9Apr
[最終更新日]2024/04/09
こんにちは、伊庭和高です。
仕事でもプライベートでも、
頑張りたいのに頑張れないのはつらいです。
頑張れないことに自己嫌悪したり、
目標が実現できなかったりと、
良いことは何もありません。
頑張りたいのに頑張れないのは、
理由があります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
心理背景や原因と解決策をお伝えします。
目次
頑張りたいけど頑張れないのはなぜ?
頑張りたいけど頑張れないのは、
3つの心理背景があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
やりたいことではない
仕事でも私生活でも、
自分がやりたいことでなければ頑張れません。
一時的には頑張れたとしても、
どこかで限界が訪れるのです。
「やりたくないことなのに…」
「何だかやらされている気がする…」
「やらなきゃいけないから…」
やりたいことではないので、
気づかぬ内に疲れやストレスも蓄積します。
いざやり始めようと思っても、
気持ちが追いつかなくなるのです。
完璧主義
「まだ完璧ではない」
「もっと丁寧にやらなきゃ」
この様に完璧主義の傾向がある人も、
頑張りたい時に頑張れなくなります。
完璧さを求めるのは否定しませんが、
完璧「主義」まで行くのはやり過ぎです。
知らないうちに自分を追い込み、
プレッシャーをかけ続けてしまうのです。
何よりどれだけ完璧を追い求めても、
100%完璧になることはありません。
「完璧にできなかった…」と落ち込み、
モチベーションにも悪影響が出るのです。
周りと比べている
「あの人に比べて自分は…」
「あの人に劣らない様にしないと…」
仕事でもプライベートでも、
周りと自分を比べるのは苦しいです。
優劣や勝ち負けを気にしてしまい、
ネガティブ思考が生まれやすいのです。
これでは頑張りたい時に、
周りとの比較を始めてしまうので、
エネルギーが湧いてきません。
頑張りたいけど頑張れない原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
頑張りたいのに頑張れないのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば頑張りたい時に頑張れます。
周りと自分を比べたり、
完璧主義になったりせず、
やりたいことを行動に移せるのです。
自信がないから周りとの比較をしたり、
完璧を求め過ぎてしまうのです。
悩みは形を変えて繰り返される
異動や転職や引っ越しなど、
環境や付き合う相手を変えれば、
一時的に気持ちがリセットされるでしょう。
ですが周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも悩みは繰り返されます。
頑張りたくても頑張れない状況が続くのです。
その意味で現状は時間が解決してくれません。
自信のなさと向き合いながら、
自分が変わることに意識を向ける必要があります。
現状を好転する2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
現状を好転する2つの方法を解説します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
頑張りたいのに頑張れない状況を改善できます。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
頑張りたいのに頑張れない時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があるのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考えることの9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど、
相手と自分を比べてしまったり、
完璧を求め過ぎてしまいます。
頑張りたい時に頑張れず苦しいのは、
決まって頭の中で考えている時です。
独り言で構いません。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を好転させる第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
頑張りたくても頑張れない人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
相手と自分を比べ始めたり、
完璧主義に走ってしまいます。
自分がやりたいことを我慢して、
周りに求められることをやってしまうのです。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になっているのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
頑張りたい時に頑張るために不可欠です。
自分を主語に問いかけることで、
他人軸ではなく自分軸で生きれる様になります。
現状を放置していても、
良いことは何もありません。
疲れやストレスをため込み、
生きづらさを感じるかもしれませんし、
人間関係もギクシャクするでしょう。
頑張りたいのに頑張れない根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。