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夫に感謝できない4つの心理とは?現状を好転する2つの方法!

[最終更新日]2024/03/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

「夫に感謝できない…」という声は、

私の元に定期的に届きます。

 

夫に感謝できないことに苦しんでいたり、

無理に感謝しようとしてつらい人もいます。

 

「どうして感謝しないといけないのか?」と、

イライラもやもやした気持ちを抱く人もいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

夫に感謝できない心理背景や原因を解説します。

 

その上で現状を好転する方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

なぜ夫に感謝できないのか?

 

夫に感謝できないのは、

4つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

当たり前だと思っている

感謝の反対語は「当たり前」です。

 

「してもらって当たり前」

「できて当たり前」

 

この様に当たり前という意識があると、

感謝の気持ちを忘れてしまいます。

 

むしろダメ出しばかりをしてしまい、

ネガティブな感情が充満します。

 

また当たり前という意識があると、

感謝できないのはもちろん、

夫婦関係も上手くいきません。

 

「家事をやってくれない」

「育児に協力的ではない」

「自分が求める基準に達していない」

 

この様に夫のダメな点ばかり意識が向くので、

夫の言動にイライラしたり、

衝突することもあるのです。

 

夫が感謝してくれない

「夫が感謝を伝えてくれないから…」

 

この様に夫が感謝してくれないから、

自分も夫に感謝しないという声は多いです。

 

あるいは感謝は伝えてくれるものの、

自分が望んだ程ではないと思っているかもしれません。

 

「感謝してくれたら自分も感謝する」

 

これは見返りを求めている状態であり、

夫の行動に期待している状態です。

 

見返りを求めるほど、

期待した見返りが得られないと、

不満や怒りにつながります。

 

それにどれだけ期待しても、

夫の行動はコントロールできません。

 

見返りを求める夫婦関係は、

どこかで必ず上手くいかないのです。

 

「夫のためにやってあげてるのに…」

「自分は我慢しているのに…」

 

この様に自分の言動を見返りに考えると、

期待した結果が得られないと感謝できなくなります。

 

夫に嫌なことをされた

過去にされた嫌なことを、

今も根に持っているかもしれません。

 

夫に急に怒鳴られたり、

必要な時に助けてくれなかったりと、

過去の出来事を引きずっているのです。

 

これでは何かをされても、

素直に感謝ができません。

 

「あの時に嫌なことをされたから…」と、

過去に引きずられてしまうのです。

 

プライドが高い

「負けない様に…」

「なめられない様に…」

「劣等感を抱かない様に…」

 

こうした気持ちがあると

素直に感謝できません。

 

感謝をしたら負けだと思い込んだり、

感謝をした方が下だと思い込んでいる可能性があります。

 

無意識にプライドを高くしているのです。

 

周りと自分を比較したり、

周囲からの評価を気にする人ほど

この傾向があります。

 

プライドの高さに影響され、

夫婦関係が上手くいかないケースも多いのです。

 

夫に感謝できない根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

夫に感謝できない根本原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば素直に感謝できます。

 

当たり前だと思わず、

プライドも高くならず、

「ありがとう」と言えるのです。

 

一方で自分に自信がない時ほど、

感謝の気持ちが浮かびません。

 

自信がないと当たり前の意識が強まり、

冷たい態度を取ってしまうことがあります。

 

自信がないから過去のことを根に持ち、

いつまでも引きずってしまいます。

 

あるいは自信がないから周りと比べ、

プライドを高くしてしまうのです。

 

感謝できないままで良いことはない

何より感謝できないままでは、

良いことはありません。

 

夫婦関係でトラブルが起きたり、

一緒にいても息苦しさを感じるでしょう。

 

仕事や育児にも悪影響が出たりと、

苦しい状況を作り出してしまうのです。

 

また感謝の気持ちを意識するほど、

幸福感が高まると近年の研究で明らかになっています。

 

感謝できないままだと、

幸福感も高まらないので、

ネガティブな気持ちを感じやすくなるのです。

 

夫に感謝できずに悩む状況は、

今すぐ変える必要があると言えます。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

夫に感謝できない状況を変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

夫に感謝できない人は、

普段から自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

夫のダメな点が浮かんだり、

過去の嫌なことを思い出しやすくなります。

 

自分の気持ちに素直になれず、

プライドが高くなることもあるでしょう。

 

夫に感謝できずにいるのは、

決まって頭の中で考えている時です。

ここでのポイントは、

まず自分で声に出すこと。

 

友達や同僚などの周りの人に、

いきなり吐き出してはいけないのです。

 

周りに吐き出せばスッキリしますし、

気持ちも多少は楽になるでしょう。

 

ですが周りは良い気分になりません。

 

不満や愚痴やイライラした気持ちも、

周りに無意識にこぼしてしまうのです。

 

「また夫の愚痴を言ってる…」

「自分で何とかして欲しい…」

 

いきなり周りに気持ちを吐き出すと、

関係が悪化する可能性もあるのです。

 

独り言をブツブツとつぶやく様に、

自分の気持ちを声に出していきましょう。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

夫に感謝できない人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

見返りを求めやすくなります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

幸せな関係を築くために不可欠です。

 

夫へ感謝できない状況を抜け出すために、

自分を主語に問いかけることが重要です。

夫に感謝できない状態を放置しても、

良いことはありません。

 

夫の言動にイライラもやもやしたり、

感謝できない自分が嫌になったりと、

幸せな未来は待っていないのです。

 

夫に感謝できない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。