6Feb
[最終更新日]2024/02/06
こんにちは、伊庭和高です。
恋愛や夫婦関係において、
愛想が尽きたと言われてしまうことはあります。
・好意や愛情がすっかりなくなってしまうこと
・いっそのこと嫌いになってしまうこと
これが「愛想が尽きた」の辞書的な意味です。
別れにつながったり、
関係が冷え切ってしまうこともあります。
このまま現状を放置していても、
良い方向へ進むことはありません。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
愛想が尽きたと言われる原因と解決策をお伝えします。
目次
なぜ愛想が尽きたと言われるのか?
愛想が尽きたと言われた背景には、
3つの原因があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
相手が嫌なことを繰り返した
相手が嫌なことを繰り返せば、
当然ながら愛想を尽かされます。
嫌だと言っていたことをやられれば、
相手も良い気はしません。
あるいは心の中で嫌だと思うことを、
何度もしてしまった場合も、
愛想を尽かされてしまうかもしれません。
まだ付き合っている段階で、
そこまで深くさらけ出せていない場合、
何が嫌かを伝えられていないこともあります。
相手に求め過ぎた
「もっと話を聞いて欲しい」
「自分のことをわかって欲しい」
「早く連絡が欲しい」
この様に相手に求め過ぎれば、
次第に相手も疲れてしまいます。
相手の目線で考えれば、
コントロールされている様に感じるのです。
自分で自分を満たせていなかったり、
寂しさや不安に悩まされている人は、
相手に求め過ぎる傾向があります。
一時的には心が満たされても、
すぐに満たされなさを感じてしまうので、
相手に求める状態が続くのです。
自分を偽り続けた
相手に好かれたいと思ったり、
相手に嫌われるのを怖がって、
自分を偽り続ける人がいます。
「相手が望む様に振る舞わないと…」
「嫌われない様にしないと…」
「良い子を演じた方がいい…」
こうした意識を持っていれば、
最初は上手くいくかもしれません。
ですが次第に相手も不信感を抱くのです。
「何を考えているかわからない」
「本音を話して欲しい」
関係を深めようとするほど、
自分を偽るのは逆効果です。
言いたいことを我慢したり、
相手に合わせてばかりになり、
次第に愛想を尽かされてしまうのです。
パートナーシップの悩みの根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
愛想が尽きたと言われてしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
自分を偽ってしまったり、
相手に求め過ぎてしまうのも、
自信がないのが原因です。
自信があれば相手のことは気にせず、
自分の気持ちを大切に関係を築けます。
パートナーシップにおいても、
自信の有無がポイントなのです。
相手を変えることはできない
もちろん自分だけではなく、
相手に原因があるかもしれません。
人間関係は自分と相手がいて成り立つので、
どちらか片方だけが100%悪いことはありません。
ですが、相手を変えることはできません。
どれだけ相手の変化を願っても、
相手をコントロールするのは無理です。
一方で自分が変わることは、
今この瞬間からできます。
自分が変わることに意識を向けた方が、
現状は早く好転するのです。
現状を好転する2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
悩みを解決する方法を解説します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
現状を好転させることができます。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
愛想が尽きたと言われる人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
嫌われるのを怖がったりと、
相手の反応を気にしてしまいます。
満たされない気持ちが強まったり、
相手に求め過ぎてしまうのも、
決まって頭の中で考えている時です。
独り言で構いません。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
悩みを解決する第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
愛想が尽きたと言われる人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
自分の気持ちを我慢したり、
無理して相手に合わせてしまいます。
あるいは相手に求める気持ちが強まるのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
幸せな関係を築くために不可欠です。
愛想が尽きたと言われた状態は、
自分を見つめ直すチャンスです。
現状を放置していても、
良いことは何もありません。
もし付き合う相手を変えても、
自分が変わらないと同じことを繰り返します。
愛想が尽きたと言われた根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
パートナーシップの悩みを解決しましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。