menu

自信がない人必見!自信がなくなる原因と克服方法3ステップを解説

[最終更新日]2023/04/25

アメリカ:86%

イギリス:83%

フランス:82%

ドイツ:80%

スウェーデン:74%

韓国:71%

日本:45%

※小数点以下は切り捨て

 

突然ですがあなたはこの数値が

何を現していると思われたでしょうか?

この数値は平成26年に内閣府が

7カ国の若者(13〜29歳)に実施した意識調査です。

※(意識調査の結果はこちらを参照

 

そして上記の数値は

「私は自分自身に満足している」という質問に、

「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と

回答した子供の合計となっています。

 

諸外国に比べて日本人の数値は低く、

しかも2倍近くの差をつけられています。

 

内閣府はこの質問を通して

「自己肯定感」を測ろうとしています。

 

=====

諸外国と比べ、

自己を肯定的に捉えている者の割合が低い

=====

 

内閣府はこの様にまとめています。

今回は「自信」について取り上げますが、

自信とは漢字の通り「自分を信じること」

 

自己肯定感という言葉も、

自信と言い換えられて使われることも多いです。

 

またこの調査はあくまで若者を対象としていますが、

「大人になれば自信が持てるか」と言われれば、

それは「NO」だと言えるでしょう。

 

自信のなさというのは、

私達が生きている限り1度は

直面するテーマだと言えます。

・自信がなくなる原因は何か?

・自信がない人の心理背景は何か?

・どうすれば自分に自信がない状態を克服できるか

 

これらが今回のテーマです。

 

すべての悩みの原因が自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学を開発し、

5000名以上のお客様と関わる中で、

1つの結論を導き出しました。

 

「すべての悩みの原因が自信のなさである」

これが私がたどり着いた結論です。

 

・仕事で上司の目を気にしてしまうのも

・自分の意見を抑え込んでしまうのも

・恋人の前では良い子を演じてしまうのも

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ありとあらゆる悩みの根本には

「自信のなさ」が横たわっています。

そして自信のなさは

すべての人に備わっています。

 

一見ポジティブに見えるあの人にも…

笑顔が素敵なあの人にも…

実は自信のなさは存在するのです。

 

「自信がある人」だと思われている人も、

実は「自信がない人」だと言えます。

 

ですが自信のなさを悟られない様に、

無理して強がったりすることはあります。

 

自信がないと悩んでいるのは、

決して自分だけではないのです。

 

ちなみに私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

解決策は明確

自信のなさを克服する解決策は

後半で詳しく解説しますが、

「すべての悩みの原因が自信のなさ」と気づけること。

 

これが解決策の第一歩です。

 

・本を読んでみたけど解決せず…

・友達にグチをこぼしたけどスッキリせず…

 

多くの人は自分の悩みの原因が何だかわからず、

いたずらに時間やお金を浪費してしまいます。

イメージしてみてください。

 

あなたは急に高熱を出し、

病院を訪れました。

 

検査をした結果、

お医者さんから診断結果が伝えられまました。

 

=====

あなたの高熱の原因は、

インフルエンザウイルスです。

=====

 

=====

あなたの高熱の原因は不明です。

=====

 

どちらが安心しますか?

…原因がわかっていた方が安心しますよね。

 

原因がわかれば対策も考えられますし、

今後の予防策も講じることができます。

 

一方で原因がわからなければ、

どの対策をとれば良いのかわからず、

症状を長引かせてしまいます。

 

「すべての悩みの原因は自信のなさ」

このことに気づければ、

解決への第一歩だと言えます。

 

自分に自信がある人と自信がない人の違い

自信がある人と自信がない人には、

2つの決定的な違いがあります。

 

これまで5000名以上のお客様と関わって来ましたが、

自信が持てずに悩んでいる人は以下に紹介するいずれかに当てはまっていました。

 

周りを気にしているかどうか

自分に自信がない人は、

周りからどう思われるのかを気にしてしまいます。

 

周りの反応を気にして自分の意見を飲み込んだり…

つい周りに合わせて良い子を演じたり…

自分よりも周りにどう思われるかを先に考えてしまう傾向があります。

 

周りが何を考えているかは、周りにしかわかりません。

 

