29May
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
今日はメンタルブロックの外し方についてです。
何か行動する時に思わずためらってしまうこと。
そして結局は何もせずに立ち止まること。
こんな経験ありませんか?
・
・
・
私は何度もあります。
一歩前に踏み出そうと思っても、
頭の中で様々な感情が湧き起こり、結局何もしなかったこと。
あるいは実践を始めたんだけれども、
3日坊主で諦めてしまったこと。
「自分には無理なんじゃないか…」
「あの人はすごい。それに比べて私は…」
「時間がないしやめとこうかな…」
頭の中で様々な声が重なり合い、
結局は何もしないという選択をしてしまう。
これが「メンタルブロック」です。
本屋さんやセミナー等ではよく、
お金のメンタルブロックの外し方は扱われています。
ですが私はぬいぐるみ心理学を通して、
人間関係において自分らしく生きる本質をお伝えしています。
お金の問題だと思っていたことも、
ほぼ間違いなく人間関係が原因にあったりしますからね。
いずれにせよメンタルブロックの外し方のコツをつかめれば、
人間関係でもお金でも、スイスイと実践することが可能です。
どうしてメンタルブロックを外せないのか
メンタルブロックの外し方をお伝えする前に、
その原因について見ていきます。
どうして私達はメンタルブロックを外せないのか。
ぬいぐるみ心理学を通して多くの方と関わる中で、
私自身導き出した結論が「居心地の良さ」
現状の居心地が良いから、
メンタルブロックを外して前に進もうとしないのです。
この話を聞いて疑問に思った方もいるでしょう。
「いや、自分は変わりたいんだ」
「今の場所は居心地が良くないんだ」
確かに現状に何らかの不満を抱いているから、
あるいは実現したい想いがあるから、
メンタルブロックを外したいと願うのでしょう。
ところが現状から変化するということは、
良くも悪くもこれから起こることが予測できません。
周りがどんな反応をするのか、
仕事がどんな風に変化していくのか、
これらが予測できないため、一時的な不安定感に襲われます。
一方で現状のまま過ごしていれば、
良くも悪くも何が起こるのかが予測できます。
自分にとって都合が悪かったとしても、
周りの反応が予測できる以上、
モヤモヤを抱えつつも不安定な状態には置かれません。
つまり、現状維持が一番無難で居心地が良いんですよね。
では、どうやってメンタルブロックを外すのか。
答えは非常にシンプル。
「あれこれ考える前に実践すること」です。
「自分はこうなりたい!」と最初に抱いた感覚。
これに従ってそのまま突き進むだけです。
頭の中で考えれば考えるほど、
現状維持をしたくなる言い訳が浮かんできます。
一時的な不安定状態に置かれることに対して、
「それで良いのか?」と問いかけが始まるのです。
後先考えても、現時点では何もわからない。
実際にやってみないと何もわかりません。
自分の心に素直に、感じるままに振る舞う。
とにかくこれです。
メンタルブロックの外し方についてお伝えしていますが、
メンタルブロックは「気づいたら外れているもの」です。
後先考えず自分の感覚のまま突き進めば、
一時的な不安定状態も抜けて、
気づけば新しい居心地の良い状態を作り上げています。
とはいえ一時的な不安定状態に置かれるのは、
どうしたって心細い気持ちがあります。
そんな時は仲間と一緒に突き進むこと。
これをお勧めします。
どうしても挫折しそうになった際に、
仲間の存在が自分を奮い立たせます。
ぬいぐるみ心理学では講座を受けて下さった方と、
常に一緒に実践を続けている感覚を抱いています。
私自身まだ実践の途中。
メンタルブロックを外している最中です。
講座を通して関わってくださった方とは、
一歩ずつ一緒に進んでいきたい。
結果として皆さんがメンタルブロックを外し、
新たに居心地の良い状態にたどり着ける様にと思っています。
メンタルブロックは、気づけば外れているもの。
後先考えず突き進めば良いんです。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。