11May
[最終更新日]2022/03/30
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは「愛情表現」
恋愛や夫婦関係において、
愛情表現の仕方がわからず悩んでいる人は多いです。
相手がショックを受けることもあれば、
愛情表現できない自分が嫌になることもあります。
愛情表現が上手くできないと、
幸せな未来は待っていないのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
愛情表現の仕方がわからない原因と解決策をお伝えします。
目次
なぜ愛情表現の仕方がわからなくなるのか
愛情表現の仕方がわからない人には、
2つの共通点があります。
どちらか1つに当てはまることもあれば、
両方に該当することもあります。
相手の反応を気にしているから
「変に思われたらどうしよう…」
「怒られたらどうしよう…」
「バカにされたらどうしよう…」
この様に相手の反応を気にしていると、
素直な気持ちを伝えられなくなります。
相手にどう思われるかを先に考え、
愛情表現にブレーキがかかってしまうのです。
自分の気持ちを抑えているから
自分の気持ちを抑えがちな人は、
愛情表現の仕方がわからなくなります。
言いたいことを我慢したり、
無理に相手に合わせたりするので、
何が伝えたいのか自分でもわからなくなるのです。
どこか上辺だけの言葉になったり、
心がこもっていない様に感じたりと、
愛情表現が上手くできないのです。
根本原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
愛情表現の仕方がわからなくなったのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば自分の気持ちを素直に伝えられます。
相手の反応を気にせず、
自分の気持ちを抑えることもせず、
感じたことをそのまま伝えられます。
その一方で自分に自信が持てないから、
頭の中であれこれ考え愛情表現ができなくなるのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
合わせてやってみてください。
幼少期にも原因がある
そして私たちの自信のなさは、
幼少期の経験で形作られます。
愛情表現が上手くできないのも、
幼少期の経験が影響を与えています。
それこそ私たち人間にとっては、
親との関係が人間関係のスタートです。
「親の顔色を伺っていた」
「親の前で良い子を演じていた」
「親も愛情表現が上手くできなかった」
たとえばこうしたケースだと、
子供も愛情表現の仕方がわからなくなってしまいます。
親との関係で形作られた自信のなさが、
恋愛や夫婦関係にも繋がっているのです。
愛情表現できないのはつらい
愛情表現できないのはつらいです。
相手に自分の気持ちが伝わらないばかりか、
不信感を抱かせてしまう時もあります。
愛情表現できない自分が嫌になったり、
心の中で葛藤を抱き続けてしまいます。
ですが生まれた時は誰でも、
自分の気持ちを素直に表現できていました。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑えていました。
今から自分と向き合うことで、
素直に愛情表現できる様になります。
苦手意識も克服できますし、
幸せなパートナーシップを築ける様にもなります。
自然に愛情表現できる様になる2つの方法
自然に愛情表現できる方法を、
ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
2つの方法を繰り返し実践すると、
自分の気持ちを素直に伝えられる様になります。
ここで大事なのは「小手先のテクニックに走らないこと」
小手先のテクニックばかりに走り、
悩みが解決しなかったお客様の声を、
私は今まで何度も聞いてきました。
小手先の愛情表現では上手くいかない
本を読んだりネットやSNSでリサーチすれば、
愛情表現のテクニックは無数にあります。
ですが小手先の愛情表現をどれだけ続けても、
本当の意味で心が満たされ安心することはありません。
テクニックを使うということは、
相手の反応を気にする気持ちがあります。
相手にどう思われるか気になったり、
相手に都合の良い自分を演じようとして、
テクニック探しに走ってしまうのです。
テクニックが効果的な日もあれば、
逆に効果がない日もあるでしょう。
たとえ一時的に上手くいっても、
相手のことを気にした関係を続けてしまいます。
どれだけ一生懸命考えても、
相手の気持ちは相手にしかわかりません。
正解のわからない問題を解いている様なものなのです。
小手先の愛情表現の方法を探すのではなく、
相手の反応を気にせず自然に愛情表現できる様になることが大事です。
そのための2つの方法を、今から解説します。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
愛情表現が上手くできない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
頭の中で考えるほど、
相手の反応を気にして自分を抑える様になります。
結果として言葉が出てこず、
上手く気持ちが伝えられなかったり、
自分の気持ちを偽ってしまうのです。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが素直な愛情表現の第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
愛情表現できる様になるために役立ちます。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
愛情表現の仕方に悩む人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に周りのことを考えてしまい、
言葉が出てこなくなってしまうのです。
「何を伝えたいのか?」という様に、
自分を主語にして問いかけることは、
愛情表現において必要不可欠です。
愛情表現が上手くできないと、
幸せな関係を築けなくなります。
自己嫌悪にもつながりますし、
相手が不安を抱いてしまうこともあります。
愛情表現の仕方がわからない原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
自分の気持ちを素直に伝えられる様になります。
愛情表現に悩むことがなくなるので、
幸せな関係を築ける様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。