを感じる時ほど、

普段から自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の90%が、

ネガティブな内容だとも言われています。

 

満たされなさもネガティブな状態なので、

頭の中で考えている時に抱きがちなのです。

 

どんな気持ちも自分で声に出すことが、

現状を変えるための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

満たされなさを感じる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分で自分を満たすことができません。

 

他人軸に影響されてしまい、

満たされなさが襲ってくるのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語にして行動することは、

満たされなさを手放すために不可欠です。

満たされなさを感じていても、

幸せな未来は待っていません。

 

たとえ周りから褒められても、

心の中は満たされないのです。

 

恵まれた状況であっても、

心が満たされているかは関係ありません。

 

満たされなさを感じる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。