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お金を使うことへの罪悪感は親との記憶が影響?

[最終更新日]2023/02/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回はお客様からも、

よく寄せられる相談の1つです。

 

・やりたいことをやる

・本を買ったりジムへ通う

・自分が変わるために自己投資する

・趣味や好きなことをやる

・美容やファッションにお金を使う

 

この様に自分のためにお金を使うことに、

罪悪感を抱いてしまう人がいます。

 

「自分のためにお金を使って良いのだろうか?」

 

「もったいないのではないか?」

 

「別にお金を使わなくても生きてはいけるし…」

 

この様に思ってしまうのです。

 

また自分のためだけでなく、

家族のためにお金を使うことに罪悪感を抱く人もいます。

 

そもそも、罪悪感を抱きたい人はいません。

 

「罪と悪の感情」と書く様に、

本来ならば手放したい感情です。

 

お金を使うことに罪悪感を抱いていても、

幸せな未来は待っていません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

罪悪感の原因と解決策をお伝えします。

 

お金を使うことに罪悪感を抱く理由

 

お金を使うことに罪悪感を抱くのは、

3つの理由があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

失敗を恐れている

たとえば自分のためにお金を使えば、

同時に不安や恐れもやってくるでしょう。

 

「自分のためにお金を使ったのに、理想の成果が得られなかったらどうしよう…」

 

上手くいかなかったことを想像して、

罪悪感が生まれているのです。

 

ですが自分のためにお金を使わなくても、

現状が変わるわけではありません。

 

良い未来へ進むのではなく、

あくまで現状維持が続くだけです。

 

つまり使いたい時にお金を使わなくても、

理想の成果は得られていないのです。

 

何より不安や恐れは、

本気で求めている時に出てきます。

 

不安や恐れを一切なくすことはできませんし、

不安や恐れの先に進むことで理想の成果は得られます。

 

自分のためにお金を使えば、

確実に理想の未来へと近づくのです。

 

周りの目を気にしている

「無駄使いだと思われたら…」

 

「あの人と比べて努力が足りないのでは…」

 

「否定されたらどうしよう…」

 

この様に周りを気にするほど、

行動にブレーキを踏んでしまいます。

 

周りの意見に合わせたり、

良い子を演じてしまうのです。

 

お金を使わなければ、

周りからネガティブな声は届きません。

 

これもある意味で、

失敗を回避している状態です。

 

周りのせいにしている

周りに合わせていれば、

上手くいかなくても相手のせいにできます。

 

「自分は悪くないから…」と責任逃れもできてしまいます。

 

ですが自分のためにお金を使えば、

周りに責任を追及されることがあります。

 

あるいは自分の意思で選択したので、

周りのせいにできなくなるのです。

 

心理学では他責思考と呼びますが、

周りのせいにしがちな人ほど、

自分のためにお金を使えません。

 

罪悪感の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

お金を使うことへの罪悪感も、

自信のなさが根本原因なのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば使いたい時にお金を使えます。

 

失敗を恐れたり、

周りの目を気にしたり、

周りのせいにしてしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

親との記憶も影響している

そして私たちの自信のなさは、

親との記憶も影響しています。

 

親が人間関係のスタートなので、

親と関わる中で受けた影響は、

その後の人生にも影響を与えているのです。

 

・親も自分のためにお金を使うことに罪悪感を抱いていた

 

・自分のためにお金を使って親に怒られたことがある

 

・親の顔色を伺っていた

 

たとえばこうした場合は、

大人になっても罪悪感を抱えてしまうのです。

 

ですが見方を変えれば、

生まれた時から罪悪感を持っていた人はいません。

 

お金を使うことへの罪悪感は、

後天的に身についただけなので、

誰でも今から現状を変えられます。

 

お金を使うことへの罪悪感を手放す方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

罪悪感を手放す方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

使いたいものにお金を使える様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

お金を使うことに罪悪感を抱く時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの反応が気になったり、

失敗を恐れる様になります。

 

罪悪感を抱いているのも、

頭の中で考えている時なのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

罪悪感を手放す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

お金を使うことに罪悪感を抱く時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

相手の反応や評価が気になり、

自分の気持ちに素直になれないのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

お金を使うのに罪悪感を抱いてしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

罪悪感を手放すために不可欠です。

お金を使うことに罪悪感を抱いても、

幸せな未来が待っていないのは確かです。

 

使いたいものにお金を使えず、

後悔することも増えます。

 

罪悪感の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

 

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。