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インポスター症候群の治し方!自己診断チェックテストも公開!

[最終更新日]2023/05/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回はインポスター症候群の治し方を取り上げます。

 

自分の力で何かを達成し周囲から高く評価されても、

自分にはそのような能力はない、

評価されるに値しないと自己を過小評価してしまうこと

 

これがインポスター症候群です。

 

さらにわかりやすく言えば、

自分で自分を認められず、

むしろ過小評価してしまうことです。

 

自分を認められずにいれば、

ネガティブ思考が生まれやすくなります。

 

仕事でも私生活でも、

自分で自分を責めたりと苦しんでしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

インポスター症候群の治し方を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

インポスター症候群の治し方

 

まずはインポスター症候群の治し方を、

独自の視点で解説したいと思います。

 

そもそもインポスター症候群とは、

1978年に心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスが提唱した理論です。

 

彼らはインポスター症候群を病気と言っておらず、

誰にでも起こりうる可能性があるとしています。

 

つまりインポスター症候群は治せるのです。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

インポスター症候群を克服することができます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

インポスター症候群が起こる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

自分を認められなかったり、

過小評価してしまう時の共通点が、

頭の中で考えを巡らせているのです。

 

心の声を実況中継するイメージで、

まずは自分でどんな気持ちも声に出していきましょう。

 

どんな気持ちもまずは声に出して受け止めること。

 

これがインポスター症候群を抜け出す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

インポスター症候群を改善することに役立ちます。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

インポスター症候群に悩む時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と悩み続けています。

 

あるいは自分がしたいことを考えても、

「どうせ自分には無理だ」と飲み込んでしまうのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

インポスター症候群を克服する上で不可欠です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけが、

自分で自分を認められる状態にもつながります。

 

インポスター症候群の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

インポスター症候群に悩まされるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分自身を認められます。

 

自分を過大評価することもなければ、

過小評価することもないのです。

 

その一方で自分に自信が持てないと、

自分を認めることができません。

 

自信の有無が、インポスター症候群の分かれ目だと言えるのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

インポスター症候群のレベルを自己診断するための、

チェックテストとしての役割も果たせます。

 

周りの目が気になる

そして自分に自信が持てない人は、

周りの目を気にしています。

 

「あの人の方ができるから…」

「嫌われたらどうしよう…」

 

こうした気持ちが出てくるほど、

自分に自信も持てなくなります。

 

人と比べて劣等感を抱いたりと、

自分を過小評価しやすくなるのです。

 

周りの目が気になる人は、

インポスター症候群に悩まされていると言えるのです。

 

完璧主義

またインポスター症候群の人は、

完璧主義の傾向もあります。

 

「完璧にやらなきゃ」と思い、

自分で基準を上げてしまうのです。

 

「まだ足りない」

「もっとやらなきゃ」

 

この様に自分を追い込むほど、

自分を認めることができなくなります。

 

何よりどれだけ完璧を求めても、

完璧な状態が実現することはありません。

 

完璧主義に向き合わなければ、

インポスター症候群も改善しないと言えます。

 

また私は、完璧主義の度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

完璧主義にどれだけ悩んでいるかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の経験が影響を与えている

そもそも生まれた時から、

自分に自信がない人はいません。

 

周りの目が気になったり、

完璧主義な赤ちゃんは、

どう考えてもいないのです。

 

ですが大人になるにつれ少しずつ、

自信のなさが形成されていきます。

 

発達心理学では小学校低学年頃から、

周りの目が気になり始めると言われています。

 

つまりインポスター症候群は、

幼少期の経験が影響を与えているのです。

 

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親との関わりの中で抱いた感情が、

インポスター症候群の原因になることもあるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「できない点ばかり指摘されていた」

「親もインポスター症候群だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子どもにも悪影響が及ぶのです。

 

インポスター症候群は克服できる

ただし先ほどもお伝えした通り、

生まれた時から自信がない人はいません。

 

インポスター症候群とは性格ではなく、

後天的に身についたものです。

 

誰でも自信のなさと向き合うことで、

インポスター症候群は克服できるのです。

インポスター症候群に悩まされても、

良いことは何もありません。

 

自分を認められず、

ネガティブな気持ちが充満してしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

インポスター症候群を克服できる様になります。

 

自信を持って振る舞える様になるので、

自分が本当に望む毎日を実現できる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。