周りを気にすればするほど、

正解のわからない問題を解いている様なものです。

 

自分軸がブレブレの状態になってしまうので、

自分に自信が持てなくなってしまいます。

一方で自分に自信がある人は、

周りを気にすることもありません。

 

たとえ周りを気にする瞬間があっても、

すぐに自分に意識を戻すことができます。

 

周りではなく自分のことを先に考えられるから、

そんな自分に自信が持てる様になります。

 

失敗を恐れているかどうか

自分に自信がない人は、

失敗を恐れてしまいます。

 

「嫌われない様に」

「失敗しない様に」

「否定されない様に」

「傷つかない様に」

「孤独にならない様に」

「怒られない様に」

 

この様に「マイナスな状態にならない様に」という意識を持つと、

自分が望んだ行動を取れなくなってしまいます。

 

最初からブレーキを踏んでいる様なものなので、

一向に前に進んでいかないのです。

 

失敗を恐れ続ける限り、

そんな自分に自信を持つことはできません。

一方で自分に自信のある人は、

失敗を恐れ続けることはありません。

 

たとえ失敗を恐れる気持ちが出てきても、

その度に向き合い前進できる様になります。

 

失敗を恐れる気持ちと上手く付き合っていける様になるのです。

 

自信がなくなる原因とは?

なぜ自信がないと感じるのか?

自信がなくなる原因は何なのか?

これは人によって様々です。

 

詳細な原因と解決法は無料メール講座でも解説していますが、

私がお客様と関わる中で出て来た原因を、

いくつか紹介させていただきます。

 

周りの目を気にする

まずは「周りの目を気にする」こと

 

「周りにどう思われるかな…」

 

こうした意識を持ちながら、

気づけば自分の気持ちを抑えてしまう。

 

あるいは周りに合わせて振る舞う内に、

自分の気持ちがわからなくなってしまうのです。

 

・親や先生が言ったから…

・恋人が言ったから…

・友達の目が気になるから…

 

気づけば自分に自信が持てなくなっていきます。

また「周り」とは特定の人だけでなく、

社会の常識や世間の声も含みます。

 

・一般的には…

・常識的には…

・世間的には…

ですが周りの反応は周り次第。

その時その瞬間で変わるものです。

 

昨日は褒めてくれたのに、

今日は同じ言動でも叱られた。

こうしたケースはよくあるのです。

 

それに世間の声や常識も、

時代の流れによって変わるものです。

当たり前ですが、周りの幸せの基準は

自分の幸せの基準とは違います。

 

周りを気にし続ければ、

自分が幸せを感じられる未来は

いつまで経っても訪れないのです。

 

また周りの目を気にすることに関連して、

「周りの評価を気にすること」もあります。

 

評価を気にして自分の気持ちを抑えたり、

つい良い子を演じてしまうことで、

次第に自分に自信が持てなくなってしまいます。

 

完璧主義

次に取り上げるのが「完璧主義」

 

「完璧にやらなければいけない」

この意識が自信のなさにつながります。

 

仕事でもプライベートでも、

完璧を求め過ぎてしまうあまり、

時間がかかり自分を犠牲にしてしまいます。

 

気づけば疲れ果ててしまい、

仕事において自信がなくなってしまうのです。

また「完璧にやらないと…」と思うあまり、

自分の変化や成長を受け止め切れません。

 

「まだまだ全然だめだ」

「自分は全然成長していない」

 

いつまでも自分を否定してしまうので、

次第に自信もなくなってしまいます。

そもそも「完璧な状態」はありません。

 

その時は完璧だと思っても、

後で指摘を受けることもありますからね。

 

「完璧にしなければ」と思い続ければ、

ますます自分に自信をなくし、

そして疲れ果ててしまうのです。

 

不安や怖れ

ひと言で大きくまとめましたが、

不安や怖れも自信のなさにつながります。

 

・失敗を怖れる気持ち

・「傷つかないか」と不安になる気持ち

 

例えばこうした不安や怖れがあると、

行動に移すことができないため、

現状と変わらない毎日が続きます。

「自分は全然行動できない」

「同じ悩みを繰り返している」

 

不安や怖れを抱き続ければ、

ますます自信はなくなっていきますよね。

 

仕事でも恋愛でもプライベートでも、

自信がなくなる時には不安や怖れを抱くのです。

 

自信がない状態を求めていることも!?

