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自分の非を認めない人の末路は3つ!心理背景や原因を解説

[最終更新日]2024/09/17

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

自分の非を認めない人の存在に、

悩んでいる人は多いです。

 

また非を認めない当事者からも、

現状を何とかしたいという声が定期的に寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

自分の非を認められないままでは上手くいきません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

自分の非を認められない心理や原因と解決策をお伝えします。

 

自分の非を認められない人の末路

 

自分の非を認められない人の末路は3つで、

どれも幸せなものではありません。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの信頼を失う

自分の非を認めようとしない姿勢は、

周りからの信頼を失います。

 

「あの人は信頼できない」

「非を認めようとしない」

 

こうした印象を抱かれてしまうのです。

 

次第に人が離れていったり、

距離を取られてしったり、

仲間はずれにされる様になるでしょう。

 

あるいは自分がピンチの時に、

誰も助けてくれなくなる可能性があります。

 

大きな問題が発生する

自分の非を認めないままでは、

どこかで大きな問題が発生します。

 

非を認めずにその場をやり過ごしても、

自分に非がある原因は解決していません。

 

仕事でもプライベートでも、

どこかで壁に直面してしまうでしょう。

 

どれだけ非を認めずにいても、

問題が解決するわけではありません。

 

同じ問題が繰り返し発生する

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う相手を変えたとしても、

自分の非を認めない状況は続きます。

 

一時的には気持ちが楽になっても、

非を認めない自分が変わらないので、

新たな状況でも同じ問題が発生するのです。

 

その場をやり過ごすことはできても、

非のある原因は解決していないので、

繰り返し壁にぶつかってしまいます。

 

自分の非を認めないのはなぜ?

 

そもそも自分の非を認めない人には、

2つの心理背景があります。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

勝ち負けや優劣を気にしているから

周りとの勝ち負けや優劣を気にするほど、

自分の非を認めない姿勢が生まれます。

 

「あの人に負けない様に…」

「自分の方が劣っているかも…」

「見下されない様にしないと…」

 

こうした意識が生まれて、

非を認めなくなるのです。

 

これはプライドが高い状態とも言えます。

 

勝ち負けや優劣を気にしているのは、

他人軸で生きている状態です。

 

常に周りのことを気にしているので、

ネガティブな気持ちを抱きやすいのです。

 

責任回避をしようとしている

自分の非を認めないのは、

「自分は悪くない」と思っている状態です。

 

心理学では他責思考と呼ばれていますが、

自分以外の誰かや何かのせいにしているのです。

 

ですが一時的に責任回避しようと思っても、

自分に非があるのは周りに伝わっています。

 

口では責任回避しても、

周りからの信頼を失ったりと、

最終的な責任は自分自身に降りかかるのです。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分の非を認めようとしないのも、

自信のなさが背景にあるのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分の非を素直に認められます。

 

自信がないから非を認めようとせず、

かえって状況を悪化させてしまうのです。

 

勝ち負けや優劣を気にしたり、

責任回避しようとするのも、

自信のなさが原因なのです。

 

自信のなさと向き合わずにいても、

現状は変わりません。

 

環境や付き合う相手を変えても、

悩みが繰り返されるだけです。

 

自信のなさと向き合いながら、

現状を変えていく必要があります。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

自分の非を素直に認められる様になり、

現状が変わり始めます。

 

自分で自分の気持ちを声に出すこと

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

自分の非を認めようとしない時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

勝ち負けや優劣が気になったり、

責任回避しようとしてしまいます。

 

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

友達や同僚や家族など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

非を認めようとしない人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えているので、

相手との勝ち負けや優劣を気にしたり、

責任回避しようとしてしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっているのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

非を認めない現状を変えるために不可欠です。

 

自分を主語に問いかけることで、

自分の気持ちに素直に振る舞える様になります。

仕事でもプライベートでも、

非を認めないままでは幸せな未来は待っていません。

 

その瞬間は楽ができても、

長い目で見て状況が悪化してしまいます。

 

人間関係がギクシャクしたり、

大きな問題が発生することもあるのです。

 

自分の非を認められない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。