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親に愛されなかった人でも幸せな恋愛はできる

[最終更新日]2025/01/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

恋愛についての相談は、

定期的に私の元へ届きます。

 

「親に愛されなかったのに恋愛が上手くいくのか」

こうした悩みを抱いている人も多いのです。

 

確かに私たちが最初に接するのが親であり、

親がパートナーシップのモデルとも言えます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

親に愛されなかった人の恋愛の傾向や、

幸せな恋愛をする秘訣をお伝えします。

 

たとえ親に愛されなかったと感じていても、

今から幸せな恋愛はできますし、

そのための方法も後半で解説します。

 

親に愛されなかった人の恋愛の特徴

 

親に愛されなかった人の恋愛には、

3つの特徴があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

愛し方がわからない

親に愛されなかったと感じていると、

自分も誰かを愛する方法がわからなくなります。

 

愛し方を見てこなかったので、

どうやって愛すればいいのかわからなくなるのです。

 

「これで合ってるかな…」

「間違っていたらどうしよう…」

 

この様に疑心暗鬼になることが増えてしまいます。

 

相手に求めすぎる

親に愛されなかった気持ちを、

恋人に求めすぎてしまうことがあります。

 

「私の気持ちを受け止めて欲しい」

「もっとかまって欲しい」

「常に愛して欲しい」

 

この様に「〜して欲しい」が浮かんだ時は要注意。

 

相手に求めすぎており、

依存的な関係を築いてしまうかもしれません。

 

どれだけ相手に求めても、

相手が応えてくれるかは相手次第です。

 

相手の言動にイライラもやもやしたりと、

精神的に不安定になりやすいのです。

 

甘えられない

親に愛されなかったことで、

相手に甘えられなくなる人も多いです。

 

親に甘えようとしても拒絶されたり、

甘えさせてくれなかったのでしょう。

 

そのため甘え方がわからなかったり、

甘えることにブレーキを踏んでしまうのです。

 

一緒にいても心を許せず、

相手にどう思われるかを気にしたり、

良い子を演じてしまうこともあるでしょう。

 

親に愛されなかった原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

親に愛されなかったのも、

もとをたどれば親の自信のなさが影響しています。

 

親の自信のなさのとばっちりで、

愛情を感じられなくなってしまうことはあります。

 

ただし大人になった今も引きずっているなら、

自分の自信のなさも影響しています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば親から愛されなかった影響を手放し、

幸せなパートナーシップを築ける様になります。

 

一方で自信がないと過去に影響を受け続け、

親に愛されなかったのを自分の恋愛に当てはめ続けてしまうのです。

 

恋愛の悩みは繰り返される

恋人と別れたり付き合う相手を変えれば、

一時的には上手くいくかもしれません。

 

ですが自分自身が変わらなければ、

相手や環境を変えても同じ悩みに直面します。

 

親に愛されなかった影響を、

恋愛でも繰り返してしまうのです。

 

あるいは仕事や友達との関係など、

他の対象に悪影響が及ぶこともあります。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分が変わることに意識を向け、

現状を今から好転させることが必要です。

 

幸せな恋愛をするための3ステップ

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

幸せな恋愛をするための方法をお伝えします。

 

3ステップを繰り返し実践することで、

現状は今から変えられます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

最初のステップが、自分の気持ちを声に出すこと。

 

恋愛が上手くいかず悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考える癖があるのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど自信のなさが出てきて、

親に愛されなかった影響が出てしまいます。

 

先ほど紹介した3つの特徴も、

頭の中で考えている時に出てきます。

 

どんな気持ちでも構いませんので、

まず自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出すには、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して触れ合うことで、

自分の気持ちが素直に出てきやすくなります。

 

ステップ2:「本当はどうしたかった?」と問いかける

親に愛されなかった過去の記憶が、

現在の恋愛に影響を及ぼしているわけです。

 

だからこそ、過去の記憶に向き合うことも必要です。

 

「当時に戻れるなら、本当はどうしたかった?」

「あの時に本当はどうしたかった?」

 

この様に「本当はどうしたかった?」と問いかけてください。

 

過去の出来事を変えることはできませんが、

私たちは過去の出来事ではなく感情を引きずっています。

 

「本当はどうしたかった?」と問いかけることで、

心の中にため込んできた感情に気づけます。

 

感情を声に出すほど、

親から愛されなかった気持ちにとらわれず、

未来へと進んでいける様になります。

 

ステップ3:「これからどうしたい?」と問いかける

そして過去を振り返った後は、

未来へと意識を向けます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

恋愛が上手くいかず悩む人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かや何かのことを気にしています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してくれない」

「してもらう」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分が主語になっておらず、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっているのです。

 

相手に求めすぎてしまったり、

相手のことを気にしすぎてしまうでしょう。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

幸せな恋愛ができる様になるために不可欠です。

 

自分がしたいことを問いかけることで、

自分が本当に望む恋愛ができる様になります。

親に愛されなかった影響に悩まされても、

幸せな未来は待っていません。

 

どこかで恋愛が上手くいかなくなり、

悩みやストレスを抱え続けるでしょう。

 

根本原因である自信のなさと向き合いながら、

3ステップを実践することで、

今から現状を好転していきましょう。

 

親に愛されなかった影響を受けずに、

幸せな恋愛ができる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。