自信がないと感じる原因を解説しましたが、

実は自ら求めて自信がない状態を

作り出していることもあるのです。

 

「冗談じゃない!」

「自信がなくて悩んでいるんだ!」

 

こうした声も挙がりそうですが、

自分でも無意識の内に、

そして本当は求めていないけれど、

一時的なメリットが得られるために

自信がない状態を作り出すことがあるのです。

例えば自信がないと悩んでいれば、

親や友達が心配してくれるかもしれない。

 

「あなたなら大丈夫、できるよ」と

励ましてくれるかもしれない。

 

周りを気にして良い子を演じていれば、

周りから評価されるかもしれない。

 

長い目で見れば周りの目を気にしたり

自信がない状態が続き苦しいのですが、

その時その瞬間だけ切り取れば、

自分にとってメリットが得られるのです。

・心配してくれる

・励ましてくれる

・周りから評価される

・愛情を感じられる

・傷つかずに自分を守れる

・誰かのせいにできる

 

こうした一時的なメリットのために、

自信がない状態から抜け出さずに

日々を過ごすことがあるのです。

※もちろんこれは無意識的に行われています。

ちなみに心理学のアドラーは

「目的論」という理論を用いて

この現象を説明しています。

 

=====

「心配される」という目的のために

自信がない状態を続ける

 

周りから評価されるために、

周りの目を気にして振る舞う

 

愛情を感じるという目的のために

自信がないと悩み続ける

=====

 

「全ての感情や行動は

ある目的を達成するために生み出される」

 

これがアドラーの目的論ですが、

目的を達成するために自信がない状態を

無意識の内に続けていると言えますね。

 

一時的なメリットを手放すと決めた

何を隠そう、私も子供の頃から

自分に自信が持てませんでした。

 

私は2人兄弟の長男として生まれましたが、

子供の頃から周りの目を気にして振る舞っていました。

 

「嫌われない様にするには…」

「怒られない様にするには…」

 

こうした気持ちを抱きながら周りに合わせ、

良い子の自分を演じて来ました。

 

また自分の気持ちを抑えているので、

同時に窮屈感や息苦しさも感じていました。

確かに苦しかったのですが、

同時に一時的なメリットも得ていました。

 

周りから評価されたり…

嫌われずに済んだり…

自分は悪くないと思えたり…

 

ですが自分の気持ちを抑えている以上、

長い目で見れば苦しかったのです。

自信がないと悩む状態が、

生きている限り続く。

 

一時的にはメリットを得られても、

長い目で見ればデメリットばかり。

 

こんな自分を変えたいと思い、

ぬいぐるみ心理学を開発しました。

 

そしてまず自分自身に実践しながら、

自信がない現状から卒業し、

本当に望む毎日を実現できる様になりました。

 

自分に自信がない状態を克服する方法

「なぜ自信がないと悩み続けるのか?」

ここまでは原因について解説しました。

 

そしてここからは具体的に、

自分に自信がない状態を克服する方法と解決策についてお伝えします。

 

ですが解決策をお伝えする前に、

「絶対にやってはいけない方法」

をお伝えします。

 

実はこの方法は多くの人がやりがちで、

一時的には解決した様に見えても、

時間が経つとまた悩みが浮上し、

結局いつまでも解決しない状況に陥ります。

 

無理してポジティブ思考をする

・前向きに考えよう

・良かったことを考えよう

・自分の良い所を見つけよう

 

確かにこの方法を使えば一時的には自信が持てるでしょう。

 

ですが無理してポジティブ思考をしても、

心の奥底にはモヤモヤした感情が残ります。

 

「無理してない?」

「どうせいつかネガティブになる」

「絶対自分にはできない」

 

心の奥底にもう1人自分がいるなら、

無理してポジティブ思考をしている

状態はバレているわけです。

 

どこかで必ずガス欠状態になり、

その反動でより一層自信がなくなるのです。

ダイエットに例えるなら「リバウンド」

一時的に痩せても無理を続けていたので、

途端に食生活が乱れて元に戻ってしまう。

 

