20Feb
[最終更新日]2024/02/20
こんにちは、伊庭和高です。
仕事でもプライベートでも、
人を小馬鹿にする人はいます。
周りは決して良い気はしないですし、
人間関係のトラブルにもつながります。
また自分でも無意識のうちに、
人を小馬鹿にしてしまうことがあります。
「小馬鹿にするのをやめたい」
こうした相談もよく寄せられます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
人を小馬鹿にする原因や心理背景を解説します。
目次
人を小馬鹿にする人の末路
人を小馬鹿にする人の末路は3つ。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもありますが、
どれも幸せな未来ではありません。
自分も小馬鹿にされる
因果応報という言葉があります。
人を小馬鹿にしたことは、
必ず自分に返ってきます。
自分が小馬鹿にされたり、
ネガティブな噂が立つのです。
あるいは小馬鹿にした人から、
仕返しをされることもあります。
信頼を失う
小馬鹿にされて良い気がする人は、
どう考えてもいません。
また周囲からの印象も悪くなります。
人を小馬鹿にしていると、
信頼を失ってしまうのです。
仕事でも私生活でも、
信頼を失うと良いことはありません。
自分が嫌いになる
人を小馬鹿にする自分が、
嫌になる人もいます。
「なぜ馬鹿にしてしまうのか…」
「こんな自分が嫌になってしまう…」
性格が悪いと感じたり、
自分を責めてしまうこともあります。
人を小馬鹿にすることは、
自分にもダメージが返ってくるのです。
なぜ人を小馬鹿にするのか?
そもそも人を小馬鹿にするのはなぜか?
3つの心理背景がありますが、
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
周りと自分を比べている
「あの人に比べて自分は…」
「あの人を打ち負かしたい…」
この様に周りと自分を比べる時は、
人を小馬鹿にしがちになります。
優劣や勝ち負けにとらわれているのです。
小馬鹿にすることで相手の評価を下げたり、
相対的に自分の評価を上げようとするのです。
かまって欲しい
人を小馬鹿にすれば、
一時的に自分に注目が集まります。
ネガティブな意味で注目が集まることもあるのです。
ですが人を小馬鹿にすれば、
周囲が自分を見てくれます。
かまって欲しい人ほど、
小馬鹿にすることで周囲の気を引くのです。
現実逃避
仕事でもプライベートでも、
向き合う問題から目を避けるために、
人を小馬鹿にする人はいます。
人を小馬鹿にすることで、
一種の現実逃避をしているのです。
人を小馬鹿にしていれば、
その場はやり過ごせるでしょうし、
楽もできるかもしれません。
ですが人を小馬鹿にしても、
自分の問題が解決するわけではありません。
人を小馬鹿にする原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
人を小馬鹿にしてしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば人を小馬鹿にはしません。
自信がないから周りと比較したり、
かまって欲しいと求めたり、
現実逃避をしてしまいます。
人にネガティブな言葉をぶつけるのは、
自分の自信のなさが背景にあるのです。
悩みは繰り返される
人を小馬鹿にしてしまう状況は、
時間が解決してはくれません。
異動や転職や引っ越しなど、
環境や付き合う相手を変えれば、
一時的にリセットされるでしょう。
ですが周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも人を小馬鹿にしてしまうのです。
ただし冷静に考えてみれば、
生まれた時から人を小馬鹿にする人はいません。
生まれ持った性格ではなく、
後天的に身についたものなので、
今から現状を改善できるのです。
人を小馬鹿にするのをやめる方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
人を小馬鹿にするのをやめる方法を解説します。
2つの方法は今から実践できるので、
さっそく試してみてください。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
人を小馬鹿にする時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず、頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に考える事柄の9割が、
ネガティブな内容とも言われてます。
ネガティブに考えるほど、
周りと自分を比べたり、
現実逃避をしがちになります。
満たされない気持ちが生まれ、
かまって欲しいと周囲に求めることもあります。
独り言で構いませんので、
まずは自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
人を小馬鹿にする時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
相手と自分を比較したり、
人を小馬鹿にしてしまいます。
「人を小馬鹿にしたい」と、
心から思っている人はいません。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
人を小馬鹿にする自分を変えるために不可欠です。
人を小馬鹿にしても、
幸せな未来は待っていません。
仕事、恋愛、友達関係など、
どこかで必ず問題が発生します。
人を小馬鹿にする根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
今から現状は変えられます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。