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すぐ感情的になるのを治したい!原因と改善策を徹底解説

[最終更新日]2024/05/28

こんにちは、伊庭和高です。

 

すぐ感情的になってしまうことに、

悩んでいる人は多いです。

 

相手に何かを言われて、

ついカッとなってしまうこと。

 

急に涙が流れてきて、

自分でも感情のコントロールができなくなること。

 

仕事でもプライベートでも、

すぐ感情的になっても良いことはありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

原因と改善策をお伝えします。

 

すぐ感情的になるのはなぜ?

 

すぐ感情的になってしまうのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

順番に見ていきましょう。

 

痛いところを突かれたから

自分でも自覚していることを言われると、

つい感情的になってしまうことがあります。

 

「言われなくてもわかっているよ」

「誰かに言われるのはムカつくな」

 

こうした気持ちからつい反発したり、

言われたことを否定しようとするのです。

 

自分でも痛いところを突かれたので、

すぐ感情が表に出てしまうのです。

 

優劣や勝ち負けを気にしているから

「あの人に負けない様に…」

「周りに劣らない様にしなければ…」

 

この様に優劣や勝ち負けを気にしていると、

何かの拍子に感情的になるでしょう。

 

感情的になることで、

自分が上だと見せつけたり、

なめられない様にしているのです。

 

「強がり」という言葉がありますが、

強いのではなく強い様に見せているだけなのです。

 

自己肯定感が低いから

もし自己肯定感が低いと、

何かにつけて感情的になってしまいます。

 

すぐに泣いてしまったり、

寂しさや切なさに襲われたり、

落ち込んでしまうこともあるのです。

 

自己肯定感が高い状態だと、

自分で気持ちを落ち着けられますし、

すぐ感情的になることもありません。

 

自己肯定感の低さを隠せず、

感情表現がすぐ出てしまうのです。

 

すぐ感情的になる根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

すぐに感情的になってしまうのは、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分で気持ちを落ち着けられます。

 

すぐに感情的にならず、

心の中でワンクッションが置けるのです。

 

ですが自分に自信のなさがあると、

何かあるとすぐ感情的になってしまいます。

 

人よりも感情表現が激しくなり、

周りに迷惑をかけてしまうこともあるのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や付き合う相手を変えるなど、

環境を変えれば現状が好転すると思い込む人はいます。

 

確かに一時的にリセットされますが、

周りを変えても自分自身が変わらなければ、

新たな環境でもすぐ感情的になってしまうのです。

 

悩みは時間が解決してくれず、

環境を変えて繰り返されてしまいます。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

まず自分が変わることに意識を向ける必要があるのです。

 

現状を改善する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

すぐ感情的になるのを治せます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず初めに取り組む方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

すぐ感情的になってしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ますます感情的になるのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

すぐ感情的になってしまう人は、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

すぐ感情的になる人の特徴です。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

感情的にならず生きるために不可欠なのです。

仕事でもプライベートでも、

すぐ感情的になってもうまくいきません。

 

人間関係がギクシャクしたり、

感情的になる自分が嫌になったりと、

良いことは何もないのです。

 

すぐ感情的になる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

現状を今から好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。