いや、元の状態よりも太ることもありますね。

 

 

毎回「0−10」で負けている野球部に

「大丈夫、次は勝てるよ!」と励ましても、

「いや、無理でしょ」と思いますよね。

 

無理してポジティブ思考をしても、

どこかで必ず反動は来るのです。

「カラーバス効果」という心理学の理論が、

この現象を説明してくれます。

 

=====

ある物事に意識を向けていると、

それに関連する情報やヒントが

無意識の内に集まって来る

=====

 

これがカラーバス効果です。

例えば「美容院」を思い浮かべると、

美容院や関連する情報が

目にとまりやすくなります。

 

無理してポジティブ思考をしていても、

心の奥底ではネガティブな自分が存在する。

 

頭ではポジティブに考えていても、

心の奥底ではネガティブに考えている。

 

「無理してない?」

「どうせいつかネガティブになる」

「絶対自分にはできない」

 

一時的に自信が持てても、

最終的にはこれらに関連する現実が

作り出されてしまうのです。

無理してポジティブ思考をするのは、

例えるなら栄養ドリンクを飲んだ状態。

どこかで必ずエネルギーが切れてしまいます。

 

その度に栄養ドリンクを飲んでいる状態は…

少なくとも健康な状態とは言えないですよね。

 

少なくともポジティブ思考については、

まずはこれからお伝えする

3つの方法を実践した後です。

 

1、自信に対する定義を変える

ひと口に「自信」と言っても、

あまりにありふれて使われています。

 

そこでぬいぐるみ心理学では、

自信という言葉を次の様に定義しています。

 

「自信は持つものではない」

「自信は生み出すものである」

 

…そう、自信を持とうとしたら、

結果的に自信がなくなってしまうのです。

自信を持つとは自分以外の外部から

自信を手に入れようとする行為。

 

・資格を取得すれば自信が持てる

・年収◆万円だから自信が持てる

・大企業に勤めているから自信が持てる

・A大学を卒業したから自信が持てる

・魅力的なスタイルだから自信が持てる

・恋人がいるから自信が持てる

「好き」と言ってもらえるから自信が持てる

・結婚したから自信が持てる

 

これらはすべて自信を「持つ」状態です。

 

裏を返せば、これらの要因が崩壊したら、

その瞬間に自信が持てなくなってしまいます。

・資格が役立たなかったら

・年収が下がったら

・大企業が倒産したら

・自分より学歴が良い人がいたら

・スタイルが悪くなったら

・恋人と別れたら

・「好き」と言ってもらえなかったら

・離婚をしたら

 

自分以外の外側から自信を持とうとするのは、

非常に不安定な状態です。

 

しかも自信を持つためには、

我慢してでも周りに合わせるかもしれません。

2015年に株式会社オールアバウトと

コーセープロビジョン株式会社が共同で

あるプレスリリースを発表しました。

※(プレスリリースはこちらを参照

 

日本人の20代、30代女性に

自信に関する調査を行いました。

 

「自分に対して自信があるかどうか」

という質問を行ったところ、

「ある」「どちらかといえばある」と

約38%の女性が回答しました。

 

裏を返せば60%以上の女性が、

自分に自信がないと感じているわけです。

そしてここからがポイント。

自信があると回答した38%の女性の中で、

約9割は「誰かに褒められることで自信が持てる」

と回答しています。

 

…これが何を意味するか、あなたはわかりますか?

誰かに褒められたら自信が持てる一方で、

褒められなければ自信が持てない。

 

先ほど解説した「自信を持つ」状態に、

38%の女性のほとんどが該当するのです。

 

 

自分以外の誰かの言動によって、

自信が持てるかどうかが左右されている状態。

これは非常に不安定ですよね。

 

 

ちなみに男性に対して行われた調査は

今のところ見つかっていませんが、

「すべての悩みの原因は自信のなさ」なので、

男性にもおおむね当てはまる部分はあります。

「自信は持つものではなく生み出すもの」

 

生み出すとは外側からではなく、

自分の内側から湧き上がるイメージです。

 

実は私達の誰もが既に

自信のある状態を知っています。

想像してみてください。

 

幼い子供の頃は誰でも、

自分らしく振る舞っていましたよね?

