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虚栄心は幼少期に原因がある!治し方のヒントは自信のなさ

[最終更新日]2023/05/31

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは虚栄心。

 

「虚栄心が強いのに悩んでいる」

「虚栄心をなくしたい」

「虚栄心を抱かずに生きたい」

 

こうした声を受けることも多いです。

 

「自分を実質以上に見せようと見栄を張りたがる心の状態」

 

これが虚栄心の辞書的な意味です。

 

もう少し簡単にまとめると、

「周りから良く思われたい気持ち」とも言えます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

虚栄心を抱く原因を詳しく解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

虚栄心を抱く原因

私はぬいぐるみ心理学ぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

虚栄心を抱いてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信が持てないからこそ虚栄心を抱いてしまいます。

 

もし自分に自信があれば、

周りを気にして見栄を張ったりもしないでしょう。

 

つまり自信の有無こそが、

虚栄心に悩まされる分かれ道と言えるのです。

 

ちなみに自分の自信のなさについては、

12個の質問(2択)に答えることで診断できます。

 

虚栄心を抱く原因が自信のなさなので、

この質問に答えれば虚栄心の度合いを診断できるとも言えます。

 

虚栄心の原因は幼少期にある

とはいえ生まれた時から、

虚栄心を抱いていた人はいません。

 

虚栄心でいっぱいの赤ちゃんなど、

どう考えてもいません。

 

ですが成長する過程で自信のなさを抱き、

虚栄心が強くなる様になったのです。

 

それこそ友達や恋人や同僚を気にして、

見栄を張ったり強がったりするのです。

 

発達心理学においては小学校低学年になると、

周囲の目を気にし始めると言われています。

 

よく思われようと振る舞ったり、

見栄を張ったり強がる様になるのです。

 

つまり虚栄心を抱く背景は、

幼少期の経験にあると言えます。

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

虚栄心とは周りを気にする気持ちですので、

親との関係で受けた影響が、

その後のすべての人間関係に影響を与えます。

 

親との記憶を振り返ることで、

虚栄心のキッカケを突き止めることもできるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親も虚栄心を抱いていた」

「親が人生のレールを引いてきた」

 

たとえばこうしたケースだと、

子供も虚栄心を抱きやすくなるのです。

 

そして親との関係で抱いた虚栄心を、

友達、恋愛、同僚などの人間関係にも当てはめてしまいます。

 

虚栄心を満たす行動

自信のなさから虚栄心に振り回されても、

時間とお金を浪費するばかりで幸せにはなれません。

 

虚栄心を満たす行動を取り続け、

悩みを抱いている声は私にも多く届きます。

 

仕事の評価を気にして頑張りすぎたり…

思いつくまま資格を取得したり…

見栄を張って転職を繰り返したり…

 

虚栄心を満たすための行動とは、

栄養ドリンクの様なものです。

 

その瞬間は満たされるものの、

すぐに効き目が切れてしまうので、

再び栄養ドリンクを飲む様になります。

 

次第に効き目も薄くなり、

副作用で心身にダメージも残るので、

長い目で見てもいいことはないのです。

 

本当の意味で自分に自信が持てず、

不安定な気持ちに襲われてしまいます。

 

虚栄心を満たしても幸せになれない

どれだけ虚栄心を満たしても、

本当の意味で幸せにはなれません。

 

虚栄心とは周りありきの状態ですし、

自分の幸せが周りに左右されていると言えます。

 

周りの反応を気にし続けたり、

周りと比較し続けることになるので、

自分軸で生きられていない状態だと言えます。

 

「ありのままの自分で生きたい」

 

一時期この言葉が流行しましたが、

周りありきの状態で振る舞っていれば、

ありのままの自分で生きることはできません。

 

一瞬満たされることはあっても、

すぐに不安や焦りを抱く様になるので、

長い目で見て幸せにはならないのです。

 

虚栄心の治し方

先ほどもお伝えした様に、

生まれた時から虚栄心を抱く人はいません。

 

生まれ持った特性ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも虚栄心を手放すことができます。

 

虚栄心を抱く原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合うことで、

虚栄心をなくすことができます。

 

虚栄心の治し方については、

別の記事で詳しく特集しています。

 

虚栄心をなくせたお客様の声も、

エピソードを交えて紹介しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。