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一瞬で自信が出るって本当?持続する自信を作る4つの鍵

[最終更新日]2025/11/07

こんにちは、伊庭和高です。

今回は自信について取り上げます。

 

ネットやSNSなどを見ていると、

「たった5分で自信がつく方法」「すぐに前向きになれる言葉」など、“即効で自信を持てる”という情報がたくさん流れています。

 

確かに、読んだ直後は気持ちが軽くなったり、やる気が出たりします。

 

でも、時間が経つとまた元に戻っていませんか?

 

「一瞬は元気になるけど、続かない」

「また落ち込む自分が情けない」

 

そんな風に感じてしまう人は多いものです。

 

結論から言うと、「一瞬だけ自信を持つ」ことは可能ですが、

それを維持するには“心の土台作り”が欠かせません。

 

そして自信に対する正しい認識を持つ必要もあります。

 

私は自信を生み出す専門家として、

これまで7,000名以上のお客様をサポートしてきました。

 

この記事では持続する自信を作るために必要なことを、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

持続する自信の定義

持続する自信を手に入れるには、

自信の定義を知る必要があります。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

自信は持つものではなく生み出すものだと定義しています。

 

自信を持とうとするほど、

一瞬だけ自信が持てても持続しません。

 

自信を生み出せるようになれば、

どんな時も自信が持続するのです。

 

・自信を持つ

・自信を生み出す

 

それぞれの違いを解説します。

 

自信を持つ

・資格を取れば

・有名企業に就職すれば

・昇進すれば

・結婚すれば

・SNSのフォロワーが増えれば

 

このように外側の対象から自信を持とうとする人は多いです。

 

ですが外側から自信を持つ行為は、

非常に不安定なものです

 

「他の人の方が優れた資格を持っている」

「昇進したけど同期の方が昇進ペースが早い」

「SNSのフォロワーが減ってしまった」

 

このように外側の対象の変化によって、

自信が簡単に揺らいでしまうのです。

 

瞬間的に自信を持つことはできても長続きしないのです。

 

この状態をたとえるなら栄養ドリンクです。

 

一時的には元気になれるものの、

いずれ効果は切れてしまいます。

 

栄養ドリンクがないと元気になれないので、

非常に不安定な状態だと言えます。

 

自信を生み出す

その一方で持続する自信を手に入れるには、

自分の心の内側から自信を生み出す必要があります。

 

・資格の有無にかかわらず

・どんな企業で働いていても

・昇進してもしなくても

・結婚してもしなくても

・SNSのフォロワー数にかかわらず

 

自信がある状態が理想なのです。

 

外的な影響に振り回されず、

どんな時も心穏やかな状態でいられます。

 

これこそ持続した自信であり、

自信が心から湧き上がってくる感覚です。

 

自信を外から持とうとする限り、

本物の自信は得られません。

 

内側から自信を生み出せるようになる必要があります。

 

すべての悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

仕事・恋愛・夫婦関係・目標実現など、

あらゆる場面で自信がなければ上手くいきません。

 

そして外から自信を持とうとしても、

物事が上手くいかず壁に直面しやすいのです。

 

私は7,000名以上のお客様と関わりながら、

誰でも自信を生み出せる方法を体系化しました。

 

自信の専門家として活動していますが、

外から自信を持とうとする限り、

いつまでも一時的な自信しか持てなくなるのです。

 

「周りの評価や反応が気になる」

「周りと自分を比べてしまう」

「急に不安や寂しさに襲われる」

「完璧主義になってしまう」

「認められたいと思ってしまう」

「大事な場面で行動できない」

「言いたいことが言えない」

 

たとえばこれらも自信のなさの1つであり、

日常生活に大きな影響を与えています。

 

子どもの頃の育った経験も影響

ちなみに私たちの自信のなさは、

幼少期の経験も影響しています。

 

私たちが生まれたばかりの頃は、

誰もが自信を持って振る舞っていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しいものは欲しいと主張できていたのです。

 

それが成長し大人になるにつれ、

自信がなくなってしまうのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成される人もいます。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親に怒られるのが怖かった」

「長男長女で良い子を演じていた」

「親も自信がない人だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子どもも影響を受けてしまいます。

 

自信がない原因が親との関係にあるケースも、

人によってはあるのです。

 

ただし冷静に振り返ると、

生まれた時から自信がない人はいません。

 

自信がないのは生まれ持った性格ではなく、

成長する中で後天的に身についたものです。

 

そのため誰でも今から現状は変えていけます。

 

新たに自信を身につけるのではなく、

既にあった自信を取り戻せばいいので、

誰でも自信を生み出せる自分へ変わることができます。

 

持続する自信を生み出す2つの方法

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を紹介します。

 

これから紹介する2つの方法を、

繰り返し実践してみてください。

 

持続する自信を生み出せるようになります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

自分に自信がない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど自信もなくなりますし、

外側の対象から自信を持とうとします。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

頭に浮かんだ気持ちを、ぶつぶつ声に出していきましょう。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

心理学的にぬいぐるみは不安を軽減し、

どんな気持ちも受け止めてくれる効果があるのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分に自信がない人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りのことを先に考えるので、

周りと自分を比較して悩んだり、

周りの評価が気になりやすくなります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっている状態です。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分軸を持って問いかけられているので、

自分が望んだ行動を選択できます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

持続した自信を手に入れるために不可欠です。

 

一瞬で自信が出る方法はありますが長続きしません。

 

むしろ不安に襲われてしまい、

再び一時的な自信を得ようとしてしまいます。

 

まさに自信を持つための栄養ドリンクを探し続けるのです。

 

自信は持つものではなく生み出すもの。

 

この定義を知った上で、

自信を生み出す方法を実践し続けることで、

どんな時もブレない持続する自信を手に入れることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

本物の自信を手に入れたい人は合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。