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聞き役ばかりだと疲れる3つの心理!原因と治し方を解説

[最終更新日]2022/11/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回は過去の私も悩んでいたテーマの1つです。

 

「聞き役ばかりで疲れる」

「気づけば聞き役になってしまう」

 

こうした悩みはよく寄せられます。

 

聞くのが好きではないのに、

聞き役に回ることが増える人もいます。

 

あるいは聞き上手と言われながら、

本音は疲れ果てている人もいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

聞き役ばかりだと疲れる心理背景を解説します。

 

その上でどうすれば現状を変えられるのか、

独自の切り口でまとめています。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

なぜ聞き役ばかりになってしまうのか?

 

聞き役ばかりになってしまうのは、

大きく3つの心理背景があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

相手の反応を気にしている

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「変に思われたらどうしよう…」

 

この様に相手の反応を気にすると、

聞き役に徹する様になります。

 

自分が話すことで、

ネガティブな印象を与えることを恐れているのです。

 

それなら聞き役でいれば、

自分から墓穴を掘らずに済むのです。

 

良い子を演じている

先ほどの理由と関係しますが、

相手によく思われようと思うほど、

聞き役に回る様になります。

 

相手の話を聞くことで、

好印象につなげようとするのです。

 

相づちを工夫したり、

悩みを聞き出したりすれば、

いっぱい話せた相手は満足です。

 

評価を気にする人ほど、

聞き役ばかりになるのです。

 

言いたいことがわからない

聞き役になってしまうのは、

言いたいことがわからないからです。

 

自分の気持ちがわからず、

意見もまとまらなければ、

話すのをやめてしまいます。

 

結果的に相手の話を聞き、

その場をやり過ごしてしまうのです。

 

話すことが浮かばなければ、

相手の話を聞くだけになってしまいます。

 

聞き役ばかりになってしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと伝えています。

 

聞き役ばかりになってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば聞き役ばかりになりません。

 

話したい時は話せますし、

相手の反応を気にすることもありません。

 

話したい時は話し、

聞きたい時は聞くと、

自分の意思で選択できるのです。

 

ですが自信が持てずにいれば、

聞き役ばかりになってしまいます。

 

相手の反応を気にしたり、

良い子を演じる様になったり、

意見が浮かばないのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の経験も影響している

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の経験が影響しています。

 

幼い頃は誰でも、

自信を持って振る舞っていました。

 

ですが大人になるにつれ、

自信のなさが形成されていきました。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で影響を受け、

聞き役ばかりになることもあるのです。

 

「親に言いたいことが言えなかった」

「親の顔色を伺っていた」

「親も聞き役ばかりの人だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響を与えてしまうのです。

 

負のエネルギーを受けてしまう

聞き役を続けていて辛いのは、

相手の負のエネルギーを受け続けること。

 

愚痴や不満を聞かされれば、

誰だって嫌な気持ちになります。

 

ですが直接は言えないので、

心の中で苦しんでしまうのです。

 

その場はやり過ごせても…

相手に評価をされても…

気づけば疲れ果ててしまうのです。

 

現状を好転させる2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

聞き役になるのを治す方法を解説します。

 

2つの方法を順番に実践することで、

効果を実感できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

聞き役ばかりになる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手の反応を気にして、

聞き役に回りやすくなります。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

聞き役から抜け出す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

聞き役ばかりの人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

相手にどう思われるのかを気にして、

自分の気持ちを我慢してしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

聞き役を抜け出すために不可欠です。

聞き役ばかりを続けても、

幸せな毎日は送れません。

 

気疲れも感じやすくなり、

自分の意見も言えません。

 

モヤモヤや悩みを抱き続け、

仕事にプライベートに上手くいきません。

 

聞き役ばかりになる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。