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完璧主義で仕事が遅い原因と克服法!仕事ができない現状を抜け出す

[最終更新日]2023/05/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるのは完璧主義。

男性女性を問わず、

完璧主義に悩んでいる人は多いです。

 

特に今回は仕事中に完璧主義になってしまうケースを、

具体的に取り上げていきたいと思います。

 

「完璧主義で仕事が遅い…」

「完璧主義で仕事ができない…」

「完璧主義で何もできない…」

 

こうした相談を受けることも多いので、

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

完璧主義の特徴や原因と克服法を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

仕事中に完璧主義が出るとどうなるか?

「仕事中に完璧主義が出るとどうなるのか?」

 

ここでは完璧主義の人の特徴を紹介します。

 

どれか1つに当てはまっていれば、

職場で完璧主義になっています。

 

やたら資料を作り込む

完璧主義の傾向がある人ほど、

やたらと資料を作り込みます。

 

「まだダメだ」

「もっと良いものができるはず」

 

完璧さを求めるほど、

細かい部分が気になり修正を重ねます。

 

資料作成に想像以上の時間がかかり、

自分で自分を追い込んでしまうのです。

 

報連相が遅くなる

相手にどう思われるのかを気にして、

報連相が遅くなってしまう傾向もあります。

 

完璧に伝えなければと思ってしまうので、

中途半端な状態では伝えられないのです。

 

報連相に時間をかけてしまうので、

その分だけ気疲れも蓄積してしまいます。

 

頭の中で考える癖がある

完璧主義の特徴として、

頭の中で考える癖があります。

 

頭の中で考えを巡らせて、

自分でパンクしてしまうのです。

 

また私たち人間は頭で考えるほど、

マイナスな側面に目が向く様になります。

 

頭で考える癖があれば、

その分だけ何度も確認する様になり、

どんどん完璧さを求めてしまうのです。

 

何も手につかなくなる

完璧さを求めるほどに、

仕事が何も手につかなくなることがあります。

 

「あれもしないと…」

「これもしないと…」

 

頭の中がパンクしてしまい、

手が動かなくなってしまうのです。

 

家に仕事を持ち帰る

家に仕事を持ち帰る傾向があるなら、

完璧主義が仕事で出ています。

 

「家に持って帰ってでもやらなきゃ」

「空いた時間を上手く使わなきゃ」

 

ここまで挙げた特徴に当てはまれば、

仕事がなかなか進まなくなったり、

自分で納得できる状態にたどりつけなくなります。

 

かといって毎日残業するわけにもいかず、

つい自宅に持ち帰って仕事をしてしまいます。

 

完璧主義で仕事が遅い…

ここまで様々な特徴を紹介しましたが、

いずれも完璧主義で仕事が遅い状態が生まれます。

 

完璧さを必要以上に求めてしまい、

一向に仕事が進まないのです。

 

完璧主義に悩む私のお客様の中では、

上司に仕事の報告がなかなかできず、

気づけば午前中が終わってしまったケースもありました。

 

完璧主義を続けているのは、

余計な疲れを抱え込むことにつながるのです。

 

完璧主義がなぜつらいのか?

「完璧主義がなぜつらいのか?」

それは漢字を見ると明らかになります。

 

完璧さを求めるのは、

決して悪いことではありません。

 

ですが「主義」という言葉が付くことで、

完璧さを求め過ぎてしまうのです。

 

完璧主義とは、完璧さを求め過ぎている状態。

行き過ぎ・やり過ぎている状態だと言えます。

 

飲み過ぎ

食べ過ぎ

寝過ぎ

共感し過ぎ

 

どんな物事にも言えますが、

やり過ぎると自分に悪影響が及びます。

 

飲み過ぎれば頭が痛くなり、

食べ過ぎればお腹が痛くなり、

寝過ぎれば頭が働くなり、

共感し過ぎれば気疲れが蓄積します。

仕事は1日の3分の1以上を占めています。

 

それだけ完璧主義を続けていたら、

気づけば疲れ果ててしまうのです。

 

体調を崩しやすくなったり、

首や肩が凝り始めることもあるでしょう。

 

あるいは仕事のストレスが爆発し、

友達や恋人や家族に当たってしまうかもしれません。

 

自分にとって良いことは、何1つないのです。

 

完璧主義の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事中に完璧主義になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

自分に自信が持てていないことで、

必要以上に完璧さを求めてしまいます。

 

「完璧にしないと」という様に、

自分自身を追い込んでしまうのです。

 

また私は、完璧主義の度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

完璧主義にどれだけ悩んでいるかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

周りを気にするほど完璧主義になる

また完璧主義な人によく見られるのが、

周りにどう思われるかを気にしてしまうこと。

 

「否定されたらどうしよう…」

「上手くいかなかったらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

 

周りにどう思われるかを気にするほど、

万全の準備ができないと行動できないと考えてしまいます。

 

結果として仕事がなかなか進まず、

完璧主義に拍車がかかってしまうのです。

 

異動や転職をしても悩みは解決しない

異動すれば…

転職すれば…

起業すれば…

 

完璧主義の悩みを解決しようとして、

環境を変えようとする人がいます。

 

ですが環境を変えても悩みは解決せず、

むしろ悪化してしまいます。

 

完璧主義の原因は自信のなさであり、

自信のなさを感じていると

悩みは形を変えて繰り返されてしまいます。

 

新たな環境でも完璧主義になってしまい、

ますます自分を追い込んでしまうのです。

 

仕事の完璧主義を克服する方法

「完璧主義をやめたい!」

こうした声を受けることは多いので、

ここからは完璧主義を克服する方法を紹介します。

 

2つの方法を紹介しますので、

仕事中に実践してください。

 

自分の気持ちを声に出す

最初にお伝えする方法が、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

完璧主義に悩んでいる人の多くが、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考えてしまうのが、

完璧主義に悩む人の特徴なのです。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが大切です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

ぬいぐるみを意識して活用することで、

完璧主義を克服できる様になります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

完璧主義に悩んでいる人は、

自分を主語に問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを気にしたり、

自分の気持ちにフタをしてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

完璧主義をやめる上で不可欠です。

 

完璧主義はストレスです

完璧主義とはやり過ぎの状態であり、

心身にストレスをかけてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

完璧主義をやめることができれば、

ストレスフリーで働ける様になります。

 

肩の力を抜いて効率良く働け、

人間関係の気疲れもなくなります。

 

完璧主義の詳細な解決法や、

実際に悩みを克服したお客様の声は、

こちらの記事で詳しく特集しています。

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。