15Oct
[最終更新日]2024/10/15
こんにちは、伊庭和高です。
「考えすぎて頭がパンクしてしまう」
年齢や性別や職業を問わず、
この相談はよく私の元へ寄せられます。
頭が重たく感じてしまい、
気づけば手が止まってしまうでしょう。
頭がパンクしてしまう状況は、
すぐにでも改善する必要があります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
考えすぎて頭がパンクする原因と改善策をお伝えします。
目次
考えすぎて頭がパンクする原因
そもそも私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増大する習性があります。
ネガティブな気持ちでパンクしてしまい、
行動に移せなくなってしまいます。
「一体なぜ考え過ぎて頭がパンクするのか?」
大きく3つの原因に分けられますが、
どれか1つに該当することもありますし、
複数に当てはまることもあります。
周りの目を気にしている
「あの人にどう思われるのか…」
「変な風にとらえられない様にしないと…」
「周りの期待に応えなきゃ…」
この様に周りの目を気にするほど、
考えすぎてしまいます。
どれだけ周りの気持ちを考えても、
相手の気持ちは相手にしかわかりません。
正解がわからない問題を解く様に、
いつまでも結論が出ず悩み続けるのです。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸で生きている状態です。
失敗を怖がっている
「間違えたらどうしよう…」
「ミスをしない様にしなければ…」
この様に失敗を怖がっているほど、
考えすぎて頭がパンクしてしまいます。
失敗を怖がるほど、実際に行動へ移せなくなります。
その一方で失敗を怖がっていれば、
間違えやミスをすることもないでしょう。
ただし同時に成功することもありません。
その意味で失敗を怖がり続けるのが、
実は最大の失敗だと言えます。
完璧主義
「もっとちゃんとやらなきゃ…」
「まだ十分ではない…」
この様に完璧主義な傾向がある人は、
考えすぎて頭がパンクしてしまいます。
できていない点ばかり意識が向き、
ネガティブ思考でいっぱいになるのです。
完璧さを求めるのは否定しませんが、
完璧主義まで行くのはやり過ぎです。
食べ過ぎ、飲み過ぎと同じ様に、
何事もやり過ぎると反動がやってくるのです。
自信のなさが背景にあります
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
考えすぎて頭がパンクしてしまうのも、
自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば考えすぎてしまうことはありません。
考えすぎる前に自分で気持ちを落ち着け、
解決策を導き出せるのです。
先ほど紹介した3つの原因も、
自信がない時に発生します。
苦しい状況は繰り返される
異動や転職や引っ越しなど、
環境や付き合う相手を変えれば一時的に楽になるでしょう。
ですが周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも考えすぎてしまうのです。
考えすぎて頭がパンクする状況は、
時間が解決してはくれません。
自信のなさと向き合いながら、
まず自分自身が変わる必要があるのです。
現状を好転する2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点から、
現状を好転する方法をお伝えします。
2つの方法を実践することで、
考えすぎてしまうのをやめられます。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初に取り組むのは、
自分で自分の気持ちを声に出すこと。
考えすぎて頭がパンクする時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に考えることの9割が、
ネガティブな事柄だと言われています。
先ほど紹介した3つの原因も、
頭の中で考えている時に起こりがちなのです。
どんな気持ちでも大丈夫です。
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたい?」と問いかける
そして自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたい?」と問いかけます。
「どうしたい?」の主語は自分自身。
考えすぎて頭がパンクする時ほど、
自分を主語に問いかけていません。
自分以外の誰かのことを考えています。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなければならない」
「してあげる」
「して欲しい」
たとえばこれらの言葉は、
自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。
まさに他人軸になっているので、
周りの目が気になったり、
失敗を怖がりやすくなります。
また「どうしたいのか?」ではなく、
「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、
考えすぎて頭がパンクする傾向があります。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを周りに求め続けてしまうので、
自分で結論を出せず苦しんでしまうのです。
「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、
考えすぎて頭がパンクするのを克服するために不可欠です。
考えすぎて頭がパンクする状況は、
放置しても幸せになれません。
息苦しさを感じてしまったり、
人間関係に悩みやすくなったりと、
生きづらさを感じる様になります。
考えすぎて頭がパンクする根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。