12Nov
[最終更新日]2024/11/12
こんにちは、伊庭和高です。
恋愛についての相談は、
毎日の様に私の元へ寄せられます。
「彼氏と一緒にいてもつまらない」
こうした悩みも多いのです。
つまらない状況が続くのはつらいですし、
別れも考え始めるかもしれません。
また恋愛がうまくいかない状況が、
定期的に繰り返されているケースもあります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
彼氏といてもつまらないと感じる原因と改善策をお伝えします。
目次
彼氏といてもつまらないのはなぜ?
まず初めに重要なことをお伝えします。
恋愛をはじめ人間関係は、
自分と相手がいて成り立ちます。
つまり人間関係の悩みの原因は、
自分と相手のそれぞれにあるのです。
「自分だけが悪いのでは?」
「相手だけが悪い!」
この様にどちらか片方の原因ばかり求めても、
根本的な解決につながらないのです。
たとえば一緒にいてつまらないのは、
彼氏が必要以上に気を使いすぎていたり、
本音を抑え込んでいるからかもしれません。
一緒にいてつまらないと感じる原因は、
彼氏にもあるのです。
ただし彼氏の原因ばかり振り返っても、
悩みは一向に解決しません。
何より彼氏の行動をコントロールすることはできないのです。
一方で自分の行動を変えることは、
自分次第で今からできます。
「もし自分にも原因があるとしたら何だろう?」
この様に自分の原因を振り返ることが、
現状を好転する近道なのです。
「具体的に自分にどんな原因があるのか?」
代表例を解説します。
彼氏にどう思われるかを気にしている
彼氏の反応を気にしたり、
良い子を演じている人ほど、
一緒にいても楽しさを感じにくくなります。
言いたいことを我慢したり、
彼氏に合わせることが増えるので、
常に気を使っている状態です。
「気疲れ」という言葉がありますが、
気持ちが疲れてしまうので一緒にいてつまらないのです。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸で恋愛をしている状態です。
彼氏に求め過ぎている
「もっと一緒にいて欲しい」
「私の気持ちをわかって欲しい」
「何でも言うことを聞いて欲しい」
この様に「〜して欲しい」が浮かんだ時は要注意。
彼氏に求め過ぎています。
相手に求め過ぎるほど、
相手が期待に応えてくれないとモヤモヤします。
また相手も次第に嫌になってしまうので、
一緒にいても楽しくなくなってしまうのです。
寂しがり屋やかまってちゃんの人は、
彼氏に求め過ぎる傾向があります。
将来が見えない
「この人との将来が見えない」
「結婚する気があるのだろうか…」
彼氏との将来が見えないと、
現実的に物事を考える様になります。
一緒にいてもその場を楽しめず、
心ここにあらずの状態になるのです。
結婚も含めた将来の話が進まなかったり、
将来のことを考えられないと思っていると、
一緒の時間がつまらないものとなります。
自信のなさが根本原因です
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
彼氏といてもつまらないと感じるのも、
自信のなさが背景にあります。
彼氏にどう思われるか気にしたり、
彼氏に求め過ぎてしまうのも、
自分の自信のなさが影響しています。
また自信がないと将来の話を深められず、
モヤモヤした気持ちが残ってしまうのです。
悩みは形を変えて繰り返される
彼氏といてもつまらない状況は、
時間が解決してはくれません。
場面や環境を変えても繰り返されるのです。
もし今の彼氏と別れても、
新たな恋愛でも同じ悩みに直面するかもしれません。
相手を変えても自分が変わらないと、
問題は根本解決しないのです。
自信のなさと向き合い自分が変わることで、
彼氏といてつまらない状況から抜け出す必要があります。
幸せな恋愛をする2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
恋愛の悩みを解決する改善法をお伝えします。
2つの方法を実践することで、
彼氏といてもつまらない状況を抜け出し、
幸せな関係が築ける様になります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
一緒にいてつまらないと感じる人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど、
彼氏に求め過ぎてしまったり、
彼氏の反応が気になったり、
将来を悲観的に考えてしまうのです。
ここでポイントになるのが、
「まず自分で声に出すこと」
彼氏や友達や同僚など周りの人に、
いきなり気持ちを吐き出さないでください。
自分の気持ちを吐き出せば、
確かにスッキリするでしょうが、
相手は良い気分になりません。
「また同じ悩みを聞かされている…」
「自分で何とかしてよ…」
最初は親身になってくれても、
何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、
関係が悪化する可能性があるのです。
いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、
誰かに気持ちを聞いて欲しいと求めすぎている状態なのです。
独り言で構いません。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
幸せな恋愛をするための第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
一緒にいてつまらないと感じる人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に彼氏のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
彼氏のことを先に考えている状態です。
彼氏のことを先に考えるほど、
彼氏に求める気持ちも強まりますし、
彼氏の反応も気になります。
語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、
幸せな関係を築く方法です。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
彼氏との時間を楽しいものにするために不可欠です。
一緒にいてつまらない状況を放置しても、
幸せな関係は築けません。
時間ばかりが過ぎる中で、
いつまでも現状が好転せず苦しいでしょう。
彼氏といてもつまらないと感じる根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。