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知ってる?人のせいにする人の特徴は2つ!

[最終更新日]2025/07/30

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

人のせいにする人はいます。

 

心理学では他責思考と言いますが、

人のせいにすれば一時的に楽ができても、

長い目で見れば何も良いことはありません。

 

人のせいにしてしまう状況は、

今すぐ改善する必要があるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

人のせいにする人の特徴を解説します。

 

そのうえで人のせいにするのを改善する方法を独自にお伝えします。

 

人のせいにする人の2つの特徴

 

人のせいにする人には2つの特徴があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの評価を気にしている

周りの評価を気にしていると、

何かがあると人のせいにしてしまいます。

 

「自分は悪くない」と主張することで、

自分の評価が下がらない様にしているのです。

 

ですが周りの反応や評価を気にするのは、

周りありきで生きている様なものです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で日々を過ごしているのです。

 

これでは悩みは尽きませんし、

何かあると人のせいにし続けてしまいます。

 

傷つくのが怖い

自分が傷つくのを怖がっていると、

自分の課題と向き合おうとしません。

 

傷つくのを回避するために、

誰かのせいにしてしまうのです。

 

あるいはプライドが高い人も、

人のせいにしてしまうことが多いです。

 

自分のプライドが傷つくのを怖れて、

人のせいにしてしまいます。

 

ある意味、失敗するのを怖がっている状態とも言えます。

 

自分のせいだと認めてしまえば、

その瞬間に失敗したと思われてしまうかもしれません。

 

人のせいにする根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

人のせいにしてしまうのも、

自信のなさが根本的な原因です。

 

そもそも自信があれば誰かのせいにしないのです。

 

先ほど紹介した2つの特徴も、

自信のなさが背景にあります。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の育ちに原因がある?

私たちにとって人間関係のスタートは、

親との関わりです。

 

親と関わる中で生まれた思い込みが、

その後の人間関係にも影響を与えるのです。

 

つまり幼少期に育った影響で、

人のせいにする様になることがあるのです。

 

「親に怒られることが多かった」

「親の前で良い子を演じていた」

「親も人のせいにする人だった」

 

たとえばこうした場合だと、子供が人のせいにする様になりやすいのです。

 

ただし冷静に考えると、

生まれた時から人のせいにする人はいません。

 

その意味で人のせいにすることは、

生まれ持った性格ではなく後天的に身についたものなので、

誰でも今から改善できるのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

人のせいにすれば一時的に楽ですが、

周りからの信頼を失うこともあります。

 

次第に人が離れていったり、

評価が下がってしまうこともあるのです。

 

また人のせいにすることで、

自分の原因に向き合おうとしないので、

環境や相手を変えて同じ様な悩みが繰り返されます。

 

自信のなさと向き合いながら、

人のせいにするのをやめる必要があるのです。

 

人のせいにするのをやめる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

人のせいにするのをやめる方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

人のせいにすることがなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初の方法とは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

人のせいにしてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの評価が気になったり、

傷つくのを怖がってしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

そして頭の中で考え過ぎてしまい、

誰かのせいにしてしまうのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

人のせいにする時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

相手のことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ず悩んでしまいます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

人のせいにする自分を変えるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

人のせいにしたままだと幸せな未来は待っていません。

 

人間関係もギクシャクするでしょうし、

同じ悩みを繰り返し抱いてしまいます。

 

人のせいにする根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。