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傷つきやすい人ほど人を傷つけるのはなぜ?心理背景と改善策

[最終更新日]2025/02/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

傷つきやすいことに悩む人は、

年齢や性別を問わず多いです。

 

仕事、恋愛、家族、人間関係など、

何かにつけて傷ついてしまう状況を放置しても良いことはありません。

 

「傷つきやすい自分を変えたい」

「なぜ傷つきやすいのか原因を知りたい」

 

こうした相談は定期的に寄せられます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

傷つきやすい原因と克服法を解説します。

 

また意外と知られていないものの、

傷つきやすい人が実は相手を傷つけてしまう事実もお伝えします。

 

傷つきやすいほど人を傷つける背景

傷つきやすい人は、

傷つかない様に自分を守ろうとします。

 

その結果、相手に本音を言わなかったり、

良い子を演じたり嘘をつくことも増えます。

 

自分が傷つかない様にするために、

自分を偽って過ごしてしまうのです。

 

ただし偽りの自分は、どこかでバレます。

 

「本音を言ってくれたら良かったのに…」

「言動に一貫性がない…」

「そんな風になるとは思わなかった…」

 

自分が傷つくのを回避し続ける中で、

相手を傷つけてしまうことがあるのです。

 

関係が悪化したり別れにつながったり、

信用を失ってしまうこともあります。

 

相手のせいにしてしまう

また傷つきやすいということは、

些細なことで傷ついてしまうのです。

 

傷ついたことを周りに伝えたり、

無意識に相手のせいにしてしまいます。

 

心理学では他責思考と言いますが、

他責思考や被害者意識が出やすいのです。

 

つい相手に言いすぎてしまったり、

相手のせいにする言動とってしまえば、

結果的に相手は傷ついてしまいます。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

傷つきやすくて悩んでいるのは、

自分の自信のなさが原因なのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば傷つきませんし、

傷ついてもすぐ立ち直れます。

 

一方で自信がないから些細なことで傷つき、

周りも傷つけてしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

傷つきやすい人の末路とは?

傷つきやすいままでは、

幸せな未来は待っていません。

 

人間関係でストレスを感じやすく、

気を張って疲れてしまうこともあるでしょう。

 

しかも傷つきやすいことで、

結果的に人を傷つけることも出てきます。

 

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う相手を変えたところで、

自分が変わらないと根本的な解決につながりません。

 

傷つきやすくて悩む状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

まず自分が変わる必要があります。

 

現状を好転する方法

 

次に現状を好転する方法を、

独自の視点から解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

傷つきやすい自分を変えることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組む方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

傷つきやすい人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず頭の中で考える癖があるのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

ネガティブに考えてしまうほど、

相手にどう思われるかが気になり失敗も怖がります。

 

結果的に傷つきやすくなってしまうのです。

 

どんな言葉でも大丈夫ですので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を改善するための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみを意識して活用することで、

人に注意できない悩みも早く改善できます。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

傷つきやすい人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「してほしい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分を主語に問いかけていない状態です。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっているのです。

これでは傷つきやすいままです。

 

「どうしたい?」を習慣化することが、

傷つきやすい自分を変えるためには不可欠です。

傷つきやすい自分を克服できれば、

悩みも解決し穏やかに毎日を過ごせる様になります。

 

仕事でもプライベートでも、

自分らしく振る舞いながら人間関係を築き、

自然と前向きに生きていけます。

 

傷つきやすい根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。