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ひとり反省会をやめたい!心理背景と改善策を独自に解説!

[最終更新日]2024/07/16

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

ひとりで反省会をすることはあるでしょう。

 

「ああすればよかったのかな…」

「もっと上手くやれたのでは…」

 

ひとり反省会を続けるうちに、

自分でも考えが整理できなくなったり、

ネガティブに考えてしまうことがあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

ひとり反省会をする人の心理背景を解説します。

 

同時に今までのひとり反省会をやめて、

前向きに行動できる様になる方法をお伝えします。

 

ひとり反省会をして悩み続ける人の心理背景

 

ひとり反省会をして悩み続けるのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

さっそく見ていきましょう。

 

頭の中で考え続けている

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する特性があります。

 

「ああでもない」

「こうすればよかったかな」

 

ひとり反省会を頭の中ですると、

結論がなかなか出ないのです。

 

自分を責め始めたり、

周りにイライラしたりと、

ネガティブ思考が強まり良いことはありません。

 

周りの反応や評価を気にしている

「あの人にどう思われているのか…」

「信頼を失ったらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

 

この様に周りの反応や評価を気にするほど、

ひとり反省会の悩みは深まります。

 

どれだけ周りの反応や評価を気にしても、

相手の心を読み取ることはできません。

 

正解がわからない問題を解いている様なもので、

いつまでも結論が出ず悩み続けてしまいます。

 

今後に活かす視点がない

「あれが良くなかった…」

「もっと上手くやれたよね…」

 

この様に過去を振り返るばかりで、

今後に活かす視点がない人が意外と多いです。

 

どれだけ過去を振り返っても、

過去の出来事を変えることはできません。

 

過去を振り返り反省するのは大事ですが、

未来へ意識を向けないと反省の意味がないのです。

 

過去への後悔ばかり考えてしまい、

不毛な反省会になってしまいます。

 

ひとり反省会をして悩む原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ひとり反省会をして悩み続けるのも、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

自信があれば過去のことを悩み続ける、

未来へ意識を向け行動へ移せます。

 

周りの反応や評価が気になるのも、

自信のなさが原因なのです。

 

同じ悩みを繰り返す懸念が…

時間が経てば気持ちも落ち着きますが、

同じ悩みを繰り返す可能性があります。

 

場面や相手や環境を変えながら、

ひとり反省会を続けてしまうのです。

 

その度に悩みを抱いてしまうのは苦しいでしょう。

 

ひとり反省会を続けて悩む状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

根本解決をする必要があります。

 

現状を好転する3ステップ

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する3ステップを解説します。

 

3ステップを繰り返し実践することで、

ひとり反省会で悩むことがなくなり、

生産的な反省ができる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

ひとり反省会をして悩んでしまう人は、

普段から自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまうのです。

 

先ほどもお伝えした通り、

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まってしまいます。

 

一説では1日に頭で考える事柄の、

9割がネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中で反省会をするのではなく、

声に出してブツブツ反省会をすると、

ネガティブに考え込んでしまうこともなくなります。

 

「本当はどうしたかった?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「本当はどうしたかった?」と問いかけます。

 

過去を振り返ることは大切ですが、

「どうしたかった?」と問いかけるのがポイントです。

 

・どうするべきだった?

・どうした方がよかった?

・どうしたらよかったのか?

 

詳細は後ほどお伝えしますが、

これらは自分が主語になっておらず、

自分以外の誰かに答えを求めている状態です。

 

これではいつまでも結論が出ず、

悩み続けてしまうのです。

 

「これからどうしたい?」と問いかける

「どうしたかった?」と問いかけた後は、

「これからどうしたい?」と問いかけます。

 

過去に意識を向けたからこそ、

未来へと意識を向けます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

ひとり反省会をして悩む人は、

自分を主語にして問いかけていません。

 

周りの反応や評価を気にする様に、

自分以外の誰かのことを先に考えてしまいます。

 

・した方がいい

・するべきだ

・しなければいけない

・してあげる

・して欲しい

 

たとえばこれらは自分を主語にしておらず、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

「どうしたい?」と自分を主語にすることは、

現状を好転するために必要不可欠です。

ひとり反省会を続けても、

ネガティブな気持ちが強まるだけです。

 

周りのことを気にし続けたり、

自分で結論を出せなくなったりと、

いいことは何もありません。

 

ひとり反省会をして悩む原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを実践することで、

現状を変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。