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全部自分のせいにする心理背景2パターン【原因と解決策を3分で解説

[最終更新日]2020/12/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

何かが起きた時に、

全部自分のせいにして考えてしまうことがあると思います。

 

自分が悪いと思う心理と言い換えても良いのですが、

一体なぜ自分のせいにして考えてしまうのでしょうか?

 

私はぬいぐるみ心理学を伝えていますが、

今回のテーマはお客様からもよく相談があります。

 

そこで今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

全部自分のせいだと考える原因や心理背景を解説します。

またどうすれば自分が悪いと考えなくなるのかもお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

自分が悪いと思い込んでしまうのも、

根本原因は自信のなさなのです。

 

自分に自信がないからこそ、

何があっても自分の責任だと背負い込んでしまいます。

 

では具体的にどんな自信のなさがあるのかを、

ここから解説していきます。

 

怒られるのを回避できる

まず最初に取り上げるのが、

怒られるのを回避できること。

 

怒られるのを怖がる自信のなさがあり、

全部自分のせいにしてしまうのです。

 

最初から自分が悪いと思うことで、

怒られるのを回避できますし楽なのです。

 

「反省しているんだな」と思われれば、

それ以上深く追及されることもありません。

 

まず自分で予防線を張る意味でも、

自分が悪いと先に思い込んでしまうのです。

過去の私も怒られるのを避けるために、

「自分が悪いです」と真っ先に周囲に伝えていたことがありました。

 

明らかに相手が悪いと思うことであっても、

「自分が悪いです」と先に謝ることで、

その場が険悪な雰囲気になるのを回避していたのです。

 

確かにその場は丸く収まりますが、

自分に自信は持てなくなっていきました。

 

周りの目を気にしている

そして2つ目の原因は、

周りの目を気にしてしまうこと。

 

周りにどう思われるかを気にすると、

自分が悪いと思い込む確率が上がります。

 

「否定されたらどうしよう…」

「傷つけたらどうしよう…」

「変なウワサが立ったらどうしよう…」

 

周りにどう思われるかを気にするほど、

自分に自信が持てなくなります。

 

自分の気持ちを押さえ込んだり、

無理して相手に合わせる様になります。

 

周りにどう見えるかを気にした結果、

自分のせいにして背負い込むことも増えてしまうのです。

 

自信のなさに向き合う

ここまで心理背景をお伝えしましたが、

全部自分のせいだと思い込む根本原因は自信のなさです。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうやって自信のなさと向き合えばいいのか?」

 

など詳しい話は無料メール講座でも解説していますが、

自信が持てる様になれば自分のせいだと思い込むことはなくなります。

 

怒られることを怖がることもなければ、

周りを気にせず振る舞える様にもなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

全部自分のせいだと思い込む現状を変えたいならば、

今から意識してもらいたいポイントが2つあります。

 

まず1つ目が「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

物事をネガティブに捉えてしまう癖があります。

 

自分が悪いと思い込んでいる時ほど、

頭の中で考えを巡らせ続けています。

 

ますますネガティブ思考になり、

自分で背負い込んでしまうのです。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

全部自分のせいにする現状を変える第一歩です。

 

どうしたいのか?と問いかける

そして2つ目のポイントが、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分が悪いと思い込む人は、

自分を主語にして問いかけることが欠けているのです。

 

自分よりも先に周りにどう思われるかを考えてしまうのです。

 

自分を主語にして問いかけるのが習慣化すれば、

必要以上に自分のせいにすることはなくなります。

・自分の気持ちを声に出すこと

・「どうしたいのか?」を問いかけること

 

この2つを繰り返し行うことで、

現状を変えることはできます。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分のせいだと思い込む毎日を抜け出していきましょう!

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。