menu

すみませんが口癖なのを直す2つの方法!自己保身をやめるために

[最終更新日]2024/08/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

すみませんが口癖になり悩んでいる人がいます。

 

すみませんと言ってしまう自分が嫌になったり、

かえって周りの信頼を失ったりと、

良いことは何もありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

すみませんが口癖なのを直す方法を解説します。

 

なぜすみませんが口癖になるのか?

 

すみませんが口癖になる人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

相手の反応を気にしている

「怒られたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「周りの人と比べて自分は…」

 

この様に相手の反応を気にしていると、

すみませんを連発してしまいます。

 

相手にどう思われるかが気になり、

自分を抑え込んでしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で生きているのです。

 

自分を守っている

実はすみませんと言うことで、

自分を守っている人は多いです。

 

先に謝っておくことで、

それ以上に怒られるのを防いだり、

反省していると思わせようとしています。

 

自分が傷つかない様にしたり、

最悪の事態になるのを回避している状態です。

 

本当に謝罪の気持ちがあるわけではなく、

単なる自己保身ですみませんと言っているだけです。

 

自己肯定感が低い

自己肯定感が低い人ほど、

すみませんが口癖になります。

 

本来は謝罪の言葉だからこそ、

自己肯定感の低さから連発してしまうのです。

 

何かをやろうと思っても、

自分には無理ではないかと諦めたり、

できない理由ばかり考えてしまいます。

 

あるいは周りと自分を比較して、

劣等感を抱きがちな傾向もあります。

 

自信のなさが根本的な原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

すみませんが口癖になってしまうのも、

自信のなさが根本的な原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればすみませんを連発しませんし、

堂々と振る舞えているはずです。

 

本当に謝罪したい時だけすみませんと伝え、

それ以外の場面では自己主張もできますし、

相手の意見に素直に耳を傾けられます。

 

自信がないから自己保身に走ったり、

周りの反応を気にしてしまったり、

自己肯定感が低くなります。

 

すみませんが口癖のままだとどうなるのか?

何かにつけてすみませんを言い続けても、

良いことは何もありません。

 

すみませんとは、本来は謝罪の言葉です。

 

すみませんと言われた側は、

どこか気まずくなってしまいます。

 

「自分が悪いことをしているのでは?」

「自分が言い過ぎてしまったのでは?」

この様に、相手がつい錯覚してしまうのです。

 

何よりすみませんという言葉を何度も聞いても、

良い気分になる人はいません。

 

その場を明るくする言葉ではなく、

暗い気持ちになってしまうのです。

 

すみませんが口癖になると、

仕事やプライベートの人間関係が上手くいかなくなります。

 

何よりすみませんと言い続ける自分が、

嫌になってしまうこともあるでしょう。

 

自信のなさと向き合いながら、

すみませんが口癖の状況を変えていく必要があるのです。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を今から変えていく方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

すみませんと言い続ける状況は変えられます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

すみませんが口癖の人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

相手の反応が気になったり、

自己肯定感が低くなったり、

自分を守ろうとしてしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

そして頭の中で考え過ぎてしまい、

すみませんと無意識に言ってしまうのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

すみませんが口癖の人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

相手の反応が気になったり、

自分を守ろうとしているのも、

自分以外の誰かのことを先に考えているからです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

すみませんが口癖になる人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」と考え、

答えを周りに求めてしまうので、

周りのことばかり気になってしまうのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

すみませんが口癖なのを変えるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

すみませんが口癖のままだと幸せな未来は待っていません。

 

人間関係もギクシャクするでしょうし、

生きづらさを感じるでしょう。

 

自分の人生の主人公は自分自身なのに、

自分の人生を生きている実感が持てなくなるのです。

 

すみませんが口癖になる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。