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とっさに嘘をついてしまう!直し方は2つ!自信のなさが原因

[最終更新日]2022/06/02

こんにちは、伊庭和高です。

 

「とっさに嘘をついてしまう」という相談は、

私の元にもよく寄せられています。

 

嘘をつきたいわけではないので、

気づけば口から嘘を発しているのです。

 

仕事でもプライベートでも、

このままでは悪影響が及んでしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

とっさに嘘をついてしまう原因や心理背景を解説します。

 

その上でどうすれば現状を変えられるのか、

改善方法もお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

とっさに嘘をついてしまう心理背景

 

とっさに嘘をついてしまう時は、

大きく3つの心理が影響しています。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

相手の反応を気にしている

「変な風に思われたらどうしよう」

「嫌われたらどうしよう」

「怒られたらどうしよう」

 

この様に相手の反応が気になるからこそ、

気づいたら嘘をついてしまうのです。

 

そもそも相手の反応を気にしなければ、

とっさに嘘をつく必要もありません。

 

また自分の発言を受けた相手の表情を見て、

つい発言を修正してしまう人もいます。

 

これも相手の反応を見た上で、

嘘をついてしまうことがあるのです。

 

相手の反応を気にするのが癖になっていると、

嘘をついてしまう場面も増えるのです。

 

見栄を張っている

「相手に良く思われたい」

「自分の評価が高い様に見せたい」

 

この様に見栄を張る気持ちがあると、

つい口からでまかせを言ってしまいます。

 

とっさに嘘をつくことで、

好印象を持たれる様にしているのです。

 

とはいえ一時的に見栄を張れても、

嘘で自分を塗り固めている様なものです。

 

相手との関係が継続する場合、

常に見栄を張った自分でいなければならず、

精神的な疲れを感じやすくなります。

 

失敗を恐れている

「上手くいかなかったら…」

「間違えたら…」

 

この様に失敗を恐れていると、

つい嘘をついてしまうことがあります。

 

失敗を回避することにつながる時に、

とっさに嘘をついてしまうのです。

 

確かに嘘をつくことで、

失敗せずに済む場面もあるでしょう。

 

ですがそれが癖になっていれば、

常に失敗を回避し続けてしまいます。

 

失敗は回避できるものの、

同時に成功もしないので、

どこか虚しさが残ることもあります。

 

とっさに嘘をついてしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

とっさに嘘をついてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればとっさに嘘はつきません。

 

周りの反応を気にしたり、

見栄を張ってしまったり、

失敗を恐れてしまうのも、

自分の自信のなさが原因なのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の経験が影響している

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の経験が影響しています。

 

幼い頃にとっさに嘘をつくことはありません。

 

周りの反応を気にせず、

自分の気持ちに素直に振る舞えていました。

 

ですが大人になるにつれて、

次第に自信のなさが形成されたのです。

 

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で、

自信のなさが生まれることはよくあります。

 

「親の顔色を伺っていた」

「良い子を演じていた」

「親もとっさに嘘をつく人だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が出てしまいます。

 

とっさに嘘をつく様になる状態が、

親だけでなく友達や職場や恋愛など、

さまざまな人間関係でも影響してしまうのです。

 

今から改善できます

とはいえ冷静に考えれば、

生まれた時から自信がない人はいません。

 

とっさに嘘をつくのは性格ではなく、

後天的に身についただけなので、

誰でも今から現状を変えられます。

 

何より嘘をつくのが癖になるほど、

自分の気持ちにも嘘をつきやすくなります。

 

言いたいことがわからなくなったり、

何がしたいかわからなくなり、

流されている様に人生を送ってしまいます。

 

とっさに嘘をつかない自分に変わる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を変える方法をお伝えします。

 

とっさに嘘をつく癖の直し方は、

これから紹介する2つの方法です。

 

順番に実践することで変化を実感できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

とっさに嘘をついてしまう人ほど、

普段から自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

周りの目が気になったり、

失敗を恐れやすくなるのです。

 

頭の中で考える癖があると、

自信のなさも感じやすくなり、

とっさに嘘もつきやすくなるのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

嘘をつかない自分に変わる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを受け止めやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

とっさに嘘をつく人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

「した方がいい」

「しなきゃいけない」

「するべきだ」

「してあげる」

「して欲しい」

 

この様に周りのことを先に考え、

「どうしたいのか?」と問いかけるのを忘れています。

 

周りの反応を気にしている時ほど、

自分よりも先に周りのことを考えてしまいます。

 

自分を主語にして問いかけることは、

とっさに嘘をつく自分を変えるために不可欠です。

とっさに嘘をついてしまうのは、

長い目で見ても幸せにはなれません。

 

信頼関係を失ったり、

自分の気持ちを抑えてしまうので、

幸せな未来は訪れないのです。

 

とっさに嘘をついてしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践して、

現状を変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。