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褒められても嬉しくない原因は自信のなさ!3つの心理を解説

[最終更新日]2024/10/22

こんにちは、伊庭和高です。

 

褒められても嬉しくないと思う人は多いです。

 

仕事でもプライベートでも、

周りから褒められても素直に受け取れず、

嬉しくないことがあります。

 

「褒められても嬉しくないのは変なのか?」と悩んでいる人もいます。

 

褒められても嬉しくない状況が続くと、

人間関係がギクシャクすることもあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

褒められても嬉しくない心理背景と解決策をお伝えします。

 

褒められても嬉しくない心理背景

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

褒められても嬉しくないのは、

自分の自信のなさが背景にあるのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば褒められたら素直に受け止められます。

 

褒められて嬉しくないというのは、

相手の賞賛を素直に受け止められていない状態なのです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例を3つ紹介します。

 

周りと自分を比べている

「あの人の方ができるから…」

「あの人に比べて自分は…」

「周りよりもっと頑張らないと…」

 

この様に周りと自分を比べるほど、

褒められても嬉しくないのです。

 

褒められても周りが気になり、

素直に喜ぶことができません。

 

勝ち負けや優劣や評価を気にするほど、

周りと自分を比べてしまうのです。

 

完璧主義

「まだ十分ではない」

「もっと完璧にやらなきゃ」

 

この様に完璧主義の傾向がある人は、

褒められても素直に喜べません。

 

できていない点やダメな点に、

すぐ意識を向けてしまうのです。

 

完璧さを求めるのは否定しませんが、

完璧「主義」まで行くのはやり過ぎです。

 

食べ過ぎや飲み過ぎと同様に、

何事もやり過ぎると反動がやってきます。

 

悲観的に考えている

何かにつけて悲観的に考えがちな人は、

褒められても嬉しいと思えません。

 

ネガティブなことが頭をよぎったり、

自分で自分を否定してしまったりと、

悲観的に考えるのが癖になっているのです。

 

ちなみに悲観的に考えるのは、

褒められた時だけに限りません。

 

普段から悲観的に考えがちなので、

悩みやストレスが尽きないのです。

 

悩みは繰り返される

異動や転職をしたり、

付き合う相手を変えれば、

一時的に気分が楽になるでしょう。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みが繰り返されます。

 

褒められても嬉しいと感じられない状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

自信のなさと向き合い、

自分自身が変わる必要があります。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

褒められても嬉しくない状況は抜け出せます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

褒められても嬉しくない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りと自分を比べたり、

完璧主義になったり、

悲観的に考えてしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

褒められても嬉しくない人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りと自分を比べたり、

完璧主義になってしまいます。

 

これでは褒められることがあっても、

すぐに周りを気にしてしまうので、

素直に喜べないのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

褒められて素直に喜べる様になるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

褒められて嬉しいと思えないままでは苦しいです。

 

憂うつな気分になる瞬間が増えますし、

人間関係も上手くいかなくなったりと、

人生に行き詰まってしまいます。

 

褒められても嬉しくない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。