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虚勢を張る人の心理【原因と克服方法を3分で解説】

[最終更新日]2022/05/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「虚勢を張る」こと。

 

仕事やプライベートなど様々な場面で、

虚勢を張ってしまうことはあります。

 

虚勢を張るのを直したいという声も、

お客様からいただくことがあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

虚勢を張る心理や原因と克服方法を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

虚勢を張るとは

・自分の弱い所を隠して、外見だけは威勢のあるふりをする

 

これが「虚勢を張る」の意味です。

 

無理して自分を作っていたり、

強がっている状態とも言えます。

 

似た様な言葉に見栄を張るがありますが、

虚勢を張ると同じ意味だと考えて良いでしょう。

 

虚勢を張る人の心理背景

ここからは虚勢を張る人に

どんな心理背景があるのかを解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの目を気にしている

虚勢を張る人はほぼ間違いなく、

周りにどう思われるかを気にしています。

 

周りの目を気にしているから、

必要以上に自分を大きく見せてしまいます。

 

自分の弱い所を隠してしまうのも、

相手にどう思われるかを気にしているからです。

 

また周りの評価を気にしていれば、

その分だけ見栄を張る様になります。

 

見栄を張ることで高い評価を得ようとしたり、

良い評判を獲得しようとするのです。

 

「職場で虚勢を張る人がいるが、中身がほとんどない様に見える」

 

こうした声を受けたこともありますが、

虚勢を張っているからこその現象だと言えます。

 

失敗するのを恐れている

「間違えない様に」

「嫌われない様に」

「孤独にならない様に」

「失望されない様に」

 

この様に失敗を恐れていると、

虚勢を張る様になります。

 

失敗することの恐れから、

必要以上に自分を良く見せてしまうのです。

 

承認欲求を満たそうとしている

周りから認められようと思うほど、

虚勢を張る様になります。

 

承認欲求という言葉がありますが、

周りから認められることを求めるほど、

自分を大きく誇張する様になります。

 

周りから認められることに意識が向き、

無理して自分を演じてしまうのです。

 

なお承認欲求については、

別の記事で詳しく特集しています。

 

虚勢を張る原因

私はぬいぐるみ心理学ぬいぐるみ心理学で、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

虚勢を張る原因も、

自分の自信のなさだと言えます。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

もし自分に自信があれば虚勢を張る必要はありません。

 

弱みもさらけ出しながら、

そのままの自分で関係を築けます。

 

自分に自信が持てていないから、

周りの目や評価を気にしたり、

失敗を恐れてしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

虚勢を張るのをやめる方法

「虚勢を張るのをやめたい!」

 

こうした声を受けることも多いので、

虚勢を張るのをやめる方法を解説します。

 

2つの方法を紹介しますが、

順番に実践することで虚勢を張るのを克服できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

虚勢を張る人のほとんどが、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

物事をネガティブに捉える様になります。

 

周りの反応を気にしたり、

失敗を恐れてしまうのも、

頭の中で考えてしまうからです。

 

虚勢を張る人のほとんどが、

頭の中で考える癖があります。

 

どんな気持ちも声に出すこと。

これが重要です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

虚勢を張る現状を克服できます。

 

主語を自分にして問いかける

そして声に出した後は、

主語を自分にして問いかけます。

 

「どうしたいのか?」と問いかけてください。

 

虚勢を張る人のほとんどは、

主語を自分にして問いかけられていません。

 

そもそも虚勢を張るという行為が、

自分以外の誰かの反応を気にしているため、

自分を主語にできていないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

虚勢を張る現状を克服する上で不可欠です。

 

自分に嘘をつかずに生きる

虚勢を張っている状態とは、

無理して自分を作っている状態。

 

自分の気持ちに嘘をついている状態です。

 

自分に嘘をついていれば、

幸せな未来にはたどりつけません。

 

評価されても素直に喜べず、

常に気を張っているので疲れてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実行することで、

虚勢を張るのをやめることはできます。

 

虚勢を張るのをやめることで、

自分らしく毎日を過ごせる様になります。

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。