 

「本当は泣きたいけれど、

親がケンカしているから止めておこう」

 

こんなこと、赤ちゃんは考えませんよね?

教育学の分野でも言われていますが、

大人になるにつれて少しずつ、

私達は周りの目を気にする様になります。

 

ですが裏を返せば子供の頃は、

私達は自信のある状態で振る舞っていました。

 

・自信があるとはどういうことなのか

・自分らしく振る舞うとはどんな感じか

 

これらを既に私達は知っているのです。

 

この感覚を思い出していけば良いだけ。

誰にでも自信を生み出すことはできます。

「自信を自分の内側から生み出す」

自信の定義を今から変えてください。

 

これが自信がない状態を克服する上で、

非常に大切なポイントです。

 

2、自分の中にある自信のなさに向き合う

自信に対する定義を変えた後は、

自分の中の自信のなさと向き合うことです。

 

多くの人が自信のなさと向き合うことを怖れ、

何となくその場をやり過ごしてしまいます。

 

・「また今度で良いか」と先延ばしにしたり

・周りに合わせてその場をしのいだり

・お酒を飲んでストレス発散したり

・ショッピングで気分転換したり

・友達とお茶しながらグチを言ったり

・自宅で何もせず引きこもったり

 

確かに一時的にはスッキリしますが、

悩みに対して向き合えてはいないので、

同じ悩みが形を変えて繰り返されます。

 

そしてその度に自信のなさにフタをし、

その場をやり過ごし続けても、

根本的には何も変わらないのです。

自信のなさに向き合わないと、

同じ悩みは人や場面を変え繰り返される。

 

私がぬいぐるみ心理学を提供する中で

たどり着いた結論の1つです。

 

自信のなさと向き合うには、

自分自身に問いかけていきます。

心理学では「掘り下げ」と言われている過程です。

 

掘り下げって?
自分の気持ちを掘り下げていく行為のこと。
現在浮かび上がっている事柄のさらに奥にどんな気持ちがあるのかに気づけるので、自分でも気づいていない悩みの原因を明確化できる。
5W1Hを使って行うことが一般的である。

 

・なぜ悩んでいるのか?

・何が不安なのか(怖いのか?)

・この悩みはいつから抱えているのか?

・どの場面で悩むことが多いのか?

・誰に対して悩んでいるのか?

・どの様に悩んでいるのか?

 

「5W1H」を問いかけること。

小学校の国語で習ったかもしれません。

 

自信のなさと向き合う上でも、

非常に有効な方法の1つです。

たとえば先ほど、

自信のある人とない人の違いについて述べました。

 

・周りを気にしている

・失敗を恐れている

自信がない人の特徴ですが、

これらについて、実際に掘り下げをしてみましょう。

「なぜ周りを気にしてしまうのか?」

・変な風に思われたら仲間外れにされてしまうから

・親から周りを気にしていないと怒られたから

・周りを気にすることで評価されて来たから

 

「失敗することの何を恐れているのか?」

・一瞬で信頼がなくなるのが恐い

・何日も立ち直れなくなるそうで恐い

・周りに評価されなくなるのが恐い

ここに挙げた答えは一例であり、

人によって出て来る答えは異なります。

 

5W1Hのすべてを使わなくても良いので、

まずは1つを使って掘り下げることをやってみてください。

 

この様に自分の自信のなさの背景を、

ひたすら問いかけていくことです。

 

多くの人は問いかけることなく、

あるいは問いかけを途中で止めてしまいます。

 

「自分が今まで気づかなかった想い」

これが出て来るまで掘り下げることです。

 

3、意識してぬいぐるみと関わる

自信がない自分から卒業する上で、

誰にでもできるオススメの方法。

 

それが「ぬいぐるみと関わること」です。

 

「いや…ぬいぐるみは嫌いだし」

「大人がぬいぐるみなんて恥ずかしい」

 

こうした声も聞こえて来そうですが、

私達は好きかどうかに関わらず、

あるいは今持っているかどうかに関わらず、

ぬいぐるみには素の自分をさらけ出しています。

ぬいぐるみに気を遣う人はいません。

それにぬいぐるみが私達に、

何か言い返して来ることもありません。

 

