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自虐をやめたい!治し方を2ステップで解説!

[最終更新日]2024/02/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

「自分を必要以上に責めてしまうこと」

 

これが自虐ですが、

自虐をやめたいという悩みは、

年齢や性別を問わず多いです。

 

仕事でもプライベートでも、

自虐を続けても苦しいだけです。

 

過去の私も自虐する癖があり、

悩みを抱き続けていました。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自虐するのをやめる方法を解説します。

 

また自虐してしまう原因や心理背景を、

独自の切り口でお伝えします。

 

自虐をやめたい!治し方は2ステップ

 

自虐をやめるための方法は2つ。

 

2ステップになっているので、

順番に実践することで効果を実感できます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

最初のステップが「自分の気持ちを声に出すこと」

 

自虐をしてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の、

9割がネガティブな内容だと言われています。

 

つまり頭の中で考えると、

自虐思考が出てきやすくなるのです。

ここでポイントなのが、

「自分で」声に出すこと。

 

愚痴をこぼす様に、

いきなり周りに吐き出さないでください。

 

周りに吐き出せばスッキリしますが、

周りは決して良い気分にならないでしょう。

 

一時的には同情や共感してくれても、

次第に周りも疲れてしまいます。

 

人間関係が悪化したりと、

良いことはありません。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ステップ2:「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自虐をしてしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを考えている時に出てきます。

 

あるいは「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちです。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

誰かに答えを求め続けてしまうので、

一向に結論が出ず自虐を続けるのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

自虐せずに人生を送るために不可欠です。

 

なぜ自虐をしてしまうのか?

ここまで自虐の治し方をお伝えしましたが、

そもそも自虐をするのはなぜなのか?

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自虐をするのも自分の自信のなさが原因です。

 

自信があれば自虐はしませんし、

自虐的な思考が出てきてもすぐに切り替えられます。

 

自分に自信がないから、

必要以上に自分を責めてしまうのです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

 

代表例を3つ紹介しますが、

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りを気にしている

「あの人にどう思われるのか…」

「嫌われない様にしないと…」

「変な風に思われたかも…」

 

この様に周りの反応や評価を気にするほど、

自虐しやすくなります。

 

自分の気持ちよりも先に、

周りを優先してしまうのです。

 

自分を犠牲にしたり、

無理して周りに合わせる様にもなります。

 

どれだけ周りを気にしても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様なもので、

いつまでも悩み続けてしまうのです。

 

失敗を怖がっている

「ミスをしたらどうしよう…」

「間違えない様にしないと…」

 

この様に失敗を怖がる時ほど、

自虐的な気持ちが強まります。

 

必要以上にプレッシャーをかけたり、

実際に失敗したら自分を責め始めるのです。

 

あるいは失敗を怖がるあまり、

行動を起こさないかもしれません。

 

その瞬間は失敗を回避できますが、

次第に行動しなかった自分を責め始めるのです。

 

完璧主義

「完璧にやらなければ」

「まだ十分ではない」

 

この様に完璧主義な人は、

自虐しやすくなります。

 

完璧にできていないと思うほど、

自分を責める様になります。

 

完璧さを求めるのは否定しませんが、

完璧主義まで行くのはやり過ぎです。

 

何事もやり過ぎてしまうと、

心身に負荷をかけてしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「異動や転職をすれば…」

「付き合う人を変えれば…」

 

この様に環境を変えることで、

現状を変えようと思う人は多いです。

 

確かに環境を変えれば、

状況もリセットされます。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも自虐を始めるのです。

 

その意味では自虐してしまう状況は、

時間が解決してはくれません。

 

自分自身が変わろうとしないと、

同じ悩みを繰り返してしまいます。

 

まとめ

冒頭で紹介した2ステップを実践することで、

自虐をやめられる様になります。

 

そして自虐する原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2ステップを実践することで、

今から現状を変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。