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感情がなくなるのは幼少期の育ちが影響している!

[最終更新日]2024/02/27

こんにちは、伊庭和高です。

 

「感情がない」という悩みは、

定期的に私の元に寄せられます。

 

自分の感情を認識できなかったり、

周囲から無感情だと言われてしまうこともあります。

 

感情がないままの状態を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

感情がなくなる原因や心理背景を解説します。

 

感情がなくなるのはなぜ?

 

感情がなくなるのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの目を気にしている

「相手にどう思われるのか…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

自分の感情がわからなくなります。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

周りを優先して考えてしまうのです。

 

周りありきで振る舞う様になれば、

次第に自分の感情がなくなってしまいます。

 

良い子を演じている

良い子を演じて振る舞う人ほど、

自分の感情がなくなります。

 

褒められたり評価されたり愛されるために、

相手にとって都合が良い人を演じるのです。

 

確かに相手に好印象を持たれるかもしれませんが、

それはあくまで「演じた自分」への評価です。

 

相手の反応は相手次第で変わりますし、

次第に演じていることに不信感を持たれます。

 

「この人の本音がわからない」と思われ、

逆に信頼をなくすこともあるのです。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「ミスをしない様にしないと…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

自分の気持ちを犠牲にします。

 

やりたいことを我慢したり、

周りに流されやすくなるのです。

 

そして感情がなくなってしまいます。

 

確かに失敗を恐れていれば、

実際に失敗はしないでしょうが、

同時に成功もしません。

 

その意味で失敗を恐れる状況が、

実は最大の失敗だと言えます。

 

感情がなくなる根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

感情がなくなる根本原因も、

自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないから感情がなくなります。

 

周りの目を気にするのも、

良い子を演じてしまうのも、

失敗を怖がってしまうのも、

自信のなさが原因です。

 

つまり感情がなくなるかどうかは、

自信の有無が影響しています。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の育ちが影響している

私たちの自信のなさは、

幼少期の育ちも影響しています。

 

生まれた時から感情がない人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張できていました。

 

それが大人になるにつれて自信がなくなり、

感情もなくなってしまうのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信がなくなり、

感情もなくしてしまう人は多いのです。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親に怒られるのが怖かった」

「親も感情のない人だった」

 

たとえばこうした場合は、

子供にも影響が出てしまいます。

 

感情がないままだとどうなるのか?

感情がないまま過ごしていても、

幸せな毎日は送れません。

 

生きてはいけるでしょうし、

一時的に周りに評価されることはあっても、

次第に苦しくなるのです。

 

自分の人生の主人公は、

他でもない自分自身です。

 

それなのに感情がないままだと、

自分の人生を生きている実感が持てないのです。

 

根本原因の自信のなさと向き合い、

自分の感情を取り戻す必要があります。

 

感情がなくなる現状の改善方法は、

こちらの記事で詳しく特集しています。

合わせて学んでみてください。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。