26Sep
［最終更新日］2023/11/28
こんにちは、伊庭和高です。
今回は末っ子気質について取り上げます。
末っ子気質とは決して、
末っ子だけが持つものではありません。
これから紹介する様な傾向があれば、
誰でも末っ子気質に当てはまるのです。
みんなに可愛がられたり、
甘え上手な一面があることを、
末っ子気質と言います。
この様に聞くと良い面ばかりに見えますが、
行き過ぎるとマイナス面もあります。
甘えん坊で周りを困らせたり、
何でもすぐ人に頼ってしまったり、
時にワガママに思われることもあるでしょう。
「末っ子気質をやめたい」という声も、
定期的に私の元に届きます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
末っ子気質の原因や心理背景を解説し、
克服法をお伝えします。
末っ子気質のマイナス面
先ほどもお伝えした様に、
末っ子気質が悪いわけではありません。
行き過ぎた末っ子気質によって、
仕事やプライベートで問題が発生するのです。
相手に求め過ぎる
よくあるマイナス面が、
相手に求め過ぎてしまうこと。
甘え過ぎてしまったり、
すぐに人を頼ったりと、
相手に負担をかけてしまうのです。
「して欲しい」
「してくれない」
この様な言葉が浮かんだ時は要注意！
末っ子気質が悪い方向に出ています。
一時的にはかわいがってくれても、
相手に求め過ぎれば嫌がられます。
関係がギクシャクしたり、
信頼を失ってしまうこともあるのです。
何より相手に求め過ぎれば、
自分で決断できなくなります。
物事の判断を相手に任せたり、
相手に依存してしまうこともあるのです。
末っ子気質が行き過ぎる根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
末っ子気質が行き過ぎる根本原因も、
自分の自信のなさなのです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば相手に求め過ぎません。
自分の行動は自分で決めながら、
必要に応じて周りを頼れるのです。
ですが自信が持てずにいる時ほど、
周りに頼り過ぎたり甘えてしまいます。
末っ子気質により悩みが生まれるのも、
自信のなさに直面した時なのです。
悩みは形を変えて繰り返される
「転職すれば…」
「付き合う相手を変えれば…」
この様に環境を変えることで、
現状を好転させたいと思う人は多いです。
確かに環境が変われば気持ちもリセットし、
一時的には楽になるでしょう。
ですが自分が変わらなければ、
新たな環境でも末っ子気質が行き過ぎてしまうのです。
相手や職場を変えながら、
末っ子気質で悩まされてしまいます。
自信のなさに向き合うことをしなければ、
根本的な変化は生まれません。
その意味で悩みを抱える状況は、
時間が解決してはくれないのです。
末っ子気質をやめる方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
現状を好転する方法を解説します。
２つの方法を繰り返し実践することで、
末っ子気質に悩まされることがなくなります。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
末っ子気質に悩まされる時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブ思考が強まるほど、
相手に求め過ぎたり、
ワガママになってしまいます。
ネガティブに考えるほど自信が持てず、
末っ子気質が行き過ぎてしまうのです。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
自分で気持ちを声に出す上でも効果的です。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか？」と問いかけます。
「どうしたいのか？」の主語は自分自身。
末っ子気質に悩まされる時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に相手のことを考えているので、
自分を主語にして問いかけていないのです。
「して欲しい」
「してくれない」
先ほど紹介したこれらの言葉も、
相手のことを先に考えています。
「どうしたいのか？」と問いかけ、
自分を主語に行動することは、
現状を変えるために不可欠です。
自分がしたいことに気づければ、
相手に求め過ぎることはなくなります。
仕事でもプライベートでも、
末っ子気質に悩まされても良いことはありません。
人間関係に悩んだり、
ストレスを抱えてしまうのです。
末っ子気質に悩む根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
２つの方法に取り組むことで、
現状は今から変えられます。
「自信のなさとは何なのか？」
「どうすれば自信が持てる様になるのか？」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
