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あまのじゃくは性格じゃない!治し方のポイントは5W1H

[最終更新日]2023/05/31

こんにちは、伊庭和高です。

 

「あまのじゃくな性格を変えたい」

「人生を損している気がする」

本日のテーマのあまのじゃくは、

意外と多くの人が悩んでいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

あまのじゃくな性格の治し方を解説します。

 

あまのじゃくな人の特徴や心理背景も、

合わせて解説したいと思います。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

あまのじゃくとは何か?

「わざと人に逆らう言動をすること」

「ひねくれていること」

これがあまのじゃくの意味です。

 

相手と常に反対の言動を取ることも、

あまのじゃくの特徴です。

※ちなみにあまのじゃくは「天邪鬼」と書きます。

 

男性も女性もあまのじゃく

あまのじゃくに性別は関係ありません。

男性も女性もあまのじゃくになり得ます。

 

大人になってもあまのじゃくな人はいますし、

無意識の内にあまのじゃくな自分が出てくることもあります。

 

仕事に恋愛にあまのじゃくは疲れた!

仕事に恋愛に…

あまのじゃくな言動を取ると疲れてしまいます。

 

人と反対の意見を言ったりしますが、

自分が思っていなくても反対の言動を取ってしまいます。

 

反対の言動を取ることが目的になっており、

自分の本心がわからない状態になっています。

 

自分らしく生きることはできませんし、

人間関係のトラブルも生まれやすくなります。

 

あまのじゃくな性格のままでいると、

自分が望まない未来に進んでしまうのです。

 

あまのじゃくな人の4つの特徴と心理

あまのじゃくな人の特徴や心理を解説します。

 

どれか1つに当てはまっていることもあれば、

複数に当てはまっていることもあります。

 

相手の反応を気にしている

あまのじゃくな性格とは、

相手と反対の言動を取ることです。

 

相手ありきで対応を変えているので、

実は相手の反応を気にしています。

 

特定の相手だけでなく、

不特定多数の周りの目を気にして、

あまのじゃくな性格が出てくることもあります。

 

自分の気持ちがわからない

先ほどの項目と関係してきますが、

相手ありきで対応を変えてしまうので、

自分で自分の気持ちがわからないのです。

 

相手と逆の言動を取ることはできても、

自分が何をしたいのかはわかりません。

 

自分主体で行動できないので、

自分が望む人生を形作っていけないのです。

 

承認欲求が強い

あまのじゃくな性格の人は、

実は承認欲求が強いです。

 

相手と逆の言動を取ることで、

「あいつは何だ?」と周りから注目されるかもしれません。

 

一時的にでも目立てたり、

周りが自分を見てくれるので、

その瞬間は心が満たされます。

 

承認欲求については別の記事で解説していますが、

今回の場合は承認欲求の間違った満たし方をしているので、

長い目で見ると自分の心は満たされないのです。

 

また最近よく聞く「かまってちゃん」も、

承認欲求を満たそうとしています。

 

かまってちゃんだからこそ、

相手の気を引くためにあまのじゃくな言動を取ってしまうのです。

 

他責思考

何かが起きた時に自分以外の誰かのせいにすることを、他責思考と言います。

 

誰かのせいにしようとして、

その時々で自分の言動を変えているのです。

 

何かを決断しないといけない場面や、

責任を取らされる場面になると、

言うことがコロコロ変わる人がいます。

 

あまのじゃくな言動を取ることで、

自分で責任を取らない様にしているのです。

 

あまのじゃくになってしまう原因

私はぬいぐるみ心理学で、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

あまのじゃくになってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

自分に自信が持てないことで、

自分主体で行動できずに、

相手ありきで対応を変えてしまいます。

 

そもそも自信があれば、

あまのじゃくになる必要はありません。

 

相手と逆の対応を取るのも良いし、

相手と同じ意見を主張しても良いのです。

 

自分の気持ちに素直に行動できるので、

あまのじゃくになることはあり得ません。

 

ちなみに私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期にキッカケが!

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の経験で形成されます。

 

生まれた時からあまのじゃくな人はいません。

成長する中で自信のなさが生まれ、

あまのじゃくな言動を取る様になるのです。

 

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親との関わり方に影響され、

あまのじゃくな言動を取る様になることがあるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親にダメ出しをされることが多かった」

「親もあまのじゃくだった」

 

たとえばこうした場合は、

子供があまのじゃくになりやすいのです。

 

あまのじゃくは性格じゃない!

ここまで話してきましたが、

1つ大事な事実をお伝えします。

 

実はあまのじゃくは性格ではありません。

 

生まれた時からあまのじゃくだった人など、

1人としていません。

 

あまのじゃくは性格でも何でもなく、

後天的に身についたものであり、

自信のなさが背景にあります。

 

つまり自信のなさと向き合うことで、

誰でもあまのじゃくは変えられるのです。

 

あまのじゃくの治し方

ここまでの内容を踏まえて、

あまのじゃくの治し方を解説します。

 

これから紹介する3つの方法を、

順番に実践してみてください。

 

自分の気持ちを声に出す

最初にお伝えする方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

あまのじゃくな性格に悩んでいる人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さずに頭の中で考える癖があるのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まると言われています。

 

あまのじゃくな態度を取ってしまう時は、

自分主体で行動できていないわけですし、

ネガティブに考えてしまっています。

 

頭の中で考え続けるのではなく、

まずは自分の気持ちを声に出すこと。

これが第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

ぬいぐるみの好き嫌いにかかわらず、

意識して関わることであまのじゃくは治せます。

 

5W1Hで自信のなさに向き合う

そして声に出しながら、

自分の自信のなさに向き合います。

 

ここでのポイントは5W1Hを使うこと。

 

「なぜあまのじゃくな態度を取ってしまうのか?」

「あまのじゃくなのはいつからか?」

「誰に対してあまのじゃくになってしまうのか?」

 

5W1Hを使って振り返ることで、

現状を深く掘り下げることができます。

 

悩みの背景に明確に気づけるほど、

解決に向けた糸口も見えてきます。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後に紹介するのが、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

あまのじゃくな態度を取ってしまう人は、

自分を主語にして生活できていません。

 

自分より相手ありきで行動してしまうのです。

 

「どうしたいのか?」を問いかけることは、

あまのじゃくを改善する上で不可欠です。

 

あまのじゃくを手放した先に待つ未来

あまのじゃくな態度を続けても、

良いことは何1つありません。

 

相手ありきで行動することになるので、

自分主体で行動できなくなります。

 

自分の人生の主人公は自分自身なのに、

相手ありきで行動を選択し続けてしまいます。

 

あまのじゃくを手放した先には、

自分が理想とする未来が待っています。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分を主語にして行動できる様になるので、

自分が望む行動を選択し続けられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「自信を持つにはどうすれば良いのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。