menu

鏡の法則が人間関係に影響を与える心理とは?克服法も紹介

[最終更新日]2025/06/12

こんにちは、伊庭和高です。

今回は鏡の法則について取り上げます。

 

「自分の感情や言動や周囲に伝わり、結果として自分に返ってくる」

 

これが鏡の法則です。

 

まるで鏡に反射するかのように、

すべてが自分に返ってくると考えるのです。

 

自分の人生に起こる問題の原因は、

すべて自分自身の中にあるという考えでもあります。

 

今回は人間関係を取り上げますが、

良くも悪くも鏡の法則が影響して、

今の人間関係が成り立っていると言えます。

 

仕事、友達、恋愛、家族など、

鏡の法則の影響が表れているのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人間関係と鏡の法則のつながりを詳しく解説します。

 

その上で自分が望む人間関係を築く方法を、

独自の切り口からお伝えします。

 

鏡の法則と人間関係

仕事でもプライベートでも、

もし人間関係に悩んでいるのであれば、

鏡の法則が影響しているかもしれません。

 

相手に原因を求め続けたり、

環境や付き合う相手を変えれば、

一時的に気持ちも楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな状況で同じ様な悩みに直面するのです。

 

「転職したけど人間関係に悩んでいる」

「相手を変えても恋愛がうまくいかない」

 

こうした相談は年齢や性別を問わず、

私の元へよく寄せられます。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

人間関係に悩むのも自分の自信のなさが原因です。

 

自信のなさが感情や言動となって表れ、

相手に伝わってしまうのです。

 

それが自分に返ってきたことで、

人間関係の悩みとなって表面化します。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例をいくつか紹介します。

 

周りの目を気にしている

たとえば自信がない人ほど、

周りの目を気にしています。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「良い子を演じなければ…」

「怒られないようにしないと…」

 

このように周りの反応や評価を気にすると、

人間関係で悩みに直面するのです。

相手に勘違いされてしまったり、

気を使い過ぎてストレスを溜め込むことがあります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっている状態です。

 

マウントを取る

また自信がない人ほど、

周りにマウントを取ろうとします。

 

自分の方が上だと誇示したり、

優劣をつけようとします。

 

意見を押し付けようとしたり、

高圧的な態度を見せることもあります。

 

自信があればマウントは取りませんし、

周りのことも尊重できます。

 

自信がないからマウントを取ってしまい、

人間関係がギクシャクするのです。

 

どこかで仕返しを受けたり、

周りから人が離れてしまうこともあります。

 

相手に求めすぎる

そして自信がない人ほど、

相手に求めすぎる傾向があります。

 

「わかって欲しい」

「話を聞いて欲しい」

「やってくれない」

「やってあげたのに」

 

こうした言葉が浮かぶ時ほど、

相手に求めすぎてしまいます。

 

次第に相手も嫌な気分になり、

関係が悪化してしまうでしょう。

 

寂しがり屋やかまってちゃんな人も、

寂しさを埋めるために行動するので、

相手に求めすぎる傾向が強いです。

 

自分が変われば人間関係も変わる

ここまで自信のなさ3つ紹介しましたが、

他にも多くの自信のなさがあります。

 

1つに当てはまる人もいれば、

複数に該当する人もいるでしょう。

 

いずれにせよ確かなことは、

自分が変われば人間関係も変わること。

 

鏡の法則が影響しているのであれば、

自信のなさと向き合い乗り越えることで、

自分の態度や振る舞いにも変化が生まれます。

 

自分が変われば相手の反応も変わるので、

人間関係にも変化が生まれます。

 

人間関係の悩みもなくなりますし、

今よりも理想的な関係が築けるようになります。

 

人間関係の悩みを解決する方法

 

次に現状を好転する方法を、

独自の視点から解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

人間関係にも変化が生まれます。

 

悩みは解決し、自分が望む関係を築けるようになります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組む方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

人間関係に悩む時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず頭の中で考える癖があるのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

ネガティブに考えてしまうほど自信のなさが出てきます。

 

相手の反応が気になったり、

マウントをとってしまったり、

相手に求めすぎてしまうのも、

頭の中で考えている時に起こります。

 

どんな言葉でも大丈夫ですので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を改善するための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみを意識して活用することで悩みも早く改善できます。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

人間関係に悩む時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「してほしい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分を主語に問いかけていない状態です。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

これでは相手の反応に一喜一憂し、

ストレスを感じやすくなってしまいます。

 

他人軸で人間関係を築くので、

どこかで上手くいかなくなるのです。

 

「どうしたい?」を習慣化することが、

人間関係に悩む現状を乗り越えるために不可欠です。

鏡の法則とは自分次第で変えられるものです。

 

自分の感情や態度が変われば、

それを受けた相手の反応も変わるので、

人間関係にも嬉しい変化が生まれます。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。