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自分を大事にできない人は他人も大事にできない理由

[最終更新日]2024/10/15

こんにちは、伊庭和高です。

 

「自分を大事にできない」

「自分を大事にできる様になりたい」

 

年齢や性別や境遇を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

自分で自分を大事にできなければ、

自分を責めたりダメ出しする機会も増えるので、

仕事でも私生活でも悩みを抱きやすくなります。

 

自分を大事にできない人は他人も大事にできない

そして自分を大事にできない人は、

他人も大事にできません。

 

冷静に考えるとわかります。

 

自分を大事にできていないので、

他人を大事にする方法もわからないのです。

 

何より自分を大事にできていない姿勢は、

無意識のうちに相手にも伝わります。

 

「私は自分を大事にできていないんだ」

「でもあなたのことは大事にするね」

 

相手の立場で考えてみると、

違和感しか生まれません。

 

「いや、その前に自分を大事にして」と、

ツッコミが入るかもしれません。

 

偽善者になってしまう

もちろん自分を大事にできていない中で、

他人を大事にしようとすることはあるでしょう。

 

ただし自分を大事にできていない以上、

どこか偽善者の様になってしまいます。

 

心がこもっていないと思われたり、

先ほどの様な違和感を与えてしまうのです。

 

どこか無理をしている状態なので、

いずれボロが出てしまいます。

 

自分を大事にできないのはなぜ?

 

自分を大事にできない人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われているのか…」

「評価が下がらない様にしないと…」

「変なウワサが立たないかな…」

 

この様に周りの反応や評価を気にするほど、

自分を大事にできません。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

周りにどう思われるかを先に考えてしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で生きている状態です。

 

これでは自分を大事にできません。

 

自分の気持ちがわからない

「やりたいことがわからない」

「何を感じているのかわからない」

 

この様に自分の気持ちがわからなければ、

自分を大事にできません。

 

自分の気持ちがわからなければ、

流されるかの様に毎日を過ごしてしまいます。

 

それでも生きていくことはできますが、

どこか淡々と日々を送ってしまうこともあり、

「何のために生きているのか?」と虚無感を抱くかもしれません。

 

失敗を怖がっている

「間違えたらどうしよう…」

「否定されない様にしないと…」

 

この様に失敗を怖がっていると、

自分を大事にできなくなります。

 

失敗を怖がれば行動に移さないので、

確かに失敗することはありません。

 

ですが同時に成功することもないのです。

 

やりたいことに挑戦しないので、

自分を大事にできなくなるのです。

 

その意味では失敗を怖がり続けるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分を大事にできないのも、

自信のなさが背景にあるのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分を大事に思えています。

 

周りの目が気になったり、

自分の気持ちがわからなかったり、

失敗を怖がってしまうのも、

自信のなさが原因なのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

 

そして自信のなさを放置していても、

悩みは解決しません。

 

場所を変え、環境を変えても、

自分自身が変わらなければ同じ悩みを繰り返します。

 

自分を大事にできない状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

自信のなさと向き合い、

自分を大事にできる様に変わる必要があります。

 

自分を大事にするための2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

自分を大事にできる様になる方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

自分で自分を大事にできる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

自分を大事にできない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの評価や反応が気になったり、

自分の気持ちがわからなくなったり、

失敗を怖がってしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

自分を大事にできていない人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りの目を気にしたり、

失敗を怖がりやすくなります。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

自分を大事にできず苦しむ傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

自分で結論を出せず苦しんでしまうのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

自分を大事にできる様になるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

自分を大事にできないままでは苦しいです。

 

人間関係に悩んだり、

自己嫌悪の気持ちに襲われたりと、

生きづらさを感じる様になります。

 

自分を大事にできないままでは、

悩みやストレスを定期的に感じてしまい、

幸せな未来は待っていないのです。

 

自分を大事にできない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。