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後でやるが口癖の人の4つの心理とは?改善策は2つ!

[最終更新日]2025/09/08

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

「後でやる」が口癖になっている人がいます。

 

後回しにすればその瞬間は楽ですが、

ツケが必ず回ってきます。

 

雑に取り組んでしまい上手くいかなかったり、

周囲の信頼を失うこともあるでしょう。

 

後でやる状況が続くのは、

すぐにでも改善する必要があるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

後でやるが口癖になっている人の心理背景と改善策をお伝えします。

 

「後でやる」が口癖の人の心理

 

後でやるが口癖の人には、

4つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう」

「怒られない様にしないと」

 

この様に失敗を恐れている人ほど、

後でやるが口癖になっています。

 

後でやろうと思えば、その場で失敗することはありません。

行動に移さなければ失敗することもないのです。

 

ですが同時に成功することもありません。

 

その意味では失敗を恐れることが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われているのか…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

「今は発言のタイミングではないかも…」

 

この様に周りの反応や評価を気にするほど、

後でやろうと考えます。

 

周りにどう思われるかを気にして、

行動できなくなってしまうのです。

 

あれこれ頭の中で考え続けるだけで、

手を動かすことができなくなってしまいます。

 

自分の気持ちがわからない

「やりたいことがわからない」

「何を感じているかわからない」

 

この様に自分の気持ちがわからない人は、

後でやるが口癖になります。

 

自分の気持ちがわからないので、

その場で自分が望む選択ができないのです。

 

とりあえず後でやろうと考えることで、

先延ばしにしている状態です。

 

楽をしようとしている

後でやれば今この瞬間は楽ができます。

 

ですが後でツケが回ってくるので、

結果的にはさらに大変な事態が発生します。

 

ただしその瞬間は楽ができるので、

目先のメリットを手に入れるために後でやろうと考えるのです。

 

その瞬間は楽ができても、

長い目で見て幸せな未来が待っていないことは確かです。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

後でやるが口癖になってしまうのも、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば後回しにしません。

 

すぐに取りかかったり期限を決めることができています。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

自信のなさが影響しているのです。

 

「後で」はいつまでもやらない

 

「後でやる」とは、期限が決まっていない状態です。

 

・今夜やる

・明日やる

・週末にやる

 

これらは期限が決まっており、

いつやるかが明確なので行動へ移しやすいです。

 

一方で「後でやる」とは期限が決まっておらず、

「いつかやる」と言っているようなものです。

 

この状態では、いつまでもやらないでしょう。

 

後でやると言いながら、

期限も決めず先延ばしにしている状態なのです。

 

悩みは繰り返される

後でやると言い続ければ、

その瞬間は楽ができるかもしれません。

 

ですが問題を先延ばしにしているだけなので、

いずれ大きな壁に直面するでしょう。

 

周囲の信頼を失ってしまったり、

チャンスを逃すこともあるかもしれません。

 

職場を変えたり付き合う相手を変えたりと、

環境を変えても自分が変わらなければ、

同じ悩みを繰り返してしまいます。

 

後でやると言い続ける状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

まず自分が変わるために行動へ移す必要があります。

 

現状を改善する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を解決する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

後でやるが口癖の状況は改善できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

後でやるが口癖の人ほど、

普段から声に出さず頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど自信もなくなり、

後でやろうと考えやすくなります。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

頭の中で考えている時に浮かびやすいです。

 

周りに聞こえる声を出す必要もなければ、

いきなり周りへ話しかける必要もありません。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

頭に浮かんだ気持ちを、ぶつぶつ声に出していきましょう。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

後でやるが口癖の人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りにどう思われるか気にしたり、

失敗を怖がってしまったりと、

自信のなさが出てきやすいのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

後でやるが口癖になっています。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを誰かや何かに求めてしまうので、

自分で結論を出せず後でやろうと考えやすいのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を変えるために不可欠です。

 

自分がしたいことを選択するほど、

後でやると先延ばしにしなくなります。

後でやるを続けていても、

幸せな毎日は待っていません。

 

単に先延ばしにしているだけであり、

目先の楽を選び続けているので、

必ず近い将来ツケが回ってきます。

 

後でやると考える根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

現状は今すぐに変えていけます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。