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着ぐるみを身につける心理【ありのままの自分に気づくヒントかも】

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日は着ぐるみについて取り上げます。

 

 

最近ではハロウィンの仮装として着る人も多く、

ドンキホーテ等に行けば着ぐるみを見かけることもあります。

 

私も学生時代にピカチュウの着ぐるみを購入し、

数回ですがイベント時に着たことがあります。

 

 

さて、私は現在ぬいぐるみ心理学を伝えていますが、

着ぐるみも広い意味でぬいぐるみだと捉えています。

 

それこそ先ほど紹介したピカチュウの着ぐるみも、

肌触りとしてはぬいぐるみと何ら変わりませんからね。

 

そして最近ふと、着ぐるみを着る心理について興味が湧きました。

 

ぬいぐるみ心理学で深めた知識を当てはめると、

着ぐるみを身につける心理背景を知ることで、

毎日がより自分らしく生きやすくなるかもしれません。

 

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着ぐるみを身につける心理

仕事 自信の持ち方 画像

 

まず着ぐるみを身につけることで、

「非日常の世界」にどっぷりとつかれます。

 

それこそ私もピカチュウの着ぐるみを着れば、

不思議と自分も気分が高揚し、

普段なら人目を気にする様なことも、平気で振る舞えました。

 

 

学校や仕事上の立場や関係性

あるいは年齢や性別を越えられる。

着ぐるみにはそんな効果があります。

 

オラフ ねずみ フレデリック 画像

 

実際、ディズニーランドを見るとイメージしやすいです。

 

着ぐるみやかぶりものを身につける光景。

ディズニーはもちろん、帰宅中の人からも見られますよね。

まさに普段の状況を忘れて、非日常の自分になっているのです。

 

着ぐるみには「ありのままの自分」が隠されている

ぬいぐるみ心理学 恋 画像

 

着ぐるみを身につけることで、

普段は抑えてしまう様なことも振る舞えてしまう。

 

人の目を気にして自分を抑えてしまうとしても、

着ぐるみを身につければ、自然と自分らしく振る舞えてしまうのです。

 

実際、ハロウィンで仮装をする人は、

大通りに出ても人目を気にせず振る舞っていますね。

 

 

そして人目を気にせず振る舞える状態というのは、

ありのままの自分が自然と出ている状態に近いでしょう。

 

非日常のイベントの側面が強すぎれば、

ありのままの自分が暴走する危険性もありますが、

基本的には本来の自分に近いものがにじみ出ています。

 

頑張らない 自分らしく生きる 画像

少し前に「アナと雪の女王」が流行しました

「ありのまま」という言葉に日本中が反応しましたが、

具体的に何がありのままなのかわからないという声も多く聞かれました。

 

ありのままの自分とは感覚的なもの。

数学の公式の様に明確に定義できるものではなく、

自分らしい状態を表しています。

 

着ぐるみを身につけることで、

ありのままの自分がどんなものなのか、

一時的に体感することができます。

 

日々の生活でもありのままの自分をさらけ出す

小学生 男の子 ぬいぐるみ 画像

 

私はぬいぐるみ心理学を通して、

1人1人のありのままの状態を一緒に導き出しています。

そしてそれを、日々の生活で自然とさらけ出せる様なサポートもしています。

 

着ぐるみを身につけている様な自分の状態。

これが一時的なイベントで終わってしまうのはもったいないです。

 

できれば普段から、着ぐるみを着た様な状態で過ごせれば、

自分らしい人間関係が築けるのです。

 

もちろん周りの目が気になる部分もあるでしょうが、

まずはありのままの自分を知り、受け止めることが第一歩です。

 

 

いずれにせよ1つ確実に言えることは、

着ぐるみを身につけていれば、

ありのままの自分の状態を感覚的に知っているわけです。

 

それを日常生活でも自然とさらけ出せれば、

よりストレスを感じない、自分らしい人生が送れます。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。