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人に言われたことを引きずる心理背景とは?解決策は3つ!

[最終更新日]2023/10/17

こんにちは、伊庭和高です。

 

「人に言われたことを引きずってしまう」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

人に言われたことを引きずるほど、

ネガティブな気持ちが増大し、

毎日を楽しめなくなってしまいます。

 

言われたことを引きずった結果、

ミスやトラブルが発生したりと、

悪循環に陥ることもあります。

 

できる限り早く気持ちを切り替えるのが不可欠です。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人に言われたことを引きずらずに生きる方法を解説します。

 

人に言われたことを引きずらずに生きる3つの方法

 

まずは解決策を紹介します。

 

これから紹介する3つの方法を、

順番に実践してみてください。

 

人に言われたことを引きずる状態から、

早く抜け出せる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

人に言われたことを引きずる時ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けているのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

人に言われたことを考えてネガティブになる時は、

決まって頭の中なのです。

 

どんな気持ちもまずは自分で声に出すことが、

人に言われたことを引きずらずに生きる第一歩です。

ちなみにここでのポイントは、

まず自分で声に出すことです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

間違った方法なのです。

 

人に言われたことを誰かに吐き出せば、

確かにスッキリするでしょう。

 

ですが誰かに吐き出したところで、

モヤモヤが完全に消えるわけではありません。

 

一時的にスッキリするだけで、

すぐに気持ちが引き戻されるのです。

 

しかも聞いている相手は、

次第に嫌な気分になるでしょう。

 

人間関係が悪化する可能性も高いので、

まず自分で声に出すことが重要です。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出したら、

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけましょう。

 

過去の出来事を引きずっているわけです。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけると、

過去から引きずっている感情を受け止められます。

 

もちろん過去の事実は変えられませんが、

私たちは過去の出来事ではなく感情を引きずっています。

 

「もっとこうしたかった」という様に、

自分の気持ちに気づくことで、

次第にモヤモヤが消えていきます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

そして過去のことを振り返ったら、

未来のことに意識を向けます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかけてください。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分です。

 

自分を主語に問いかけるからこそ、

自分が望む行動を選択できます。

 

人に言われたことを引きずる時ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

相手のことばかり考えて苦しんだり、

「どうすればよかったのか?」と過去を後悔しているのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

人に言われたことを引きずらずに生きる上で不可欠です。

 

なぜ人に言われたことを引きずるのか?

 

ここまで解決策をお伝えしましたが、

次に心理背景を解説します。

 

「人に言われたことを引きずるのはなぜか?」

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

頭の中で考え続けている

先ほどもお伝えしたとおり、

頭の中で考えるほど言われたことを引きずります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

人に言われたことを引きずる時は、

決まって頭の中で考え続けているのです。

 

どれだけ頭の中で考えても、

気持ちは整理されません。

 

一度結論が出ても納得できなかったり、

モヤモヤを引きずりやすいのです。

 

相手のことを気にし続けている

「どう思われているのか…」

「嫌われたらどうしよう…」

 

この様に相手のことを気にするほど、

言われたことを引きずってしまいます。

 

自分の気持ちは脇に置き、

相手の反応ばかり考えてしまうのです。

 

どれだけ相手のことを気にしても、

相手の気持ちは変えられません。

 

相手を思い出してモヤモヤしたり、

後悔の気持ちが生まれたりと、

良いことはありません。

 

人に言われたことを引きずる根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人に言われたことを引きずってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば過去のことを引きずりません。

 

言われたことを思い出しモヤモヤせず、

未来に意識を向け行動できる様になります。

 

自信がない時ほど過去を持ち出し、

相手の反応を気にしたりと、

ネガティブな気持ちになってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

私はよく、悩みは形を変えて繰り返されるとお伝えします。

 

転職したり付き合う相手が変わっても、

自分自身が変わらなければ、

新たな環境でも嫌なことを引きずってしまいます。

 

その意味で人に言われたことを引きずる状況は、

時間が解決してくれることはありません。

 

時間が経過しても嫌なことにとらわれ、

日常生活に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

まとめ

冒頭で紹介した3ステップを実践し続けると、

人に言われたことを引きずらずに生きれる様になります。

 

いつまでも過去にとらわれず、

自分が望む毎日を生きることができます。

 

人に言われたことを引きずる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを実践することで、

人に言われたことを引きずるのを直していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。