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冷たい人は必見!幼少期に原因がある!今から治す2つの方法

[最終更新日]2023/10/17

こんにちは、伊庭和高です。

 

「自分は冷たい性格だ…」

「冷たいと言われた…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

自分に自覚がないのに、

冷たい言動を取ってしまうこともあります。

 

相手との関係が悪化したり、

物事が上手く進まなかったりと、

良いことは何もありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

冷たくなってしまう原因や解決策をお伝えします。

 

なぜ冷たくなってしまうのか?

 

冷たくなってしまう背景には、

2つの理由があります。

 

いずれかに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

 

感情を表に出さないから

感情を表に出さない人ほど、

周りから冷たく見られることがあります。

 

喜怒哀楽がほとんど出なかったりと、

無感情な様に見えてしまうのです。

 

たとえ心の中で感情が揺れ動いても、

実際に表に出さないと周囲には伝わりません。

 

冷たいと思われてしまったり、

実際に冷たい言動を取ってしまうこともあるのです。

 

自分が満たされていないから

仕事やプライベートなど、

普段から自分が満たされていないと、

冷たい言動を取りやすくなります。

 

自分が満たされているからこそ、

周りにも温かく接することができます。

 

ですが自分が満たされていなければ、

周りに温かく接することはできません。

 

心に余裕がなくなったり、

つい冷たい態度を取ってしまうのです。

 

冷たいままだとどうなるのか?

冷たいままだと様々な問題に直面します。

 

たとえば人間関係において、

冷たくされた相手は良く思わないでしょう。

 

トラブルが生まれたりと、

関係が悪化しやすくなるのです。

 

あるいは冷たい言動をとる自分が、

嫌になってしまうかもしれません。

 

そして悩みは時間が解決してはくれません。

 

転職や引っ越しで環境を変えたり、

付き合う相手を変えたとしても、

自分が変わらない限り冷たい言動を取り続けるのです。

 

幼少期にも原因がある

私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

つまり冷たくなってしまうのも、

親と関わる中で形成された可能性があります。

 

「親が冷たい人だった」

「親のことが嫌いだった」

「親の顔色を伺っていた」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

友達、恋愛、職場など、

成長する中で関わる相手にも、

冷たく接する様になってしまいます。

 

ですが落ち着いて考えてみると、

生まれた時から冷たい人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

今から現状は変えられるのです。

 

冷たいのを今から治す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

冷たいのを今から治す方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を好転させることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

冷たい人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブ思考が強まるほど、

つい冷たくなる場面も増えます。

 

感情を表に出さなかったり、

自分自身が満たされていない時ほど、

決まって頭の中で考えています。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが現状を変える第一歩です。

そしてここでのポイントは、

「まず自分で」声に出すことです。

 

いきなり周囲に気持ちを吐き出すのは逆効果。

 

一時的にスッキリしても、

周囲は嫌な気持ちになるかもしれません。

 

何より周囲に吐き出す中で、

関係が悪化することもあるのです。

 

まず自分で声に出すことを、

ぜひ意識してみてください。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

自分で気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

冷たい人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に周りのことを考えているので、

自分を主語にして問いかけていないのです。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

「してほしい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉が浮かんだ時は、

周りのことを先に考えている状態です。

 

自分主体で行動できておらず、

ネガティブな気持ちが蓄積しやすいのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語に行動することは、

現状を好転させるために不可欠です。

冷たいのは生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものです。

 

だからこそ誰でも今から、

現状を変えることができます。

 

冷たいままだと幸せな未来は待っていません。

 

先ほど紹介した方法を実践し、

現状を好転していきましょう。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。