9〜12個当てはまったあなたは…
ズバリ完璧主義度が強いです!
自覚の有無に関わらず、
既に完璧主義で日常に問題が発生している状態です。
仕事やプライベートで、
完璧主義に悩まされていると言えます。
このタイミングで向き合わなければ、
取り返しのつかないことになる可能性もあり、
現状を変えるための瀬戸際とも言えます。
完璧主義の原因
「なぜ完璧主義になってしまうのか?」
簡潔にまとめるなら、
「周囲の目を気にしているから」です。
周りにどう思われるか気にするほど、
完璧さを求め過ぎてしまうのです。
たとえば人と自分を比べるほど、
「もっと完璧にやらなきゃ」と思いやすくなります。
「自分はできないから…」と劣等感を抱くほど、
ますます完璧主義に拍車がかかります。
また優越感を抱いたとしても、
「追い越されない様に」と自分を追い込んでしまいます。
親や先生や上司や期待に応えなければというのも、
相手にどう思われるかを気にしている状態です。
「怒られない様に」
「失望されない様に」
「否定されない様に」
こうした気持ちが強まるほど、
完璧さを求め過ぎてしまいます。
ここでポイントなのは、
「完璧主義には終わりがないこと」
どれだけ完璧を求めて取り組んでも、
「完璧にできた!」と思えることはないのです。
「ここが足りない」「準備不足だ」など、
できていない点に意識が向きやすくなります。
何より完璧に取り組んだとしても、
周りからダメ出しや否定されることもあります。
完璧主義は繰り返される
私はよく「悩みは形を変えて繰り返される」と解説します。
例えば今の職場で完璧主義だと、
異動や転職をしても完璧主義に悩まされてしまいます。
時間が経過しても完璧主義は解決せず、
周囲の目を気にして似た様な悩みが繰り返されてしまうのです。
また人によっては幼少期から、
完璧主義を繰り返しています。
親の前で完璧主義になっていたのが、
大人になると職場で完璧主義になってしまうのです。
生まれた時から完璧主義な人はいません。
幼少期の経験によって完璧主義が形成されてしまいます。
完璧主義に悩まされている状況は、
時間が解決してくれるわけではないのです。
自信のなさが根底にあります
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
完璧主義に陥ってしまうのも、
自分の自信のなさが根底にあります。
無料メール講座でも解説していますが、
自信がないから完璧にしなきゃと思い込んでしまいます。
周囲の目が気になり影響されるのも、
自分に自信が持てないからです。
一方で自分に自信があれば、
周囲の目を気にせず行動できます。
「完璧にしなきゃ」と自分を追い込むこともありません。
本当の意味で自信が持てる様になることが、
完璧主義に悩まされないために必要だと言えます。
対処法
先ほどもお伝えした様に、
完璧主義の原因は自信のなさです。
根本から自信のなさと向き合っていかなければ、
この現状を変えることはできません。
その上で、現状を変える方法は3つあります。
1つ目の方法は、
「自分の気持ちを声に出すこと」
完璧主義になってしまう時ほど、
頭の中で考える癖があります。
著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、
頭の中で考えるほどネガティブ思考が強まります。
1日の中で約6万もの言葉を頭の中で考えると言われていますが、
その内の約90%はネガティブな思考だと考えられています。
完璧にやらなきゃと思い過ぎ、
無意識に自分を追い込んでしまうのです。
「仕事に追われているな…」
「全部自分でやらなきゃと思ってるな…」
完璧主義の一面が出た時に、
まずは自分で声に出してみてください。
声に出せば出すほど、
次第に自分の気持ちが落ち着きます。
ここで注意が必要なのは、
「いきなり誰かに吐き出さないこと」です。
完璧主義で苦しんでいる気持ちを周囲に吐き出すと、
周囲が嫌な気分になってしまいます。
一時的に自分はスッキリしても、
人間関係が悪化する可能性があります。
「どんな気持ちも、まずは自分で声に出すこと」
この点を意識してみてください。
2つ目の方法は、
「ぬいぐるみに触れること」
いきなりぬいぐるみが登場したので、
ビックリした人もいるかもしれません。
ですが完璧主義に陥らないために、
ぬいぐるみが効果的なのです。
心理学ではぬいぐるみと触れることで、
安心感やリラックス効果が生まれると言われています。
ぬいぐるみに触れることで、
オキシトシンというというホルモンが脳内で分泌されます。
このホルモンが安心感やリラックスに効果的なのです。
完璧主義になってしまう時ほど、
心に余裕がなくなり不安感にも襲われています。
職場のデスクにぬいぐるみを置いたり、
引き出しにぬいぐるみを入れておき、
何かにつけて触れてみるだけでも効果を実感できます。
意識的にぬいぐるみに触れることは、
完璧主義を抜け出すことにつながります。
3つ目の方法は、
「言葉の語尾を変換すること」
「しなきゃいけない」
「するべきだ」
完璧主義になる時に出てくる言葉です。
もしこれらの言葉が出てきたら、
語尾を「したい」に変えてください。
「自分はどうしたいのか?」と問いかけてみてください。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自分を主語にして問いかけることで、
自分が何を望んでいるのかに気づけます。
先ほども解説しましたが、
完璧主義の原因は周囲の目を気にすることです。
「しなきゃいけない」
「するべきだ」
これらの言葉は自分を主語にしておらず、
周囲の目を気にしている状態です。
上司や親や友達や世間体など、
周囲にどう見られるかを気にしています。
周囲の目を気にしている時ほど、
「どうしたいのか?」と問いかけられていません。
「自分はどうしたいのか?」と問いかけると、
「完璧主義でいたい」という結論は出てこないでしょう。
つまり完璧主義を抜け出す問いかけが、
「どうしたいのか?」なのです。
言葉の語尾を変換することで、
完璧主義を改善できる様になります。
「完璧主義になる根本原因は何か?」など、
詳しい話は無料メール講座でも解説しています。
本日お伝えした内容を実践するうえで、
合わせて学んでみてください。
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