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無価値観を癒す2つの方法!苦しい状況を抜け出すポイント

[最終更新日]2024/04/23

こんにちは、伊庭和高です。

 

無価値観に悩んでいる人は、

年齢や性別を問わず多いです。

 

「自分に価値がない」

「自分は生きるに値しない」

「自分は何の役にも立たない」

 

この様に自分自身を否定する感情のことを、

無価値観と言います。

 

自分には価値がないと思いながら、

毎日を送りたい人はいません。

 

仕事でもプライベートでも、

幸せな未来は待っていないでしょう。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

無価値観を癒す方法を解説します。

 

また無価値観を抱く原因も、

独自の切り口でお伝えします。

 

無価値観を癒す方法

 

最初にぬいぐるみ心理学の視点で、

無価値観を癒す方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

無価値観を癒すことができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず初めに取り組む方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

無価値観に悩んでいる時は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

自分には価値がないと思うのも、

決まって頭の中で考えている時です。

 

頭の中でぐるぐる考えるほど、

無価値観は強まってしまいます。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

無価値観を癒す第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

無価値観に悩んでいる人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

無価値観に悩む人の特徴です。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

無価値観に悩まなくなるために不可欠なのです。

 

無価値観に襲われるのはなぜ?

 

無価値観を癒す方法をお伝えしましたが、

そもそも無価値観に襲われるのはなぜか?

 

3つの原因を解説します。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りと自分を比べている

「あの人と比べて自分は…」

「周りは仕事ができるのに…」

「友達の方が幸せそうだな…」

 

この様に周りと自分を比べていると、

無価値観に悩まされます。

 

周りと自分を比べるほど、

できない部分に意識が向くのです。

 

劣等感を感じたり、

ネガティブ思考が強まるのです。

 

流されるまま生きている

「言われたことをこなしている」

「与えられた仕事を淡々とこなしている」

 

流されるまま生きていると、

無価値観を抱きやすいです。

 

流されるまま生きていても、

仕事もできればお金も得られますし、

生きていくことはできるでしょう。

 

ですが急に虚しさを感じ、

「何のために生きているのか?」と思ってしまうのです。

 

生きていくことはできても、

そんな自分に価値がないと思い込むのです。

 

やりたいことがわからない

何がやりたいかわからないと、

無価値観も強まります。

 

仕事でもプライベートでも、

やりたいことがないと人生が物足りなく感じます。

 

流されるまま生きてしまったり、

周りと自分を比べやすくもなります。

 

自分の人生の主人公は、

他でもない自分自身。

 

それなのにやりたいことがわからないと、

自分の人生を生きている感覚が抱けないのです。

 

無価値観を抱く根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

無価値観を抱いてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば無価値観に悩まされません。

 

自分には価値があると自然と思えているのです。

 

周りと自分を比べてしまったり、

流されるまま生きていたり、

やりたいことがわからないのも、

自信のなさが背景にあるのです。

 

幼少期の経験も影響している

私たちの自信のなさは、

幼少期の経験も影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張できていました。

 

それなのに成長するにつれて、

自信がなくなり無価値観を抱く様になるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信がなくなり、

無価値観を抱く様になる人もいます。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親の敷いたレールを歩んできた」

「親も無価値観を抱きがちだった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が出てしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う人を変えることで、

一時的に気持ちは楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面するのです。

 

無価値観に悩まされる状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

自分には価値がないと思いながら、

毎日を生きていくのは苦しいです。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

無価値観を癒し、現状を変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。