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内向的な性格は生きづらい!心理背景や原因と解決策を紹介

[最終更新日]2023/05/28

こんにちは、伊庭和高です。

 

「内向的な性格に悩んでいる」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声はよく寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

内向的なことで上手くいかない場面もあります。

 

もちろん私は内向的な一面を否定しませんし、

良い面もあるでしょう。

 

ですが内向的なことで悩みが発生しているなら、

今すぐ原因に向き合い対処する必要があります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

内向的になってしまう原因や心理背景、解決策をお伝えします。

 

内向的になってしまう心理背景

 

内向的になってしまう人には、

2つの心理背景があります。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

 

人目を気にしている

「怒られない様にしないと…」

「嫌われたらどうしよう…」

「変な風に思われるかな…」

 

この様に人目を気にする人ほど、

内向的になってしまいます。

 

周りにどう思われているかが気になり、

自分の行動を制限してしまうのです。

 

言いたいことを飲み込んだり、

やりたいことを我慢したり、

無理して相手に合わせがちになります。

 

自分より先に相手のことを考えているので、

ますます内向的になってしまうのです。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「ミスしたらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れている時ほど、

内向的な一面が強くなります。

 

失敗を恐れるほど、

実際に行動へ移せないのです。

 

確かに失敗を恐れていれば、

実際に失敗することはありません。

 

ですが同時に成功もしないのです。

 

その意味では失敗を恐れることが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

内向的になってしまう原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

内向的になってしまうのも、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば必要以上に内向的になりません。

 

自分の気持ちを素直に伝えたり、

周囲とも積極的に関われたりと、

外交的な一面もあるのです。

 

ですが自信が持てずにいるほど、

内向きな思考になってしまいます。

 

人目が気になったり、

失敗を恐れてしまうのも、

自分に自信がない時なのです。

 

また私は、自分の内向的な度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

内向的な性格で悩む深刻度が判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の記憶も影響

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶も影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しいものは欲しいと主張できていました。

 

ですが成長するにつれて、

少しずつ自分に自信が持てなくなり、

内向的な一面が強くなるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信が持てなくなり、

内向的になってしまうこともあります。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親に怒られないか心配していた」

「親の前で良い子を演じていた」

「親も内向的だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

内向的なままだと生きづらい

ですが冷静に考えれば、

生まれた時から内向的だった人はいません。

 

その意味では内向的なのは性格ではなく、

後天的に身についたとも言えるのです。

 

内向的な一面が強くなるほど、

生きづらいと感じる場面が増えます。

 

仕事でもプライベートでも、

気疲れやストレスをため込み、

人間関係にも悩みがちになります。

 

自信のなさと向き合いながら、

内向的な一面を変えていきましょう。

 

内向的な自分を変える2つの方法

 

ここからは現状を変える方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

内向的な自分を変えられます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

内向的なのに悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの反応が気になります。

 

不安などネガティブな感情も生まれ、

失敗を恐れる様にもなるのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

内向的なのに悩む人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「させたい」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるから、

相手の反応も気になってしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

内向的な自分を変えるために不可欠です。

「内向的な一面に悩んでいる」

 

この状態が続いても、

幸せな未来は待っていません。

 

今まで通りの人生を送っていれば、

この先も良くも悪くも同じ様な未来が待っています。

 

それを望んでいるなら良いのですが、

そうではない場合は今から現状を変える必要があります。

 

内向的な一面に悩む根本原因は自信のなさです。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。