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[最終更新日]2024/12/03
こんにちは、伊庭和高です。
恋愛についての相談は、
定期的に私の元へ寄せられます。
「告白されたらとりあえず付き合ってしまう」
「誰でもいいから恋愛したい」
「恋愛していないと物足りない」
こうした相談は年齢や性別を問わず多いです。
誰でもいいから付き合ってしまうと、
一時的には幸せな気持ちになれたとしても、
どこかで必ずうまくいかなくなります。
短期間で別れる恋愛を繰り返したり、
傷ついたりショックなことが起きる可能性が高いのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
心理背景や原因と解決策をお伝えします。
目次
誰でもいいから付き合ってしまうのはなぜ?
告白されたら誰でもいいから付き合ってしまうのは、
実は3つの心理背景があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
自分で自分を満たせていない
自分で自分の心を満たせていないと、
誰かに心を満たしてもらおうと考えます。
嫌いな人でなければ誰でもいいので、
付き合うことで自分を満たしてもらおうとしています。
一緒にいる時間が楽しかったり、
自分のことを気にかけ大切にしてもらえたりと、
付き合うことで一時的に心が満たされるのです。
ですが自分で自分の心を満たせていないので、
相手に求め過ぎてしまうでしょう。
栄養ドリンクを常に飲んでいる様なものなので、
自分で元気になれず誰かに依存してしまうのです。
自己肯定感が低い
「自分を認められない」
「自分のことを評価できない」
この様に自己肯定感が低い人ほど、
誰でもいいから付き合ってしまいます。
告白されることで、
自分を認めてもらえたと勘違いをするのです。
これも一時的に自己肯定感は高まりますが、
相手の言動によって気持ちが不安定になります。
寂しがり屋
寂しがり屋やかまってちゃんの人は、
誰でもいいので付き合いがちです。
誰かと付き合うことで、
寂しさを埋めている状態です。
ですが一時的に寂しさを埋められても、
幸せな恋愛ができるとは限りません。
単に寂しさを埋めるだけの関係で、
前向きで発展性のある関係になれないのです。
自信のなさが根本原因です
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
告白されたら誰でもいいから付き合うのも、
自分の自信のなさが根本的な原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば誰でもいいから付き合いません。
自分から告白することもあるでしょうし、
本当に好意のある人でないと付き合いません。
自分で自分を満たせなかったり、
自己肯定感が低かったり、
寂しがり屋になってしまうのも、
自信のなさが背景にあります。
悩みは形を変えて繰り返される
付き合う相手を変えても、
悩みは何度でも繰り返されるでしょう。
誰でもいいから付き合っても、
どこかで必ずうまくいかなくなるのです。
相手に求め過ぎてしまったり、
相手のことを本気で好きになれなかったり、
気持ちが不安定なまま過ごしてしまいます。
誰でもいいから付き合う恋愛では、
幸せな未来は待っていないのです。
自信のなさと向き合いながら、
まず自分自身が変わることに集中する必要があります。
幸せな恋愛をするための2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
幸せな恋愛をするための方法をお伝えします。
2つの方法を実践することで、
誰でもいいから付き合うことはなくなり、
自分の気持ちを大切にしながら恋愛できる様になります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
誰でもいいから付き合ってしまう人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど、
誰かに満たしてもらおうとしたり、
自己肯定感が低くなったり、
寂しがり屋になってしまうのです。
ここでポイントになるのが、
「まず自分で声に出すこと」
恋人や友達や同僚など周りの人など、
いきなり気持ちを吐き出さないでください。
自分の気持ちを吐き出せば、
確かにスッキリするでしょうが、
相手は良い気分になりません。
「また同じ悩みを聞かされている…」
「自分で何とかしてよ…」
最初は親身になってくれても、
何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、
関係が悪化する可能性があるのです。
いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、
誰かに気持ちを聞いて欲しいと求めすぎている状態なのです。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を好転するための第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
誰でもいいから付き合ってしまう人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
相手に求める気持ちも強まりますし、
相手の反応も気にしてしまいます。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、
恋愛がうまくいかない傾向があります。
「私はどうすればいいのか?」という様に、
答えを周りに求めてしまうので、
自分の気持ちを大切にできないのです。
語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、
幸せな恋愛をする秘訣です。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
自分の気持ちを大切に恋愛するために不可欠です。
誰でもいいから付き合う恋愛は、
今すぐに変えていく必要があります。
自分のことを大切にできておらず、
幸せな未来も待っていません。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。