言葉にするかどうかに関わらず、

ぬいぐるみは私達の気持ちを受け止めてくれます。

 

自信がない自分の姿も、

すべて受け止めてくれるのです。

おもちゃに関する文献を当たってみると、

歴史を振り返れば、

ぬいぐるみの様なものは古代エジプトから

存在したと言われています。

 

その頃はぬいぐるみはおもちゃではなく、

宗教行事や呪いをかける目的で使われていました。

 

呪いをかけるということは、

魂を持った対象として見られていたということ。

 

つまりぬいぐるみは単なる物ではなく、

生きている存在として扱われていました。

また臨床心理学の分野では、

赤ちゃんは1歳前後に成長するまで

母親のもとを物理的に離れられないと

言われています。

 

ですが自分の足で動ける様になり、

母親の次に愛着を示す対象が

ぬいぐるみや毛布であると言われています。

※これを臨床心理学では「移行対象」と呼びます

 

移行対象って?
移行期と呼ばれる1〜3歳頃に特別な愛着を抱く様になる対象のこと。
ぬいぐるみや毛布など、無生物の対象のことを指す。
イギリスの精神科医ウィニコットが提唱した考え方。

赤ちゃんは母親に対して

100%素の自分をさらけ出しています。

 

母親の次に興味を示すぬいぐるみには、

ほぼ100%素の自分をさらけ出すのです。

ここまでお伝えしたぬいぐるみの理論は、

あくまで子供を対象にしたもの。

 

「大人にも当てはまるのではないか?」

「でもそれを証明する研究はない…」

「それなら自分で証明しよう」

 

私はこの様に思い、

まずは100人の知人にインタビューをし、

大人にも当てはまることを確かめました。

 

その過程でぬいぐるみ心理学を開発し、

5000名以上のお客様に提供しています。

 

ぬいぐるみを好きにならなくて大丈夫です。

あなたの今の悩みを解決する手段として、

意識してぬいぐるみと関わってください。

持ち歩いたり、

枕元に置いて寝たり、

よく見る棚に置いたりと、

関わり方は自由です。

 

言葉を話しかけても良いですし、

特に話しかけなくても大丈夫です。

 

まずは意識してぬいぐるみと関わると、

自信がないと悩む状態が減っていきます。

 

最後に

・自信がないと感じる原因は何か?

・自信がなくなる心理背景は何か?

・どうすれば自分に自信がない状態を克服できるか

 

ここまで解説して来ました。

 

急に、突然自信がなくなることはなく、

姿や形を変えて自信のない状態が

繰り返されて来たと言えます。

 

また今回解説した方法を使うことで

自信がないと悩まなくなったお客様の様子は、

「お客様の声」にエピソード付きでまとめています。

 

合わせて読んでみてください。

そして「自信」とは文字通り、

「自分を信じる」と書きます。

 

自分を信じるわけですから、

そこに自分以外の誰かはいません。

 

周りがどんな反応をしても、

自分で自分を信じることはできます。

 

一方で周りの反応に影響されれば、

いつまでも自信がないと悩み続けます。

 

それに周りに自信が左右されれば、

それこそ自信を「持つ」状態ですからね。

また知識は大事ですが、

知識だけでは変化が起きないのも事実。

 

「知っている」と「できる」は違います。

 

過去の私は自信のなさに悩み、

知識ばかり増やしていた時期がありました。

 

ですがどれだけ知識が増えても、

「変わった」という実感は持てませんでした。

それに人間は忘れる生き物です。

脳科学の分野でも、私達人間は

その日に学習した物事を翌日には

約75%忘れてしまうと言われています。

 

知識だけをどんなに手に入れても、

結局忘れてしまう。

 

ですが自分が身につけたものは、

身体に染み込み忘れることはありません。

 

だからこそ実際に行動しながら、

知識の段階で終わらないことが大切です。

過去の私の失敗も踏まえた上で、

ぬいぐるみ心理学では「知識を得ること」ではなく

「できる様になること」を重視しています。

 

具体的に行動して現状を変えたいなら、

まずは無料メール講座に登録してください。

 

今回の記事を参考にしながら、

自信がない自分から卒業するために一歩を

踏み出してみてください。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。